新語時事用語辞典とは?

2016年1月5日火曜日

ライントレード

英語:line trade

チャート画面上に直線を描画して、その直線と現在値の位置関係から売買する手法のこと。

ライントレードでは、複雑に推移しているローソク足を1本、あるいは複数の直線で描画することで相場の大局を掴み、売買を行う。

ライントレードで描画する直線にはさまざまな種類があるが、最も簡単な直線は、直近の安値と高値を結んだトレンドラインである。また、ボックス圏で推移している場合に描画するレジスタンスラインやサポートラインなどもライントレードでよく用いられる。

他には、フィボナッチ・リトレースメントやギャンファン、ギャングリッド、収束三角形などもライントレードで用いられる。

ギャンファン

別名:ギャンアングル
英語:Gann fan

株式やFXなどにおいて、売買タイミングを図ったりトレンドを知ったりするために、チャート画面上に描画する9つの直線のこと。あるいは、その手法。アメリカ合衆国の投資家であるウィリアム・ギャンによって提唱された。

ギャンファンは、チャート画面上の特徴的な価格(高値、あるいは、安値)を基点として、右方向へ向かって9本の直線を描画する。9本の直線のうち基準線は「1x1」と呼ばれ、高値を基点とした場合には基点から右斜め下45度に直線を引く。また、安値を基点とした場合には基点から右斜め上45度に直線を引く。さらに、7.5度(8x1)、15度(4x1)、18.75度(3x1)、26.25度(2x1)、63.75度(1x2)、71.25度(1x3)、75度(1x4)、82.5度(1x8)の8本の直線を引く。これら9本の直線が扇の形をしていることからギャンファンと呼ばれる。

ギャンファンでは、「1x1」の直線を基準として、「1x2」あるいは「2x1」のラインがレジスタンスライン、サポートラインとなって推移するとしている。また、「1x2」を下回った場合には、「1x3」のラインが下値目途となる。

ギャンファンはライントレードの手法の1つで、他にはギャングリッドなどを挙げることができる。

ギャングリッド

英語:Gann grid

株式やFXなどにおいて、売買タイミングを図ったりトレンドを知ったりするために、チャート画面上に描画する網目状の直線のこと。あるいは、その手法。アメリカ合衆国の投資家であるウィリアム・ギャンによって提唱された。

ギャングリッドは、チャート画面上の特徴的な価格(高値、あるいは、安値)を基点として、45度と-45度の2本の直線を描画する。そして、2本の直線に平行を何本か描画する。これによりチャート画面は網目状の模様ができる。

ギャングリッドでは、網目の中を推移するチャートが、網目の上方に触れた地点を売り、下方に触れた地点を買いとしている。なお、チャートが網目状の中を推移するように、角度を変えて描画する場合もある。この場合、網目の形状が正方形からひし形に変わる。

ギャングリッドはライントレードの手法の1つで、他にはギャンファンなどを挙げることができる。

大間マグロ

読み方:おおまマグロ
別名:大間まぐろ
別名:大間鮪

青森県大間町で水揚げされたマグロのこと。

大間マグロは、体長が2m、重さが100kg前後の大型魚に属するクロマグロ(ホンマグロ)である。トビウオやサンマ、イカなどを餌にして一本釣りや延縄の漁法を用いて釣り上げられる。

大間マグロは、マグロの中でも高級魚とされ、競りでも高値で取引されている。2013年の築地市場での初競りにおいては、222kgの大間マグロが1億5540万円で落札されて話題になった。

世界の都市総合力ランキング

読み方:せかいのとしそうごうりょくランキング
別名:GPCI
英語:Global Power City Index

世界各国の都市を、経済や文化、環境などの要素をもとに評価して順位付けしたもの。森記念財団の都市戦略研究所が毎年1回調査を行い公表している。

世界の都市総合力ランキングは、経済、研究・開発、文化・交流、住居、環境、交通・アクセスの6つの分野について評価し、総合点の高い順に並べたものである。評価は、竹中平蔵やサスキア・サッセン、市川宏雄、リチャード・ベンダーなどの学者によって構成された委員が行っている。

2015年の世界の都市総合力ランキングでは、1位はロンドン、2位はニューヨーク、3位はパリで、以下、東京、シンガポール、ソウル、香港、ベルリン、アムステルダム、ウィーンと続く。

関連サイト:
世界の都市総合力ランキング(GPCI) 2015

世界偏見地図

読み方:せかいへんけんちず

ある人物、あるいは、ある国の国民の目線で見た他国のイメージを、地図で表したイラスト。ブルガリアのデザイナー、ヤンコ・ツヴェツコフが考案、制作している。

世界偏見地図は、さまざまな人物、国を中心として制作されている。例えば、インドから見た地図では、日本はロボット、中国はゴミ工場、ロシアは武器のスーパーマーケットと書かれている。また、ドナルド・トランプから見た地図では、日本は高層ビルを愛する人、中国は壁の専門家、インドをセクシーなヒヨコと書かれている。

世界偏見地図はこの他にもマリーヌ・ル・ペンやフェイスブックユーザーなどを題材にしたものが制作されている。

関連サイト:
Atlas of Prejudice - (英語)