読み方:よやくさいようがたしょうがくきん
別名:入学前採用型奨学金
大学における奨学金制度のうち、入学前の段階で申請でき、かつ入学前に給付の可否が決定する奨学金制度の総称。給付の条件や給付額、給付期間などは実施する大学によって異なる。
「入学してしまった後に奨学金の給付が受けられないことを知って窮乏する」という状況を回避できるため、金銭的困難を抱える家庭にとっては入学を志願しやすくなる。
新語時事用語辞典とは?
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2017年3月29日水曜日
2017年3月28日火曜日
2017年3月16日木曜日
テロ等準備罪
読み方:テロとうじゅんびざい
別名:テロ等組織犯罪準備罪
別名:テロ準備罪
別名:新共謀罪
テロ(テロリズム)をはじめとする組織的犯罪計画を未然に阻止するための法律の呼び名。
テロ等準備罪は、2016年半ばに検討の俎上に上った。2017年3月半ばに政権与党である自民党・公明党が共に法案を了承し、閣議決定に向けて進行している。
テロ等準備罪は、かつて提議された「共謀罪」の法案を、構成要件の厳格化により改めたものと説明されることが多い。「共謀罪」は組織的犯罪を準備した者を罰するための法案として2000年代に何度か検討されたが、いずれも廃案となっている。
2017年3月15日水曜日
高所平気症
読み方:こうしょへいきしょう
高所に身を置いた際に多くの人が本能的に感じる恐怖心を抱かず、平然としていられる状態を指す語。「高所恐怖症」になぞらえた表現といえる。
多くの人は、ある限度を超えた高所に上ると、「落ちてしまうかもしれない」「落ちらたら無事ではいられない」といった強迫観念に似た感覚を覚えて身がすくんでしまう。その高さの程度は人によって異なるものだが、高所平気症は、どれほど高所に上っても、落下の可能性が高い状況に身を置いても、ほぼ恐怖心を覚えない。
高所平気症は、特に高層マンションに住んでいる幼児に多く見られるとされる。幼少期では、立体的な物への感覚が十分に発達していないため、自分が高所にいるという意識が鈍い。
ちなみに、東京消防庁によれば、2011年から2015年の5年間に5歳以下の子ども114人が窓やベランダから墜落し救急搬送されたという調査結果が出ている。
関連サイト:
住宅等の窓・ベランダから子供が墜落する事故に注意!
高所に身を置いた際に多くの人が本能的に感じる恐怖心を抱かず、平然としていられる状態を指す語。「高所恐怖症」になぞらえた表現といえる。
多くの人は、ある限度を超えた高所に上ると、「落ちてしまうかもしれない」「落ちらたら無事ではいられない」といった強迫観念に似た感覚を覚えて身がすくんでしまう。その高さの程度は人によって異なるものだが、高所平気症は、どれほど高所に上っても、落下の可能性が高い状況に身を置いても、ほぼ恐怖心を覚えない。
高所平気症は、特に高層マンションに住んでいる幼児に多く見られるとされる。幼少期では、立体的な物への感覚が十分に発達していないため、自分が高所にいるという意識が鈍い。
ちなみに、東京消防庁によれば、2011年から2015年の5年間に5歳以下の子ども114人が窓やベランダから墜落し救急搬送されたという調査結果が出ている。
関連サイト:
住宅等の窓・ベランダから子供が墜落する事故に注意!
2017年3月3日金曜日
2017年3月2日木曜日
水防法
読み方:すいぼうほう
水防に関する法律。洪水、津波、高潮といった水災に対応することを目的とする。
水防法は、主に、水災の警戒や水害の軽減のために行政側が取るべき行動について規定している。たとえば第7条では都道府県は水防計画を定める事としている。
水防法第15条では、社会福祉施設などの「要配慮者利用施設」については洪水などが発生した場合に備えた避難訓練や避難計画を用意する旨が規定されている。ただし、従来の水防法では、する「よう努めなければならない」という努力目標の扱いだった。
2016年8月、岩手県に台風が上陸して小本川が大雨により氾濫、下流の高齢者施設が濁流に呑まれて、施設を利用していた高齢者9名が死亡した。同水害を受けて2017年2月に水防法が改定、要配慮者利用施設における避難計画の作成は義務として規定されることとなった。
関連サイト:
水防法 - e-Gov
水防に関する法律。洪水、津波、高潮といった水災に対応することを目的とする。
水防法は、主に、水災の警戒や水害の軽減のために行政側が取るべき行動について規定している。たとえば第7条では都道府県は水防計画を定める事としている。
水防法第15条では、社会福祉施設などの「要配慮者利用施設」については洪水などが発生した場合に備えた避難訓練や避難計画を用意する旨が規定されている。ただし、従来の水防法では、する「よう努めなければならない」という努力目標の扱いだった。
2016年8月、岩手県に台風が上陸して小本川が大雨により氾濫、下流の高齢者施設が濁流に呑まれて、施設を利用していた高齢者9名が死亡した。同水害を受けて2017年2月に水防法が改定、要配慮者利用施設における避難計画の作成は義務として規定されることとなった。
関連サイト:
水防法 - e-Gov
バイオ3Dプリンタ
読み方:バイオスリーディープリンタ
別名:バイオ3Dプリンター
細胞その他の生体材料を立体的(3次元的)に配置して、医療分野に活用できる生体組織を構築する装置の総称。3Dプリンタの技術や考え方を再生医療に活用する新技術として注目されている。
バイオ3Dプリンタは各種細胞を有機的に配置し、積層させていくことで、皮膚のような生体組織を作成する。具体的な技術は多種多様であるが、リコーが開発しているバイオ3Dプリンターの場合はインクジェット方式で細胞を吐出する方式が採用されている。インク的に扱われる細胞はナノメートル単位という極小の世界である。
別名:バイオ3Dプリンター
細胞その他の生体材料を立体的(3次元的)に配置して、医療分野に活用できる生体組織を構築する装置の総称。3Dプリンタの技術や考え方を再生医療に活用する新技術として注目されている。
バイオ3Dプリンタは各種細胞を有機的に配置し、積層させていくことで、皮膚のような生体組織を作成する。具体的な技術は多種多様であるが、リコーが開発しているバイオ3Dプリンターの場合はインクジェット方式で細胞を吐出する方式が採用されている。インク的に扱われる細胞はナノメートル単位という極小の世界である。