新語時事用語辞典とは?

2016年2月19日金曜日

世界報道写真大賞

読み方:せかいほうどうしゃしんたいしょう
英語: World Press Photo Contests

オランダの世界報道写真財団が主催する報道写真のコンテストの名称。1955年から開催されている。

世界報道写真大賞は、報道カメラマンの撮影した写真から、その年を象徴する写真を1枚選出するものである。1年に1回開催され、毎年2月頃に前年分の大賞を決定する。

2015年は、国境に張られた有刺鉄線の隙間から乳児を渡しているシリア難民の姿を撮影した写真が大賞に選ばれた。

関連サイト:
世界報道写真財団 - (英語)

ふるさと納税未来大賞

読み方:ふるさとのうぜいみらいたいしょう

「自立と分散で日本を変えるふるさと知事ネットワーク」が主催する、ふるさと納税を積極的に活用している自治体に贈られる賞の名称。

ふるさと納税未来大賞は、ふるさと納税で得た寄付金を有効に活用している自治体、ふるさと納税者との関係を継続的なものにするための取り組みを行っている自治体、ふるさとの大切さに気付いてもらえるような取り組を行っている自治体などを選考基準としている。

2015年11月にふるさと納税未来大賞への応募を開始し、2016年1月に5つの自治体を選出した。受賞したのは北海道東川町や青森県弘前市、岩手県、埼玉県宮代町、岐阜県笠松町の5つの自治体である。

ちなみに、「自立と分散で日本を変えるふるさと知事ネットワーク」は、青森県や山形県、石川県、福井県、山梨県、長野県、三重県、奈良県、鳥取県、島根県、高知県、熊本県、宮崎県の13の県知事によって構成されている。

関連サイト:
「ふるさと納税未来大賞」について - (PDF)
自立と分散で日本を変えるふるさと知事ネットワーク - 福井県

37条書面

読み方:さんじゅうななじょうしょめん

宅地建物取引業者が、不動産取引において契約が成立した際に取引当事者に対して交付する書面のこと。宅地建物取引業法の第37条により規定されている。

37条書面に記載する内容は、当事者の氏名や住所、所在地の他に、代金とその支払い時期や方法、引き渡しの時期、移転登記の申請時期などとなっている。なお、37条書面は、宅地建物取引業者の記名押印を要し、締結後に遅滞なく交付しなければならないと規定されている。

ちなみに、不動産取引において契約成立前に取引当事者に対して交付する書面を「35条書面」という。

関連サイト:
宅地建物取引業法 - e-Gov

35条書面

読み方:さんじゅうごじょうしょめん
別名:重要事項説明書

宅地建物取引業者が、不動産取引において契約成立前に取引当事者に対して交付する書面のこと。宅地建物取引業法の第35条により規定されている。重要事項説明書ともいう。

35条書面は、宅地建物取引業者が作成し交付する。35条書面の説明は、宅地建物取引士が行う。

35条書面に記載する内容は、当該物件の所有者の氏名や、契約の期間や更新に関する事項、敷金、電気・ガス・水道などの状況、支払方法や支払時期などである。

ちなみに、不動産取引において契約成立後に取引当事者に対して交付する書面を「37条書面」という。

関連サイト:
宅地建物取引業法 - e-Gov

めやす賃料

読み方:めやすちんりょう

マンションやアパート、一軒家などの物件を4年間賃借したした場合の1か月当たりの賃料のこと。公益財団法人日本賃貸住宅管理協会が提唱している。

めやす賃料は、その地域における習慣の違いや、敷金・礼金の考え方の違いなどから、一定の共通した賃料を算出できないという問題を解消するために提唱されたものである。

めやす賃料は、賃料の他に、共益費や管理費、敷金、礼金、更新料などを含めて算出する。

例えば、賃料10万円、共益費5000円、更新料1か月分(2年ごと)のめやす賃料は、{(100000+5000)×48+100000}÷48=107083円となる。

関連サイト:
めやす賃料とは - 公益財団法人日本賃貸住宅管理協会