新語時事用語辞典とは?

2015年12月4日金曜日

Japanese Soba Noodles 蔦

読み方:ジャパニーズソバヌードルつた
別名:JSN蔦

東京都豊島区に所在するラーメン店の名称。

Japanese Soba Noodles 蔦ではスープにトリュフオイルを用いるなど、独特な風味のあるラーメンを提供している。主にラーメンの専門誌や一般週刊誌などにもしばしば取り上げられ、過去には、「食べログベストラーメン」や「東京ラーメンオブ・ザ・イヤー」に選ばれている。また、2015年にはラーメン店として世界初となるミシュラン1つ星を獲得した。

Japanese Soba Noodles 蔦が提供する主なメニューには、醤油そば、味玉醤油そば、塩そばなどが挙げられる。ちなみに、Japanese Soba Noodles 蔦は近隣に2号店となる「蔦の葉」を構えている。

関連サイト:
Japanese Soba Noodles 蔦

スパンモデル

英語:span model

株価や為替レートなどの分析を行う際に用いられる、一目均衡表をベースにしたテクニカル指標。

スパンモデルは、計算式によって求められた2本のラインと、それらのラインを挟む領域(一目均衡表では雲と表現している)の状態、および、遅行スパンで構成されている。

スパンモデルの2本のラインは、赤色と青色で描画され、赤色ラインが青色ラインを上回っている時は雲の色を赤色で塗りつぶす。一方、青色ラインが赤色ラインを上回っている時は雲の色を青色で塗りつぶす。赤色で塗りつぶされた領域がレジスタンスゾーン、青色で塗りつぶされた領域がサポートゾーンとなる。

スパンモデルの見方や分析方法は多数あるが、一般的には、青色のラインが赤色のラインを下から上に突き抜けた地点を「買いサイン」、赤色のラインが青色のラインを下から上に突き抜けた地点を「売りサイン」とすることが多い。

運転免許自主返納

読み方:うんてんめんきょじしゅへんのう
別名:運転免許証自主返納

有効期限の残っている運転免許証を、自身の意思により返納すること。

運転免許自主返納は運転免許の申請取り消し行為であり、申請が認められると運転経歴証明書を受け取ることができる。運転経歴証明書は運転免許証と同様に公的な身分証明書として使用できるが、車を運転することはできない。

運転免許自主返納は、高齢者をはじめ、将来車を運転することがないと判断した人などが申請することが多い。

一部の自治体では、運転免許自主返納した人に対して公共交通機関や施設などの利用割引の特典を与えている。

関連サイト:
高齢者の交通事故を防ぐために - 千葉県警察

ピンクビラ

別名:ピンクチラシ

主に性風俗に関連したチラシのこと。ピンクチラシともいう。

ピンクビラは、繁華街での手渡しや郵便ポストへの投函、公衆電話ボックス内への貼付などの手段によって配布されることが多い。

風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(風俗営業法、風営法)では、「人の住居にビラ等を配り、又は差し入れること。」を禁止する規定が盛り込まれている。また、各自治体では、ピンクビラの頒布、掲示、差し入れなどを禁止するピンクビラ条例を設けているところが多い。

関連サイト:
風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律 - e-Gov

ゾーン30

車両の最高速度を時速30kmに規制した区域のこと。

ゾーン30は、生活道路での歩行者の保護を目的として都道府県の各警察により設定されている。ゾーン30が定めている生活道路とは、車道幅員が5.5メートル未満の道路である。

警視庁の資料によれば、歩行者と車両の交通事故では、車両の速度が時速30kmを超えると致死率が跳ねあがるという調査結果が出ている。そのため、ゾーン30を設けることで交通事故による死者が減るとしている。

なお、ゾーン30では、状況に応じて一方通行や通行禁止などの規制を実施することがある。

関連サイト:
ゾーン30の整備について - 警視庁

懐日

読み方:かいにち

主に台湾において、日本統治時代を懐かしむ、あるいは懐かしむようにしみじみと思いを馳せるようすを指す語。

昨今の台湾では、戦前に生を享けた世代だけでなく、20代30代の若者世代も「懐日」の雰囲気をまとっているとされる。2015年後半には台湾生まれで戦後に日本に引き揚げることとなった日本人をテーマにした映画「湾生」が異例のヒットを記録したが、このヒットの背景には若者世代が多く映画を評価したことが挙げられている。

湾生

読み方:わんせい

太平洋戦争以前の日本統治時代の台湾で生まれ育ち、戦後に日本に引き揚げる形で台湾を離れた日本人の総称。

湾生と呼ばれる人たちの多くは台湾で幼少期の大部分を過ごし、台湾こそ故郷と感じている場合も少なくないとされる。戦後日本に引き揚げた湾生の数は20万人余りに及ぶとされる。

2015年に台湾で湾生を主題とするドキュメンタリー映画が公開され、異例のヒットを記録している。同作品は湾生の世代だけでなく若者世代にも評価されているという。

「湾生」のヒットに伴い、あるいは映画「湾生」のヒットの背景として、日本統治時代へしみじみ思い馳せる「懐日」と呼ばれる傾向があることも指摘されている。