新語時事用語辞典とは?

2016年4月4日月曜日

オイルおにぎり

ご飯と具材を混ぜ合わせ油分を加えたおにぎりのこと。

オイルおにぎりは、油分に含まれる栄養素が摂取でき、一般的なおにぎりよりももちもち感が出るといった特徴がある。

オイルおにぎりは、おにぎりの中心部に具材がまとまっているタイプのものではなく、ご飯と具材を混ぜ合わせたタイプが多い。具材には、枝豆やじゃこ、梅干し、ベーコンなどさまざまな食材が用いられる。これにごま油やオリーブオイル、亜麻仁油などを加えておにぎりの形に仕上げたものがオイルおにぎりである。

青野カ原

読み方:あおのかはら

岐阜県大垣市青野町にある古戦場のこと。

青野カ原という語は、安土桃山時代の公卿である近衛前久の古文書「前久書状」に記されている。

前久書状は、関ヶ原の合戦の直後に書かれたもので、当時の様子が詳細にわたって記されていることから関ケ原の合戦の戦場だった可能性があるとされる。この研究は、2016年2月に開催された陽明文庫講座において、藤井譲治(石川県立歴史博物館館長、京都大名誉教授)によって発表された。

関連サイト:
第6回陽明文庫講座 - (PDF)

バスタ新宿

読み方:バスタしんじゅく
別名:新宿南口交通ターミナル

新宿高速バスターミナル株式会社が運営する、JR新宿ミライナタワー4Fに所在する高速バスのターミナルの名称。2016年4月に開業した。

バスタ新宿は、新宿駅周辺に点在していた高速バス乗り場を集約した施設で、JRをはじめとして小田急や京王、富士急などのバスの乗降場となっている。

バスタ新宿には高速バス30台分の乗降スペースが設けられており、1日の発着便数はおよそ1600、乗降者数4万人が利用するとされている。

関連サイト:
バスタ新宿

慣らし保育

読み方:ならしほいく

保育園での生活に慣れることを目的として実施する保育のこと。

慣らし保育は、新しく保育園に通う被保育者を対象に行われる。一般的には1週間から数週間程度の期間で、数時間程度保育園で生活を送る。なお、慣らし保育を開始した数日間は、保護者が保育園に滞在することもある。

慣らし保育の期間は、通常の保育内容と特に変わりはなく、保育者が保育園での生活に慣れたと判断した時点で慣らし保育は終了する。

併殺崩し

読み方:へいさつくずし
別名:ゲッツー崩し
別名:ダブルプレー崩し

野球の試合において、攻撃側が併殺を免れるために守備側の行動を妨げること。

併殺崩しは、ノーアウト、あるいは、1アウトの時に、1人以上の走者がいるときに行われる。例えば、1塁に走者がいる時に打者が内野ゴロを打った場合、守備側はボールを2塁、1塁の順にタッチすれば併殺(ダブルプレー)が成立する。併殺崩しのために、1塁ランナーは2塁ベースではなく、守備側の選手に向かって走ったり、選手の足に向かってスライディングしたりして送球ミスを誘う。

なお、併殺崩しは危険行為と判断されることがあり、対象選手が退場処分を受けたり、併殺が成立しなかった場合でも併殺が認められるケースもある。