別名:ステルス値上げ
英語:shrinkflation
食料品などの商品が、値段は据え置きのまま内容量を微妙に減らす形で実質的に値上げすること。価格を上げない代わりに容量を減らすこと。
シュリンクフレーション(shrinkflation)という語は「シュリンク(縮む)」によるインフレーションという意味合いで提唱された造語表現である。
シュリンクフレーションは、製造原価の高騰を要因として行われやすい。容量を維持して価格を引き上げる(値上げする)選択肢もあるが、値上げは消費者の反発を食らいやすい、そのため価格を据え置きにして容量を減らす選択肢が採られることになる。
昨今では日本でもシュリンクフレーション的な容量減に踏み切った商品が多く見られる。特に告知することもなく内容量を減らした商品は俗に「ステルス値上げ」と呼ばれている。
シュリクフレーション的な容量減は、従来よりも核家族化や人口減少といった家庭事情に合った少量という見方が可能な場合もあり得る。しかしながらメーカー側が「消費者のための変更」と謳って容量を減らした牛乳などは、ソーシャルメディア上では評価よりもむしろもっぱら嫌悪感を表明する声の方が多数派を占める。
Twitter上では「#くいもんみんな小さくなってませんか日本」のハッシュタグを付けたステルス値上げ=シュリンクフレーションの報告が盛んに投稿されている。
関連サイト:
#くいもんみんな小さくなってませんか日本 ― Twitter
新語時事用語辞典とは?
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2018年6月22日金曜日
ブロック塀
読み方:ブロックべい
別名:コンクリートブロック塀
別名:コンクリートブロックウォール
別名:CB塀
英語:concrete block wall
コンクリートブロックを積み上げて土地の区切りや目隠しなどに用いる構造物のこと。コンクリートブロックの塀。
一般的なコンクリートブロック塀は、ブロックの空洞部分に鉄筋を通し、モルタルを充填して空洞を埋めつつブロック同士も接着し、強度を確保しながら積み上げていく形で設けられる。転倒を防ぐために「控え壁」と呼ばれる構造がブロック塀と垂直になるよう設置される場合もある。
コンクリートブロックはA種、B種、C種の3種類の企画があり、それぞれ強度や用途が異なる。ブロック塀は最も強度の高いC種のコンクリートブロックが一般的に用いられる。
ブロック塀の安全基準は、建築基準法施行令(第62条の8)などに規定されているが、基準を満たさないブロック塀も存在しうる。経年劣化に伴い基準を満たさなくなった塀もあるが、そもそも建築基準を満たさない条件で設置された塀もあり得る。そうしたブロック塀は台風や地震などの自然災害が発生した際に倒壊して問題になる場合がある。
2018年6月に大阪北部を中心とする強い地震(大阪北部地震)が発生し、その際に高槻市の小学校に設置されていたブロック塀が倒れ、下敷きになった児童が死亡している。倒壊したブロック塀は安全基準を満たさない違法建築だった可能性が高く、かつて専門家によって倒壊の危険性が指摘されていたという。さらに同種の(倒壊する危険のある)ブロック塀は周辺複数箇所に存在することも明らかになっている。
別名:コンクリートブロック塀
別名:コンクリートブロックウォール
別名:CB塀
英語:concrete block wall
コンクリートブロックを積み上げて土地の区切りや目隠しなどに用いる構造物のこと。コンクリートブロックの塀。
一般的なコンクリートブロック塀は、ブロックの空洞部分に鉄筋を通し、モルタルを充填して空洞を埋めつつブロック同士も接着し、強度を確保しながら積み上げていく形で設けられる。転倒を防ぐために「控え壁」と呼ばれる構造がブロック塀と垂直になるよう設置される場合もある。
コンクリートブロックはA種、B種、C種の3種類の企画があり、それぞれ強度や用途が異なる。ブロック塀は最も強度の高いC種のコンクリートブロックが一般的に用いられる。
ブロック塀の安全基準は、建築基準法施行令(第62条の8)などに規定されているが、基準を満たさないブロック塀も存在しうる。経年劣化に伴い基準を満たさなくなった塀もあるが、そもそも建築基準を満たさない条件で設置された塀もあり得る。そうしたブロック塀は台風や地震などの自然災害が発生した際に倒壊して問題になる場合がある。
2018年6月に大阪北部を中心とする強い地震(大阪北部地震)が発生し、その際に高槻市の小学校に設置されていたブロック塀が倒れ、下敷きになった児童が死亡している。倒壊したブロック塀は安全基準を満たさない違法建築だった可能性が高く、かつて専門家によって倒壊の危険性が指摘されていたという。さらに同種の(倒壊する危険のある)ブロック塀は周辺複数箇所に存在することも明らかになっている。