新語時事用語辞典とは?

2015年10月20日火曜日

建築確認済証

読み方:けんちくかくにんずみしょう
別名:確認済証

建築を予定している建物が、建築基準法などの法律に適合していると判断した時に交付する証明書。

建築確認済証は、建築基準法により規定されており、建築主事の資格を有する特定行政庁や民間機関などにより交付される。

建築確認済証は、都市計画区域内の建物や延面積の広い建物を建築する際に必要なもので、建築確認済証の交付を受けて工事が着工される。

関連サイト:
建築基準法 - e-Gov

建築検査済証

読み方:けんちくけんさずみしょう
別名:検査済証

建築中の建物について、中間検査や建築が完了した時の検査が建築基準法に適合していると判断した時に交付される証明書。

建築検査済証は、建築基準法により規定されており、建築主事の資格を有する特定行政庁や民間機関などが現地で施工写真を撮影したり、建築確認済証通りに施工されたかどうかなどの確認を行い、適合と判断した場合に交付される。

国土交通省によれば、建築確認済証の交付件数に対する建築検査済証の交付件数の割合を示す完了検査率は、1998年の時点で38%だった。2011年にはおよそ90%まで改善されたものの、10%前後の建築物には建築検査済証が交付されていないことになる。

関連サイト:
建築基準法 - e-Gov

完了検査率

読み方:かんりょうけんさりつ

確認済証の交付件数に対する検査済証の交付件数の割合。

確認済証は、建築を予定している建物が関連法律に適合している場合に交付されるもので、検査済証は、建築が完了した時に関連法律に適合している場合に交付されるものである。

完了検査率は、建築した建物がどれだけ検査を受けているかを表す数値である。一般的には、確認済証の交付を受けた建物すべてが検査を受けるという向きが多いが、国土交通省によれば、1998年の完了検査率は38%、2011年は改善され90%という結果が出ている。これは、銀行が新築物件購入者に融資を行う際は、検査済証の写しの提出を要件とするよう、国土交通省が要請したことに因るものとされる。

通知カード

読み方:つうちカード

マイナンバー(個人番号)の記載された、名刺大の紙製のカード。

通知カードには、マイナンバーや名前、住所、生年月日、性別、発行日などが記載されている。

通知カードは、行政機関の窓口などで提示を求められた際に利用したりする。通知カードには顔写真は貼付されていないため、本人確認の際には運転免許証などの提示が必要になる場合がある。

なお、個人番号カードの交付を受ける場合は、通知カードと引き換えになる。

関連サイト:
個人番号カード総合サイト/通知カードについて