新語時事用語辞典とは?

2018年6月20日水曜日

紀州のドン・ファン

読み方:きしゅうのドンファン

和歌山県田辺市出身の実業家・野崎幸助氏の異名。自叙伝のタイトルにも用いられている二つ名である。2018年5月に怪死したことを受けて連日マスメディアが異名と共に事件の行方を報じた。

紀州のドン・ファンこと野崎氏は、郷里にて小売・金融・不動産などの事業を成功させたやり手の経営者としてその名を馳せる。同時に好色家としても知られる。氏も「いい女を抱くために金持ちになった」旨を公言している。

「ドン・ファン」という名はスペインにおける伝説的な(伝説上の)プレイボーイの呼び名である。

氏は2018年5月に自宅で死亡した。調査の結果、死因は急性覚醒剤中毒だったと見られている。

利尻島のヒグマ

読み方:りしりとうのヒグマ
別名:利尻島の羆
別名:利尻のヒグマ
別名:利尻島で確認されたヒグマ

利尻島で確認・発見されたヒグマ(羆)の通称。2018年6月に島内でヒグマの存在が100余年ぶりに確認され話題となった。

利尻島は北海道北部の日本海側、北海道からはおよそ20キロメートルほど離れた沖合に位置する。ヒグマは生息していないとされている。1910年代に北海道本島から泳いで渡ってきたヒグマが上陸直後に島民に発見された記録がある。そお個体はただちに駆除されたという。

2018年5月末に、利尻島の南東の海岸で大型動物の足跡が発見され、ヒグマの足跡と推定された。同じくヒグマのものと推定される糞も見つかった。翌6月半ばには島内の山林の固定カメラにヒグマの成体の姿が撮影されており、海を渡ってきたと思われるヒグマの存在が確定的となった。