新語時事用語辞典とは?

2017年9月11日月曜日

大麻ワックス

読み方:たいまワックス
英語: cannabis wax

大麻の幻覚成分を抽出し、濃縮加工した物質。大麻の濃縮加工には圧縮して液化したガスを使用する工程があるが、ブタンなど可燃性のガスも用いられるため、作業中に火災が発生する可能性がある。日本では2015年11月12日、京都府の男性2名が大麻ワックスを製作していた最中、火災報知器が作動したことで警察から作業場を摘発され、大麻取締法違反(栽培)の疑いで逮捕された。

大麻ワックスの製造は市販品を使って可能であり、使用時の燃焼による臭いが乾燥大麻程強くないため、周囲に使用が気づかれにくい。また、濃縮された幻覚成分によって、他の強力な麻薬製品のように強い効用を感じることができるため、取り締まりが強化された危険ドラッグの使用者が大麻ワックスを使用する例なども見られる。

大麻ワックスなど、大麻からの幻覚成分を濃縮加工した物質は、黄土色や琥珀色などの黄色に近い色を持つことが多い。また、大麻ワックスのように固形化したものではなく、乾燥大麻を煮詰めて濃縮した液状の「大麻リキッド」も日本での使用が確認されている。

MOP

別名:Massive Ordnance Penetrator
別名:大型貫通爆弾

攻撃対象の表層を貫通して内部に到達してから爆発する大型爆弾。いわゆる「バンカーバスター」の強化版。

MOPは、重さ数トンを超える重量級の爆弾を高度10キロメートル程度の高高度から落とし、攻撃対象となる構造物を破壊・貫通、到達できる限界地点まで進んだところで爆発することで、構造物を内部から効果的に攻撃できる。地下施設も地下数十メートル程度なら岩盤を破壊して到達する、

攻撃対象を貫通してから爆発して攻撃力を最大化する兵器には「バンカーバスター」がある。ただしバンカーバスターは今日期待されるだけの十分な破壊能力を発揮できない可能性が濃厚となっている。そのため、より大型で破壊力の出せるMOPが期待を集めている。