新語時事用語辞典とは?

2016年1月8日金曜日

CSI300指数

読み方:シーエスアイさんびゃくしすう
英語:China Securities Index 300

中国の上海証券取引所と深セン証券取引所に上場しているA株のうち、時価総額や流動性の高い300銘柄で構成されている指数。中証指数有限公司が算出している。

CSI300指数は、時価総額加重平均方式を採用しており、2004年12月31日時点の時価総額を1000としている。そのため、大型株のCSI300指数に対する寄与度が大きいという特徴がある。

CSI300指数には、中国平安保険や中国民生銀行、興業銀行、招商銀行、万科企業など中国を代表する企業が名を連ねている。

CSIの指数にはCSI300指数の他に、CSI100指数やCSI200指数、CSI500指数、CSI700指数、CSI800指数などがあるが、一般的にはCSI300指数が用いられており、サーキットブレーカーを発動する際の判断指標としても用いられている。

関連サイト:
中証指数有限公司 - (英語)

売買単位

読み方:ばいばいたんい

株式を取引する際に必要な最小の株式数のこと。

売買単位は銘柄ごとに決められており、2014年3月までは1株、10株、50株、100株、200株、500株、1000株、2000株の8種類の売買単位があった。2014年4月からは100株と1000株の2種類になっている。

日本取引所グループでは、2007年頃から投資家の利便性向上を図ることを目的として売買単位を100株に統一するための取り組みを進めており、2018年10月から全ての銘柄の売買単位を100株にすることを発表している。

関連サイト:
売買単位の統一 - 日本取引所グループ

連動率

読み方:れんどうりつ

株価指数を原指数とする投資信託が、対象としている指数とどのくらい連動しているかをパーセンテージで表したもの。

投資信託と株価指数は一般的には高い確率で連動するが、外的要因や内的要因などによって価格が連動しない場合がある。

投資家は、原指数となる株価指数の動向を分析した上で投資信託を購入するケースが多いため、比較的連動率の高い投資信託に人気が集中する傾向にある。

日経CPINow

読み方:にっけいシーピーアイナウ

株式会社日本経済新聞社と株式会社ナウキャストが合同で算出、配信している物価指数の名称。

日経CPINowは、小売店に設置されているPOSシステムを通じて、商品の価格や販売数などをもとに物価指数をはじき出した「東大日次物価指数」(東大指数)を継承したものである。

日経CPINowは、2016年1月からナウキャストの運営する「NowcaSTats」(ナウキャスタッツ)を通じて配信サービスを行っている。

関連サイト:
株式会社ナウキャスト

スタンダードプリコーション

別名:スタンダードプレコーション
英語:standard precautions

病院に入院しているすべての患者に適用される感染予防策のこと。

スタンダードプリコーションは、患者の体液や分泌物、粘膜には感染リスクがあるとみなして感染の有無にかかわらず実施されるものである。具体的には、患者へ手洗いを働きかけることや看護師の手袋、マスクの着用、リネンなどの適切な破棄、消毒などが挙げられる。

ちなみに、感染症が判明した患者に対する対応策をユニバーサルプリコーションという。