新語時事用語辞典とは?

2016年9月28日水曜日

アクティブシニア

定年退職したシニア世代のうち、趣味に邁進したり新しい事に意欲的に取り組んだりと、旺盛な意欲を持つ人々を指す言い方。会社を離れて自分の自由な時間を持つようになり、あらためて自分のための人生を謳歌しようという活力にあるれる人々。

2010年代半ば現在における「アクティブシニア」は、いわゆる団塊の世代である。高度経済成長期の盛んな消費活動を経験してきた世代でもあり、生活へのこだわりも強い。定年退職したとはいえ「働けるうちは働きたい」という意欲を持つ者も少なくない。

アクティブシニアは高齢化・少子化の進む日本において、消費・生産の両方面において活躍する世代として注目されている。

荷受代行

読み方:にうけだいこう
別名:荷受け代行
別名:荷物転送バイト
別名:荷受代行・荷物転送アルバイト

荷物を転送するアルバイトなどと謳い、応募者の名義を勝手に使用してスマホを契約する等の行為をはたらく詐欺的な手口の通称。2016年半ば頃に明らかになりつつある手口であり、振り込め詐欺等の犯罪との関連が指摘されている。

いわゆる荷受代行の典型的内容は、荷物を受け取って所定の宛先に転送するという名目で小銭稼ぎのアルバイトを募集する。応募者には雇用手続きに必要だからといって身分証明書などを提出させる。ここで転送される荷物が、実はアルバイト応募者の個人情報を使って契約された携帯電話・スマートフォン等の機器であり、本人はそれと知らずに受け取ってから第三者に転送、そして勝手に使用されることになる。転送されたスマホは振り込め詐欺などの犯罪行為に使用される恐れがあるとの指摘がある。

アルバイトに応募して転送作業に従事した側は、自身の名義でスマホが契約され、いわれなき利用料金を支払うことになったり、解約を図る際に違約金を請求されたりすることのなる。

独立行政法人国民生活センターは、こうしたアルバイトへの応募や個人情報の伝達を絶対にしないようにと註記喚起を行っている。

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