新語時事用語辞典とは?

2015年9月17日木曜日

先頭指値

読み方:せんとうさしね
別名:先頭指値注文

株式の売買注文をする際に、現在の株価よりも1単位高い株価で買いの指値注文をすること、あるいは、現在の株価よりも1単位低い株価で売りの指値注文をすること。条件付き注文の1つ。

例えば、7000円で取引きされている銘柄を先頭指値で買い注文する場合、呼値が1円単位なので、7001円の指値注文となる。また、売り注文する場合は、6999円の指値注文となる。

ちなみに先頭指値では、顧客が注文を出した時点での株価と証券会社が取引所に執行する時点での株価が異なる場合があるため、顧客が注文を出した時点での株価より1単位高い(あるいは低い)価格で約定されない場合がある。

W指値

読み方:ダブルさしね
別名:W指値注文
別名:ダブル指値
別名:ツイン指値
別名:ダブル指値注文
別名:ツイン指値注文

保有している株式を、現在よりも高い価格、および、安い価格で指値すること。あるいは、その注文方法のこと。条件付き注文の1つ。

W指値は、もう少し高くなったら売りたいが売り逃して損はしたくないといった時に用いることが多い。例えば、1株あたり500円で購入した株式が、現在550円まで上昇しているとする。この時、580円で売りの指値注文をして、520円で売りの逆指値注文をする。これにより、最大利益と最小利益を確定することができる。

なお、指値注文が値幅制限により満たされない金額の場合にはW指値注文は成立しない。よって、逆指値注文の金額に達しても約定はされない。

条件付き注文

読み方:じょうけんつきちゅうもん
別名:条件付注文

株式を売買する際に、執行条件や価格条件などを指定して注文すること。

条件付き注文には、前場、あるいは後場の寄付でのみ有効な寄付注文、引けでのみ有効な引け注文、指成注文などが挙げられる。また、価格を条件とする逆指値注文や先頭指値注文、W指値注文(ツイン指値注文)なども条件付き注文である。