新語時事用語辞典とは?

2017年11月7日火曜日

グローサラント

英語:grocerant

生鮮食品店あるいは食料雑貨店(グローサリーストア)の店舗の中に飲食店(レストラン)を併設した形の店舗形態、あるいは業態のこと。生鮮食品の販売エリアと、そこで販売されている食材を使った料理が食べられるエリアがある店舗。

グローサラント内で提供される料理は、基本的に、同店舗で販売されている食材を活用して作られる。新鮮野菜を使った料理の美味しさを確認しつつ、上手な調理法への手がかりなども得つつ、気に入った食材を購入できる。もちろんレストランとしても利用できる。

グローサラントはアメリカで発展した業態といえる。2017年半ば現在では日本国内の生鮮食品店あるいはコンビニエンスストアなどでグローサラントの形式を導入した店舗が登場、増加しつつある。

民事婚

読み方:みんじこん
英語:civil marriage
英語:civil wedding

婚姻の方法・手続きのうち、行政機関に届け出て承認を受けることにより婚姻関係が成立する形の婚姻のこと。主に「宗教婚」などの語と対比される。

日本では民事婚の手続きのみが正式な婚姻手続きとして認められる。婚姻は私法が適用される一種の契約とも見なせる。

民事婚に対して、宗教婚は、宗教上の婚姻の儀式を執り行えば法的にも正式な婚姻関係を結んだと認められる形態である。キリスト教やイスラム教などを国教とする国の中には、民事婚だけでなく宗教婚も認める国、あるいは宗教婚のみ正式な結婚の手続きとして認める国も少なくない。

宗教婚

読み方:しゅうきょうこん
英語:religious marriage

宗教上の婚姻の儀式・典礼を執り行うことで結ばれる婚姻関係のこと、および、そのような方法で結婚すること。主に「民事婚」などの語と対比される。

日本では、役所における手続き(婚姻届の提出)によって婚姻関係が法的に成立するが、国や文化によっては、宗教施設において教義に基づく婚姻の儀式を執り行えば正式に婚姻関係を結んだと認められる場合がある。

宗教婚はキリスト教圏やイスラム教圏の国々などで認められている場合がある。民事婚と宗教婚のどちらも正式な婚姻手続きとして認めている国もあれば、宗教婚のみを婚姻の手続きとして認めている国もある。