新語時事用語辞典とは?

2015年8月26日水曜日

農福連携

読み方:のうふくれんけい

農業関連事業者と福祉関連事業者が連携して、障害者を支援する取り組みのこと。

高齢化の進む農業分野においては、障害者の参入によって労働人口が増加し、生産力の上昇が期待できる。また、福祉分野においては、障害者の働く場所の選択肢が増えるというメリットや、自然と接することによる健康状態、精神状態への好影響も期待できる。

農福連携は、農林水産省をはじめ地方公共団体などが中心となり推し進められている。

関連サイト:
農福連携に関する情報 - 農林水産政策研究所

郵政株

読み方:ゆうせいかぶ

日本郵政株式会社、株式会社ゆうちょ銀行、株式会社かんぽ生命保険の3社の株式の総称。

郵政株は、日本郵政公社が郵政民営化により分社した際に誕生した企業である。

郵政株のうち、日本郵政株式会社は、日本郵便とゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の3社を子会社に持つ日本郵政グループの持株会社である。また、ゆうちょ銀行は銀行業務、かんぽ生命保険は保険業務を行う企業である。

関連サイト:
日本郵政株式会社
株式会社ゆうちょ銀行
株式会社かんぽ生命保険

週休3日制

読み方:しゅうきゅうみっかせい
別名:週休三日制

1週間のうち3日を休日とする制度。

週休3日制は、1か月のうち、休日が3日間ある週が最低1週ある場合を指す。毎週、休日が3日間ある場合は、完全週休3日制という。

週休3日制は、主に子育てや介護などを抱えた社員や、仕事をしながら学校に通う社員などが利用するケースが多い。

週休3日制を採用する企業では、1日の就労時間を8時間から10時間に増やすなどして、賃金に影響しない策を講じていることもある。

ツーウェイプライス

英語:two way price

為替レートを売値と買値の2つの価格を同時に表示する方法。

為替レートは、例えばドル/円を「1ドル 120.10-15円」のように表示することがある。これは、為替取引業者が顧客に対して120円10銭で買い、120円15銭で売るということを意味している。ドル/円が120円10銭から15銭の間で推移しているのとは異なる。

ツーウェイプライスは、為替取引業者がすべての顧客に対して公平に取引をしているという意思表示でもある。

なお、外国為替証拠金取引においては、「BID 120.10、ASK 120.15」のように表示することが多い。

アベレージコスト

別名:平均コスト
別名:平均価格
英語:average cost

株式や外国為替などにおける、1つの銘柄の持ち値のこと。

株式のある銘柄を1000円で500株、1100円で500株保有している場合のアベレージコストは1050円になるが、1000円で500株、1100円で300株保有している場合のアベレージコストは1050円とはならない。

アベレージコストは、次の計算式で求めることができる。

アベレージコスト=総買付額÷総株式数

上記の場合のアベレージコストは、(1000×500+1100×300)÷(500+300)の計算式により、1037.5円となる。なお、損益分岐点は、総買付額に売買手数料を加えれば算出できる。