新語時事用語辞典とは?

2022年12月1日木曜日

村神様

読み方:むらかみさま
別名:村上宗隆
別名:肥後のベーブルース

「村神様」とは、東京ヤクルトスワローズ所属のプロ野球選手である村上宗隆がホームランを量産することにちなみスワローズファンが村上の「上」に「神」を当てはめたことで作られた通称のこと。
2022年の村上宗隆はシーズン最終打席で日本選手最多の56号ホームランを打ったことによって1964年に王貞治が打ち立てた55本塁打を58年ぶりに更新した。 「村神様」という言葉は、「2022ユーキャン新語・流行語大賞」で年間大賞に選ばれた。

クワイエットアワー

英語:Quiet hours

「クワイエットアワー」とは、聴覚過敏や視覚過敏などの感覚過敏の人が買い物をする際に一定時間店舗の音楽を止めたり証明を暗くしたりしてストレスを軽減させるための取り組みのことを意味する表現。
もともとは2017年にイギリスで始まった取り組みで、その後、スイスやアイルランドなど各国への広がりを見せている。

トマホーク

英語:BGM-109 Tomahawk

「トマホーク」とは、潜水艦や水上艦艇から発射され低高度を比較的自由に飛行し射程1600kmを超える小型のジェットエンジンによって飛行する海洋発射巡航ミサイルのことを意味する表現。
1970年代にアメリカのゼネラル・ダイナミックスによって開発され1980年代から配備が開始された。2022年現在アメリカとイギリスのみが運用している。 実践での投入は、1991年の湾岸戦争・2003年のイラク戦争、2017年~2018年のシリア空軍基地に対する攻撃など。

森羅万象

読み方:しんらばんしょう

「森羅万象」とは、「あらゆる物事・この世の一切・すべて・宇宙全体のすべての存在や現象」を意味する言葉である。政治の分野などで「各分野を包括し網羅する」くらいの意味で用いられることもある。

森羅万象の「森羅」は、「樹木の無数の連なり」のことであり、転じて「世界に存在するあらゆる物事」を意味する語。そして「万象」は、「さまざまな姿かたち」のことであり、転じて「あらゆる存在・物事」を意味する語である。つまり「森羅」と「万象」は同義語のようなものである。

「森羅万象」の読み方は基本的に「しんらばんしょう」である。「-まんぞう」と読む場合もあるが一般的ではない。

「森羅万象」の語源(出典)は、仏典の「法句経(ほっくぎょう)」とされる。もともとは仏教の用語であり概念である。