新語時事用語辞典とは?

2015年7月14日火曜日

秩序保持権

読み方:ちつじょほじけん

国会において、議院の秩序を保持するために、衆議院議長、および、参議院議長に与えられた職務権限。

秩序保持権は、国会法第19条により「各議院の議長は、その議院の秩序を保持し、議事を整理し、議院の事務を監督し、議院を代表する。」と規定されている。

秩序保持権により衆参両院議長は、会議中に議員が秩序を乱したり議院の品位を傷つけたりした場合、制止したり発言を取り消させたり、議場から退去させたりすることができる。また、議場が大きく混乱した場合には、休憩の宣告、散会などもすることができる。

関連サイト:
国会法 - e-Gov

沈埋トンネル工法

読み方:ちんまいトンネルこうほう
英語:immersed tunnel construction method

あらかじめ海底に溝を作っておき、トンネル部分となるパーツを溝まで沈め、接合してトンネルを作る方法。水底トンネル工法の1つ。

沈埋トンネル工法は、いわゆるプレハブ方式でトンネルを作る方法で、他の水底トンネル工法に比べてトンネル内部への海水の流入が少なく、また、工期が短いという特徴がある。

ちなみに、水底トンネル工法には、沈埋トンネル工法の他にケーソン工法やシールド工法、開削工法などがある。

オシャレ障害

読み方:オシャレしょうがい
別名:おしゃれ障害
別名:お洒落障害

化粧や洋服選びなどのオシャレに起因する健康上の問題の総称。

オシャレ障害の例としては、不衛生な環境でピアス穴を空けようとして炎症を起こしたり、金属アレルギーになったり、濃い目のメイクで目元まわりの薄い肌がかぶれたり、髪を染色・脱色しようとして頭皮が著しく痛んだり、スキニージーンズのような細身で伸縮性の乏しい服の着用によって血行が阻害されて果ては歩行困難に陥ったり、といった例が典型として挙げられる。症状によっては回復しきらず、痕や後遺症が残ってしまう場合もあり得る。

とりわけ思春期の頃は、オシャレに興味を持ち始める年頃である一方、まだ肌は弱く敏感であり、オシャレに関する十分な知識も備わっていないため、オシャレ障害が生じるリスクが比較的高いといえる。2010年代半ば現在、オシャレ障害に関する啓蒙の取り組みが活発になりつつある。

関連サイト:
中学生のあなたへ第7号 「おしゃれ障害」(PDF) - 東京都福祉保健局 南多摩保健所