新語時事用語辞典とは?

2022年11月10日木曜日

巧打者

読み方:こうだしゃ
英語:fair hitter
英語:pretty fair hitter

野球において「上手な打者」の意味で用いられる言い方。巧みな打者。「打ちにくい難しい球を上手に打ってヒットにする」「打率が高い」という意味合いを含む。

長打を多く打つ選手は「強打者」と呼ばれることが多い。打率よりも打点の高さに焦点を当てたニュアンスを含む。必ずしも「難しい球種を打つ」意味を含むとは限らない。

「優れた打者」を指す意味で「好打者」という表現が用いられることも少なくない。好打者は巧打者も強打者も、あるいは走塁に優れた打者も指す語としても用いられる。

ブリトマート

英語:Britomart

ブリトマートは、中世の叙事詩「妖精の女王(The Faerie Queene)」の登場人物である。実は類まれな美女であるが男性の格好をして戦場に立つ女性騎士(いわゆる男装の麗人)。スマホゲーム「Fate/Grand Order」に登場する同名のキャラクターの元ネタとされる。ちなみに「妖精の女王(The Faerie Queene)」は「アーサー王物語」を土台とする物語である。

道路利用税

読み方:どうろりようぜい

道路利用税とは、2022年10月に政府税制調査会において案として出た道路を利用すること対する課税のことである。既に日本では「自動車重量税」といった租税制度も存在しているため、物議を醸している。

惑星食

読み方:わくせいしょく

惑星食とは、地球上から見た場合に、特定の惑星の手前を月が通過することで、その惑星が月によって隠されたように見える現象のことである。この時、「隠された」ように見える惑星が「火星」ならば「火星食」、「水星」ならば「水星食」、「木星」ならば「木星食」、「金星」ならば「金星食」、「土星」ならば「土星食」という言い方をする。2022年11月8日には日本において、天王星が月の後ろ側に隠れて見える「天王星食」という惑星食が観測された。また同日には、太陽側から見た場合に月全体が地球の後ろに隠れて赤銅色に見える「皆既月食」も同時に観測され、これは日本では戦国時代にあたる「1580年(天正8年)」以来の出来事であった。

クニャーネ

「京都 たま木亭」が販売するパンの名称。同社の看板商品。京都宇治市に本店「たま木亭」および東京・有楽町に開店した「クニャーネの店」で販売されている。バターが練り込まれた軽い硬質な食感のあるロール生地に、生クリームを合わせたカスタードクリームが注入されている。

ちむどんどん反省会

別名:#ちむどんどん反省会

2022年に放送されたNHKの連続テレビ小説「ちむどんどん」の放送内容に関する考察・批評・ツッコミを、めいめいの視聴者がソーシャルメディア(主にTwitter)上で指摘したり持論を述べたりする際に、ハッシュタグとして用いた語。

連続テレビ小説「ちむどんどん」は、登場人物の言動が支離滅裂に思えたり、金銭トラブルを多さを始め倫理道徳的な問題が多いように思えたり、ストーリーの進行や演出に「視聴者の期待との乖離」が目立ったりして、何かと物議を醸した。これを視聴者がSNSでツッコみ合う楽しみ方が登場した(というか規模が大きかったために顕在化した)。

2022年の「ユーキャン新語・流行語大賞」では「ちむどんどん反省会」が大賞ノミネート語に選出されている。