新語時事用語辞典とは?

2011年3月9日水曜日

ポスト菅

読み方:ポストかん

菅直人・内閣総理大臣の辞任後の後任。2011年1月に「菅第2次改造内閣」が発足した翌月、2011年2月半ば頃から強まってきた「菅おろし」の気配と共に、誰がポスト菅に就くかという議論が話題に上ってきた。

菅おろしの動きの中では前原誠司・外務大臣がポスト菅の筆頭候補として挙がっていた。しかし、3月に政資法(政治資金規正法)違反の問題を受けて外務大臣を引責辞任。外相の交代に絡む外交上の課題もさることながら、ポスト菅の候補が空いたことで政界は混乱の様相を呈している。

外国人献金

読み方:がいこくじんけんきん

外国人から政治献金を受け取ること。2011年3月現在、外国からの政治的働きかけを回避する目的で、政資法(治資金規正法)により外国人献金は禁止されている。

2011年3月には、菅直人内閣下で外務大臣が在日外国人から個人献金をうけていた疑いを受け、外務大臣を辞任している。

乳幼児医療費助成

読み方:にゅうようじいりょうひじょせい
別名:乳幼児医療費助成制度
別名:子ども医療費助成
別名:子ども医療費助成制度
別名:小児医療費助成
別名:小児医療費助成制度

市区町村などの自治体が、乳幼児の医療費の一部を助成すること、あるいは、その制度のこと。

乳幼児医療費助成では、通院や入院した場合の保険診療医療費の自己負担額や、入院時の食事の自己負担額などが助成の対象となる。

乳幼児医療費助成の対象者は、0歳から6歳(小学校入学前)までの子どもであることが多い。一部の自治体では、0歳から12歳(小学校修了前)までの子どもを対象にしているところもある。

乳幼児医療費助成が認められると、『乳幼児医療証』、あるいは、『乳幼児医療費受給資格証』、『子ども医療費受給者証』といった証書が交付される。証書を医療機関や保険薬局などの窓口において提示することにより乳幼児医療費助成が受けられる。

保険診療医療費

読み方:ほけんしんりょういりょうひ

健康保険証の保険が適用される医療費のこと。

保険診療医療費は、被保険者による自己負担額と、保険者による負担額に分けられる。なお、乳幼児医療費助成の対象者の場合には自己負担額が助成される。

乳幼児医療証

読み方:にゅうようじいりょうしょう
別名:乳幼児医療費受給資格証
別名:子ども医療費受給者証

市区町村などの自治体が、乳幼児医療費助成の対象者へ交付する証書のこと。

乳幼児医療証は、医療機関や保険薬局などを利用する際に提示する。これにより、乳幼児医療費助成が受けられる。

なお、乳幼児医療証は、自治体により『乳幼児医療費受給資格証』、『子ども医療費受給者証』などと呼ばれている。

重度障害医療証

読み方:じゅうどしょうがいいりょうしょう
別名:重度障害者医療証

市区町村などの自治体が、重度障害者に対して医療費の一部を助成することを目的として発行する証書のこと。

重度障害医療証の交付対象となるのは、自治体によって異なるが、おおよそは身体障害者手帳の1級、または、2級を持っていること、精神障害者保健福祉手帳(障害者手帳)の1級、または、2級を持っていること、IQ(知能指数)が35以下であることなどが挙げられる。

外国人登録原票

読み方:がいこくじんとうろくげんぴょう

市区町村などの自治体が、その地域内に在留している外国人についての情報を記録したもの。外国人登録法により規定されている。

外国人登録原票には主に、顔写真や居住地、居住地の履歴などの情報が記録されている。

外国人登録原票の内容は、外国人登録原票の写しを自治体の役所で請求することにより確認することができる。

なお、自治体が発行する外国人であることの証明は、外国人登録原票の他に外国人登録証明書カードが挙げられる。

関連サイト:
外国人登録法