新語時事用語辞典とは?

2015年12月17日木曜日

創作四字熟語

読み方:そうさくよじじゅくご
別名:創作4字熟語

その年の世相を反映する創作された四字熟語のこと。

創作四字熟語は、四字熟語の漢字、あるいは、読み方を一部創作したものとなっている。創作四字熟語は、住友生命が毎年9月頃に行われる公募により寄せられた作品を、歌人の俵万智が審査し、12月に発表している。

2015年の創作四字熟語には、「責任十代」(選挙権が十代になることから)や「波乱番号」(マイナンバー制度で生活がどのように変わるのかといったことから)など10作品が優秀作品として発表された。他には、「邸空飛行」、「柱途半端」、「仮装狂騒」、「占客爆買」、「欧行民族」、「二人三達」、「蹴姿一貫」、「福婚悲嬢」などが選出された。

関連サイト:
創作四字熟語 - 住友生命

適正車両数

読み方:てきせいしゃりょうすう

ある決められた地域におけるタクシーの適正な台数のこと。

適正車両数は、計算式によって求めることができる。実際のタクシー台数が適正車両数よりも上回っている場合はタクシーの台数が過剰状態であることを表し、下回っている場合は台数が不足状態であることを表す。

適正車両数は、次の計算式で求めることができる。

適正車両数=需要量÷(総走行キロ×実車率÷延実働車両数)÷365÷実働率

なお、需要量は、「直近の年度の総実車キロ×(直近の年度の総実車キロ÷前年度の総実車キロ)」で求める。

実車キロ

読み方:じっしゃキロ

自動車が人を乗せたり貨物を載せたりして走行した距離をキロメートルで表したもの。

実車キロは、業務としてその車が実際に走行している距離を表したもので、主にタクシー業務における利用客の需要量を求める際に用いられる。需要量は、「直近の年度の総実車キロ×(直近の年度の総実車キロ÷前年度の総実車キロ)」で求めることができ、需要量をもとに、適正車両数を算出する。

実車キロに対して、人や貨物に関係なく自動車が走行した距離をキロメートルで表したものを走行キロという。また、走行キロから実車キロを引いたものを空車キロという。

走行キロ

読み方:そうこうキロ

自動車が走行した距離をキロメートルで表したもの。

走行キロは、自動車に搭載されているオドメーター(走行距離計)により知ることができる。

走行キロは、中古車として売買する際の判断材料の1つとして用いられる他に、タクシー業務における需要量や実車率を求める際に用いられる。

走行キロに対して、人を乗せたり貨物を載せたりして走行した距離をキロメートルで表したものを実車キロという。また、走行キロから実車キロを引いたものを空車キロという。

空車キロ

読み方:くうしゃキロ

主にタクシー業務において、タクシーが客を乗車させていない状態で走行した距離をキロメートルで表したもの。

空車キロは、タクシーが走行した距離(走行キロ)から、客を乗車して走行した距離(実車キロ)を差し引いた距離である。空車キロは、主にタクシーの実車率を調べる時に用いる。実車率は、「実車キロ÷空車キロ×100」で求めることができる。一般的に、実車キロが50%以上だとタクシーの業務効率はよいとされ、50%未満だと業務効率が悪いとされる。