新語時事用語辞典とは?

2017年11月2日木曜日

水陸機動団

読み方:すいりくきどうだん
英語:Amphibious Rapid Deployment Brigade

2018年3月に新たに編成される、陸上自衛隊の島嶼防衛専門部隊。防衛省は当初、水陸機動団を九州・沖縄地方の自衛隊駐屯地または米海兵隊基地に配置する想定。

水陸機動団は、2013年12月に閣議決定された「平成26年度以降に係る防衛計画の大綱について」に基づく中期防衛力整備計画の中で編成を計画された。日本国内の島嶼が侵攻や災害を受けた際、速やかに救助活動と奪還作戦を展開するため、水陸機動隊は海上自衛隊と航空自衛隊と共に投入される。

水陸機動団が新編される陸上自衛隊では、2005年から米海兵隊との合同訓練を実施している。

ICAN

読み方:アイキャン
別名:核兵器廃絶国際キャンペーン
英語:International Campaign to Abolish Nuclear Weapons

各国の政府に対して核兵器廃絶と核兵器禁止条約の順守を訴える、国際的なキャンペーン。オーストラリアで活動を開始し、2007年にオーストリアの首都ウィーンで正式に設立された。現在の活動拠点はスイスのジュネーブ。

ICANは数百の提携組織(partner organization)とキャンペーン運営スタッフで構成されている。非政府組織であれば、その規模の大小にかかわらずICANの提携組織への加入に申請が可能である。2017年10月時点で、ICANの提携組織として合計468の非政府組織が101ヵ国から登録されている。

ICANは2017年10月6日、核兵器禁止条約の採択への貢献を称えられ、ノーベル平和賞を受賞した。