新語時事用語辞典とは?

2020年6月23日火曜日

おうち時間

おうち時間(おうちじかん)とは、必要不可欠ではない外出を控えて自宅で過ごすこと、なかんずく「自宅で有意義に過ごす」こと。あるいは、その自宅での充実した過ごし方を発信し共有して楽しむためにSNSなどで用いられるハッシュタグ。

2020年前半に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大が深刻な脅威となり、日本では都市のロックダウンにこそ至らなかったが、「不要不急の外出の自粛」の徹底が呼びかけられた。これを受けて、特別な事情がある場合を除きできるだけ自宅で過ごすことを奨励された。こうした流れを受けて「ステイホーム(stayhome)」や「おうち時間」というキーワードが巷でよく用いられるようになった。

「ステイホーム」は行政による呼びかけとして多く用いられたキーワードであり、もともと「家にいるべし」という命令形の英語表現(のカタカナ表記)である。これに比べると「おうち時間」は語感も柔和で棘がない。そうした部分もあってか市井(SNSなど)では「#おうち時間 をまったり過ごす」というような表現がよく使われている。

多目的トイレ

読み方:たもくてきトイレ
別名:多機能トイレ
別名:誰でもトイレ
別名:だれでもトイレ

多目的トイレとは、いわゆる普通の公衆トイレの設備では用便に難儀する人などを主な対象として設置される、各種の追加設備が付帯するトイレのこと。「多機能トイレ」もしくは「だれでもトイレ」と呼ばれることもある。

多目的トイレ(多機能トイレ)は、いわゆるハートビル法(1994年)、および交通バリアフリー法(2000年)を基礎として整備が進められている。基本的には、車いす使用者や高齢者、子供(幼児)連れ、介助を必要とする人など、さまざまな事情を抱えた人の利便性を考慮して、空間や設備が拡充されている。

多目的トイレが用意する主な設備の例

  • 車いすが回転できる広い空間
  • 足に負担をかけず便座に移るための手すり
  • おむつ替えシートやベビーチェア
  • オストメイト向けの処理設備
  • 戸の開閉が容易な出入り口

多目的トイレは基本的に男女共用の施設として設置されている。そのためLGBTへの配慮という点でも有意義といえる。多目的トイレは、いわゆる健常者の利用も禁止していない。つまり、いわゆるバリアフリー(生活上の障壁を取り除く)よりも、むしろユニバーサルデザイン(あらゆる人にとって使いやすい)に基づいた施設といえる。

一般的には「多目的トイレ」と呼ばれることが多いものの、行政上は「多機能トイレ」と呼ばれることが多い。多目的トイレも多機能トイレも基本的に同じ設備を指す語であり、その意味では「多目的トイレと多機能トイレの違い」のようなものは特にないと言ってよい。

「多目的」という表現は不本意な解釈を招きかねない、と問題視する見解はある。たとえば着替えの目的で、あるいは、男女でいかがわしい行為に及ぶ目的で、用便と全く関係なく(ただの密室として)利用される場合があり得る。