新語時事用語辞典とは?

2010年10月28日木曜日

経済・物価情勢の展望(展望レポート)

読み方:けいざい・ぶっかじょうせいのてんぼう(てんぼうれぽーと)
別名:経済・物価情勢の展望
別名:展望レポート
別名:展望リポート

日本銀行が発表する中期的な経済や物価情勢の見通しに関する予測のこと。通称「展望リポート」「展望レポート」などと呼ばれる。

公表は年2回、4月と10月に行われ、それぞれの3ヶ月後には、金融経済月報において前回の展望レポートで公表した予測と実体が合致しているかどうかなどの中間評価が行われる。

展望レポートでは、正副総裁を含む計9人の政策委員が、実質国内総生産(GDP)や消費者物価指数(CPI)などについて、予想値を示す。

なお、2003年10月以前は、「経済・物価の将来展望とリスク評価」という名称で公表されていた。

関連リンク:
経済・物価情勢の展望(展望レポート) - 日本銀行

銀行株

読み方:ぎんこうかぶ

業種が銀行であるような株式投資の銘柄の総称。「三菱UFJフィナンシャル・グループ」のような大手銀行や、「住友信託銀行」などの信託銀行、「静岡銀行」のような地方銀行など、全ての銀行関連銘柄の総称。

米国耐久財新規受注統計

読み方:べいこくたいきゅうざいしんきじゅちゅうとうけい
別名:米耐久財新規受注統計
別名:耐久財新規受注統計
英語:Durable Goods Report
英語:Advance Report on Durable Goods Manufacturer's Shipments,Inventories and Orders

米国内における耐久財の新規受注額に関する経済指標。毎月25日前後に、米商務省が前月分の集計値を発表する。

ここで言う耐久財(Durable Goods)は、自動車や家電製品などといった耐久年数3年以上の消費財を幅広く指す。

関連サイト:
Manufacturers’Shipments, Inventories, & Orders - U.S. Census Bureau
Economic Indicators: Durable Goods Report - Investopedia ULC.

大手銀行

読み方:おおてぎんこう
別名:大手銀

大手の銀行のこと。通常は、特定の地域に根差した地方銀行に対して、全国規模で支店を展開していたりするような大きな銀行の事を指す。また、経済や金融関連の新聞やニュースなどの見出しや記事の中では、しばしば「大手銀」などと略される。

日銀

読み方:にちぎん

「日本銀行」の略。「日銀考査」「日銀特融」「日銀短観」「日銀総裁」などという具合に、様々な専門用語の中で「日銀」というこの略称がしばしば用いられる。

輸出株

読み方:ゆしゅつかぶ
別名:輸出関連株

輸出による売上が一定以上の規模を持っているような株式投資の銘柄の総称。東京株式市場の場合は、自動車や電機などの業種の企業の株式投資銘柄が「輸出株」などと呼ばれる。「輸出関連株」とも呼ばれる。

円とドルの為替レートに関して言えば、円高・ドル安になると輸出に不利に働く一方、円安・ドル高になると輸出に有利に働くため、しばしば、為替相場と関連付けた文脈などで「輸出株」などという表現が使われる。

DIP型会社更生手続き

読み方:ディップがたかいしゃこうせいてつづき
別名:Debtor in Possession型会社更生手続き

破綻した企業の経営陣が退陣しない会社更生手続きのこと。会社更生法では、経営陣の退陣が前提とされるが、DIP型会社更生手続きでは、経営陣の退陣なしに会社更正手続きを進めることができる。

なお、DIP型会社更生手続きでは、「主要債権者の同意」、「現経営陣に不法行為などの違法な経営責任がないか」、「スポンサーとなるべき者がいる場合はその了解」などの要件を満たす必要がある。

逓増定期保険

読み方:ていぞうていきほけん

保険期間が経過するごとに、保険金額が一定の割合で増加する定期保険。保険金額は、基本保険金額の5倍までとされる。

保険金は、死亡時、または、高度障害時に支払われる。

国内株式型ファンド

読み方:こくないかぶしきがたファンド

日本国内の株式を中心に運用するファンド。

ファンドには、大型株中心、小型株中心のように企業規模別によるものや、製造業中心、金融業中心のように業種別によるものなどがある。

バランス型ファンド

読み方:バランスがたファンド

株式の組み入れ限度が70%未満のファンドのこと。ポートフォリオには、株式以外に、債権や不動産など複数の資産がに組み込まれているため、1つのファンドで分散投資が可能。

なお、あらかじめ組まれているポートフォリオを組み替えることはできない。