英語:Superflare
太陽表面で生じるフレア(太陽フレア)現象のうちとりわけ規模の巨大なフレアのこと。太陽表面で恒常的に発生している通常のフレアの数百~数千倍もの規模に上る。
フレア現象は太陽表面のガス層(太陽大気)において突発的にエネルギーが解放され巨大なガス爆発を起こす現象である。フレアは多量の荷電分子や放射線、衝撃波などを放出する。数日を経て地球に接近・到達する場合もある。
太陽フレアは通常の規模であっても地球へ多量の衝撃波や電磁波を注ぎ、「磁気嵐」による通信障害などを発生させる要因となり得る。もし太陽でスーパーフレアが発生し、それによって放出された膨大な量の粒子等が地球に到達した場合には、電気・通信関係のインフラを中心に大規模な障害が発生すると予測されている。
2012年5月に、京都大学付属天文台の研究グループは、太陽と同程度の大きさの恒星でスーパーフレアが観測されることを発表した。それまでは太陽でスーパーフレア級の爆発現象は生じないという見解もあったが、昨今では太陽でスーパーフレアが発生する可能性はあるという見方が有力となっている。
新語時事用語辞典とは?
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テンプライソギンチャク
別名:Tempuractis rinkai
別名:新属新種Tempuractis rinkai gen. et sp. nov.
ムシモドキギンチャク科のイソギンチャクの新種。海綿(カイメン)類の内部に棲息し、カイメンと共生している。東京大学が日本国内の磯で発見し、新種と判定、「テンプライソギンチャク」(Tempuractis rinkai)と命名し学術誌「BioOne」で発表した。
和名「テンプライソギンチャク」は赤い触手と衣を纏ったような様子をエビの天ぷら(エビ天)に見立てた呼び名であるという。
テンプライソギンチャクが棲息しているノリカイメンは佐渡島や三重県鳥羽市など複数箇所で見つかっている。このノリカイメンの1種は自然下では必ずテンプライソギンチャクと共生した状態で見つかっており、共生せず独立して棲息している個体は確認されていないという。
関連サイト:
カイメンと共生する新属新種のイソギンチャク ― 東京大学大学院 2018年4月9日
First Detailed Record of Symbiosis Between a Sea Anemone and Homoscleromorph Sponge, With a Description of Tempuractis rinkai gen. et sp. nov. (Cnidaria: Anthozoa: Actiniaria: Edwardsiidae) ― BioOne
別名:新属新種Tempuractis rinkai gen. et sp. nov.
ムシモドキギンチャク科のイソギンチャクの新種。海綿(カイメン)類の内部に棲息し、カイメンと共生している。東京大学が日本国内の磯で発見し、新種と判定、「テンプライソギンチャク」(Tempuractis rinkai)と命名し学術誌「BioOne」で発表した。
和名「テンプライソギンチャク」は赤い触手と衣を纏ったような様子をエビの天ぷら(エビ天)に見立てた呼び名であるという。
テンプライソギンチャクが棲息しているノリカイメンは佐渡島や三重県鳥羽市など複数箇所で見つかっている。このノリカイメンの1種は自然下では必ずテンプライソギンチャクと共生した状態で見つかっており、共生せず独立して棲息している個体は確認されていないという。
関連サイト:
カイメンと共生する新属新種のイソギンチャク ― 東京大学大学院 2018年4月9日
First Detailed Record of Symbiosis Between a Sea Anemone and Homoscleromorph Sponge, With a Description of Tempuractis rinkai gen. et sp. nov. (Cnidaria: Anthozoa: Actiniaria: Edwardsiidae) ― BioOne