新語時事用語辞典とは?

2015年11月26日木曜日

a long time ago in a galaxy far far away

映画「スター・ウォーズ」のオープニングスクロールの最初に表示される言葉。「昔々、はるか彼方の銀河で」という意味。

「a long time ago in a galaxy far far away」は、スター・ウォーズのファンの間ではよく知られている言葉である。2015年11月下旬頃からGoogleの検索サイトでその語を入力すると宇宙空間の画面に切り替わり、オープニングスクロールさならがに検索結果が表示されることで話題になった。

2015年11月30日現在、「a long time ago in a galaxy far far away」の検索結果の仕掛けは、Chromeなど一部のブラウザに対応している。

関連サイト:
Google

或る列車

読み方:あるれっしゃ
別名:JRKYUSHU SWEET TRAIN「或る列車」

JR九州が、2015年夏頃から観光列車として運行している列車の名称。

或る列車は、鉄道模型で知られている原信太郎が製作した「或る列車」の模型をモチーフにデザイン、設計されている。ボディは金色を基調としたもので、一部には黒色と金色の唐草模様がデザインされている。定員は38人で2両編成で運行する。また、列車内は、2人用の個室とテーブル席、サービスカウンター、厨房などで構成されている。

或る列車は、大分・日田間、佐世保・長崎間などを週末を中心に1日1往復運行している。

関連サイト:
JRKYUSHU SWEET TRAIN「或る列車」 - JR九州(PDF)

官民対話

読み方:かんみんたいわ
別名:未来投資に向けた官民対話

日本の経済が歩むべき道筋を明らかにして、日本政府が取り組むべき環境整備のあり方や民間投資の目指すべき方向性の共有を目的に開催される会合の名称。

官民対話は、2015年6月に閣議決定された日本再興戦略に基づいて、日本経済再生本部のもとに開催される。主な構成員は、内閣総理大臣をはじめ、副総理や経済産業大臣、経済再生担当大臣、内閣官房長官、一億総活躍担当大臣で、他には産業界の有識者が加わる。2015年10月に第1回の官民対話が開催された。

2015年11月現在、官民対話では「個別企業の投資動向と課題」、「第4次産業革命に向けた投資と課題」、「エネルギー関連の投資と課題」、「産業界の投資拡大と賃上げ等の考え方」などについて議論が行われた。

関連サイト:
未来投資に向けた官民対話 - 首相官邸

レバレッジ型ETF

読み方:レバレッジがたイーティーエフ
別名:レバレッジ型上場投資信託
別名:レバレッジETF
別名:レバレッジ上場投資信託

株価指数の値動きに対して、2倍、3倍といった値動きをするETFの総称。

レバレッジ型ETFの2倍では、ベンチマークとなる株価指数が1%上昇すると、レバレッジ型ETFは2%上昇する。また、1%下落すると、レバレッジ型ETFは2%下落する。ただし、実際の価格は需給関係の影響を受けるため、必ずしも2倍になるとは限らない。

レバレッジ型ETFは、「JPX日経400レバレッジ」や「TOPIXベア2倍上場投信」というように、銘柄に「レバレッジ」や「2倍」、「ダブル」、「ダブルインバース」といった語が付加されることが多い。

ちなみに、アメリカ合衆国では2014年10月から3倍のレバレッジ型ETFが上場している。

変動操作取引

読み方:へんどうそうさとりひき

他人を有価証券の売買に誘引するために意図的に売買を繰り返すこと。金融商品取引法により禁止されている。

変動操作取引は、売買が活発に行われていると誤解させたり、株価を急騰させたりする行為である。具体的には、見せ玉や終値関与、買い上がり買付け、下値支えなどが挙げられる。

変動操作取引は相場操縦の1つで、相場操縦にはこの他に、仮装・馴合売買、違法な安定操作取引が挙げられる。

関連サイト:
金融商品取引法 - e-Gov

不公正取引

読み方:ふこうせいとりひき

有価証券を違法行為をもって取引すること。

不公正取引は、風説の流布・偽計、相場操縦、内部者取引などに該当する行為であり、金融商品取引法により禁止されている。

風説の流布・偽計は、相場の変動を図る目的で、根拠のない噂を不特定者に伝達したり、詐欺的、あるいは、不公正な策略を用いることである。また、相場操縦は、仮装・馴合売買や変動操作取引、違法な安定操作取引などを行うことである。内部者取引は、上場会社の会社関係者が業務上知り得た情報に基づき、公表前当該上場会社の株券を売買することである。

関連サイト:
金融商品取引法 - e-Gov

継続開示

読み方:けいぞくかいじ

上場会社が投資判断のために継続して企業情報を開示すること。

継続開示は、金融商品取引法により「有価証券の発行者である会社は、事業年度ごとに当該会社の商号、当該会社の属する企業集団及び当該会社の経理の状況その他事業の内容に関する重要な事項その他の公益又は投資者保護のため必要かつ適当な事項を記載した報告書を提出しなければならない。」と規定している。

継続開示の書類には、有価証券報告書や半期報告書、四半期報告書、自己株券買付状況報告書、臨時報告書などが挙げられる。

夢・未来プロジェクト

読み方:ゆめみらいプロジェクト

小学生や中学生にオリンピックへの理解やスポーツの良さを伝え、夢や希望を与えることを目的として開催するプロジェクトの名称。東京都教育委員会が中心となって、2015年8月から開催されている。

夢・未来プロジェクトでは、オリンピック選手を学校に招いて講演を開いたり、外国の文化や習慣の紹介、マナー講座などを行っている。また、パラリンピック選手を招き、障害者スポーツの紹介や障害者への理解向上などをも行っている。

夢・未来プロジェクトは、東京都が2020年東京オリンピックに向けた政策に係る事業の1つとして行われている。

関連サイト:
「夢・未来」プロジェクトの実施について - 東京都