新語時事用語辞典とは?

2015年10月28日水曜日

新しいタイプの商標

読み方:あたらしいタイプのしょうひょう

商標法の改正をうけて新たに認められた商標の区分。従来は商標登録の対象でなかった5つの要素が、あらたに商標として認められるようになった。

2015年に「新しいタイプの商標」として認められた要素は次のとおりである。


  • 動き商標(時間経過に伴う動き・変化)
  • ホログラム商標(ホログラフィーによる図形変化)
  • 色彩のみからなる商標(図形を含まない色彩の組み合わせ)
  • 音商標(聴覚的に認識される音)
  • 位置商標(図形や文字の位置により特徴づけられる商標)
「色彩のみからなる商標」は、複数の色の組み合わせだけでなく、単色も対象に含まれうる。

2015年10月半ば時点で、久光製薬や小林製薬が音商標の登録を完了、エステーやワコールが動き商標の登録を完了している。


関連サイト:
新しいタイプの商標の保護制度について - 特許庁

赤い舌

読み方:あかいした
別名:中国の赤い舌
別名:九段線
別名:牛舌線
別名:U字線

南沙諸島を含む南シナ海で中国が領有権を主張している境界線。境界線の形状が舌の形をしていることから赤い舌と呼んでいる。

赤い舌は、フィリピンやベトナム、ブルネイ、マレーシアなどの国々が主張する領海と重なっており、たびたび軍事的な衝突が発生している。中国は、赤い舌の領域に人工島をつくるなどその一部を実効支配しており、石油や天然ガス資源といった海洋資源の掘削や漁獲などを行っているとされる。

2015年11月、アメリカ合衆国はイージス駆逐艦ラッセンを南シナ海に航行させる「航行の自由作戦」を実施し、赤い舌での緊張が高まっている。