新語時事用語辞典とは?

2018年7月31日火曜日

シャイニングマンデー

週初め月曜日の午前休を奨励し、それによって週末の余裕のある過ごし方を創出しよう、という案の通称。

月曜午前中を半休にするという制度の導入案は、そして同案を指す「シャイニングマンデー」という仮称は、2017年10月に公明党が掲げた公約の中に見出せる。

テレビ朝日は2018年7月末にシャイニングマンデーが経済産業省の内部で検討されていると報じた。これは「プレミアムフライデー」を金曜から月曜午前に移行する形の案という趣旨で報じられたが、オンラインメディア「キャリコネニュース」が経産省に取材した結果、同省の担当者はこれを「語弊がある」として否定している。

関連サイト:
プレ金の次は「シャイニングマンデー」? テレ朝報道にネットざわつくも…経産省担当者「ちょっと誤解がある」 ― キャリコネニュース 2018年7月31日

次世代自動車

読み方:じせだいじどうしゃ
英語:next-generation vehicle
英語:next-generation vehicles

二酸化炭素削減に寄与する次世代技術を搭載した自動車の総称。

一般社団法人次世代自動車振興センター「次世代自動車用語集」の解説によれば、次世代自動車には、ハイブリッドカー(HV)、電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド自動車、燃料電池自動車、クリーンディーゼル自動車などが含まれる。日本では新車乗用車の5割~7割を2030年までに次世代自動車とする目標が掲げられているという。

「次世代自動車」は英語では一般的にNext-Generation Vehiclesと訳されるが、これをNGVと略記してしまうと天然ガス自動車(Natural Gas Vehicle)と重複してしまうこともあり、次世代自動車をNGVと略す言い方はあまり用いられていない。

「次世代自動車」をおおむね代替し得る表現として「クリーンエネルギー車」(CEV)という呼び名も用いられている。ただしCEVにはハイブリッドカーが含まれておらず、まったく同じ概念というわけではない。

関連サイト:
次世代自動車用語集 ― 一般社団法人次世代自動車振興センター
クリーンエネルギー自動車とは? ― 一般社団法人次世代自動車振興センター

新エネルギー車

読み方:しんエネルギーしゃ
別名:新エネ車
別名:新能源車
英語:New Energy Vehicle
英語:NEV

中国の自動車産業においてEV(電気自動車)、FCV(燃料電池車)、およびPHV(プラグインハブリッドカー)の総称として用いられる語。従来の化石燃料に替わる新たな燃料を動力源とする自動車、および、そのような技術の総称。

中国政府は2016年に中国製造業の向こう10年間の展望を示したロードマップ(「中国製造2025」)を作成・公開している。これに基づき、中国市場で自動車を製造販売するメーカーには、2019年から一定割合以上のNEVを販売することが義務づけられることになる。

中国の「新エネルギー車」という区分は日本では用いられておらず、日本では「次世代自動車」あるいは「クリーンエネルギー自動車」(CEV)という括りがしばしば用いられている。「次世代自動車」はEV、FCV、PHVの他にHV(ハイブリッドカー)やクリーンディーゼル自動車なども含む括りであり、「新エネルギー車」とは一致しない。ちなみにハイブリッドカーはトヨタを筆頭に日本のメーカーが先行しているカテゴリーである。