新語時事用語辞典とは?

2018年2月6日火曜日

人新世

読み方:じんしんせい
読み方:ひとしんせい
別名:アントロポセン
英語:Anthropocene

地質年代の区分として提唱されている時代区分、または同区分を導入採用する学説の呼び名。

人新世の区分は、人類が地球の生態系や気候に多大な影響を及ぼすようになった時代を地質学的に定義するべきという位置づけと言いうる。

国際地質学会議で2016年に行われた検討会では、人新世の採用に賛成する意見が反対意見を大きく上回っている。ゆくゆくは標準的な考え方として学界に受け容れられていくのではという見解が優勢といえる。

平壌オリンピック

読み方:ピョンヤンオリンピック
別名:平壌五輪

2018年2月に韓国・平昌(ピョンチャン)で開催される第23回冬季オリンピック(通称・平昌オリンピック)を茶化して呼ぶ言い方。平壌に首都を置く北朝鮮が主導する大会だ、という揶揄が込められている。

平昌オリンピックの開催前は北朝鮮が存在感を示しており、同国の参加を促すために開催国である韓国が振り回されるような形になっている。女子アイスホッケーにおいては南北合同チームを特例的に結成するなどして良かれ悪しかれ注目を浴びた。平和の祭典であるはずのオリンピックに政治的思惑を持ち込んでいるとの批判もある。

韓国政府は「平壌オリンピック」という呼び名をレッテル貼りであるとして不快感を示している。