読み方:へんかんガラスこかたい
海外の再処理工場に発注した「ガラス固化」処理が行われ、日本に返還されて来た、高レベル放射性廃棄物のガラス固化体。
日本では、返還ガラス固化体は、青森県六ヶ所村の高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターへ輸送され、暫くの期間保管される。日本には2011年現在、最終処分施設はなく、あくまでも一時的保管の位置づけになるがが、この管理センターで50年程度は冷却しつつ保管されることになる。
新語時事用語辞典とは?
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高レベル放射性廃棄物
読み方:こうレベルほうしゃせいはいきぶつ
英語:high level radioactive waste
原子力施設などから生じた放射性廃棄物のうち、特に、きわめて強い放射能濃度を持つ廃棄物。使用済み核燃料などが代表的な高レベル放射性廃棄物に該当する。解体後の原子炉なども該当する。
高レベル放射性廃棄物に対して、放射能濃度が比較的低いものを「低レベル放射性廃棄物」という。
通常、高レベル放射性廃棄物と言う場合は、保管および処分のために加工されたものを指す。中でもガラス固化が行われた「ガラス固化体」を指すことが多い。
フィンランドのオルオキルト島に所在する「オンカロ」は、高レベル放射性廃棄物のガラス固化体を地層処分するための最終処分場である。
英語:high level radioactive waste
原子力施設などから生じた放射性廃棄物のうち、特に、きわめて強い放射能濃度を持つ廃棄物。使用済み核燃料などが代表的な高レベル放射性廃棄物に該当する。解体後の原子炉なども該当する。
高レベル放射性廃棄物に対して、放射能濃度が比較的低いものを「低レベル放射性廃棄物」という。
通常、高レベル放射性廃棄物と言う場合は、保管および処分のために加工されたものを指す。中でもガラス固化が行われた「ガラス固化体」を指すことが多い。
フィンランドのオルオキルト島に所在する「オンカロ」は、高レベル放射性廃棄物のガラス固化体を地層処分するための最終処分場である。
ガラス固化体
読み方:ガラスこかたい
高レベル放射性廃棄物の処理方法の一種。放射性廃棄物とホウケイ酸ガラスなどのガラス原料と混ぜ合わせて、固化したもの。
ガラス固化体は劣化に強く、超長期間にわたり放置しても溶けたり変質したりしにくいという性質がある。また、固化したガラスと放射性物質の分子が安定的に取り込まれるため、破損しても放射性物質だけが飛散するようなこともない。
ガラス固化体は水に触れても染み込み、染み出しを生じにくいという利点もある。そのため地層処分に適している。実際、地層処理による最終処分場「オンカロ」ではガラス固化した上で最終処分が行われている。
日本では、ガラス固化処理は海外に発注している。処理が済み、いわゆる「返還ガラス固化体」として戻ってきたガラス固化体は、青森県の六ヶ所村に所在する日本原燃の高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターで保管されている。
高レベル放射性廃棄物の処理方法の一種。放射性廃棄物とホウケイ酸ガラスなどのガラス原料と混ぜ合わせて、固化したもの。
ガラス固化体は劣化に強く、超長期間にわたり放置しても溶けたり変質したりしにくいという性質がある。また、固化したガラスと放射性物質の分子が安定的に取り込まれるため、破損しても放射性物質だけが飛散するようなこともない。
ガラス固化体は水に触れても染み込み、染み出しを生じにくいという利点もある。そのため地層処分に適している。実際、地層処理による最終処分場「オンカロ」ではガラス固化した上で最終処分が行われている。
日本では、ガラス固化処理は海外に発注している。処理が済み、いわゆる「返還ガラス固化体」として戻ってきたガラス固化体は、青森県の六ヶ所村に所在する日本原燃の高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターで保管されている。
フィジー諸島
読み方:フィジーしょとう
南西太平洋の中央部(メラネシア地域)に位置する300余りの島々。フィジー共和国の国土であり、島々の総面積が日本の四国と同程度。有人島は100島ほどで、あとの200島程は無人島である。
フィジー諸島の島嶼の多くは、火山活動によって島が形成されたもの、あるいは珊瑚礁であるとされる。
2011年9月16日、フィジー諸島の付近を震源とするマグニチュード7.4の地震が観測された。日本への津波の影響はないという。
2011年の上半期は環太平洋地域で比較的大規模な地震が多数発生している。2月にニュージーランドでマグニチュード6級(クライストチャーチ地震)、3月には東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)でマグニチュード9.0、6月には再びニュージーランドでマグニチュード6、また同月、アリューシャン列島の付近でマグニチュード7クラスの地震が発生している。
南西太平洋の中央部(メラネシア地域)に位置する300余りの島々。フィジー共和国の国土であり、島々の総面積が日本の四国と同程度。有人島は100島ほどで、あとの200島程は無人島である。
フィジー諸島の島嶼の多くは、火山活動によって島が形成されたもの、あるいは珊瑚礁であるとされる。
2011年9月16日、フィジー諸島の付近を震源とするマグニチュード7.4の地震が観測された。日本への津波の影響はないという。
2011年の上半期は環太平洋地域で比較的大規模な地震が多数発生している。2月にニュージーランドでマグニチュード6級(クライストチャーチ地震)、3月には東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)でマグニチュード9.0、6月には再びニュージーランドでマグニチュード6、また同月、アリューシャン列島の付近でマグニチュード7クラスの地震が発生している。
吸収オペ
読み方:きゅうしゅうオペ
別名:資金吸収オペレーション
別名:資金吸収オペ
別名:売りオペレーション
別名:売りオペ
英語:fund absorption operation
各国の中央銀行が、市場から資金を吸収すること。公開市場操作の1つで、インフレの際の金融引締め政策として行われることが多い。
吸収オペでは、中央銀行が民間銀行などの金融機関へ債券や手形を売却するとされる。これにより市場の通貨量が減少するため、金利が上がるという効果がある。
吸収オペには、国債売現先オペ、手形売出オペ、短国売却オペなどがある。
ちなみに、市場へ資金を供給することを供給オペ(資金供給オペ)という。
別名:資金吸収オペレーション
別名:資金吸収オペ
別名:売りオペレーション
別名:売りオペ
英語:fund absorption operation
各国の中央銀行が、市場から資金を吸収すること。公開市場操作の1つで、インフレの際の金融引締め政策として行われることが多い。
吸収オペでは、中央銀行が民間銀行などの金融機関へ債券や手形を売却するとされる。これにより市場の通貨量が減少するため、金利が上がるという効果がある。
吸収オペには、国債売現先オペ、手形売出オペ、短国売却オペなどがある。
ちなみに、市場へ資金を供給することを供給オペ(資金供給オペ)という。
ハイイールド債
読み方:ハイイールドさい
別名:ハイイールドボンド
別名:ジャンク債
別名:ジャンクボンド
別名:投機的格付債
英語:high yield bond
債券のうち、高利回りの債券のこと。高い収益が得られる可能性の高い債券のこと。
ハイイールド債は、他の債券よりも高利回りである反面、元本割れのリスクが高いとされる。
ハイイールド債の信用格付けは比較的低く、ムーディーズ(Moody's Corporation)ならBa以下、スタンダード&プアーズ(Standard & Poor's)、および、フィッチレーティングスリミテッド(Fitch Ratings Limited)ならBB(ダブルB)以下であることが多い。
なお、信用格付けが比較的高く、元本割れのリスクが低い債券を投資適格債と呼ぶ。
別名:ハイイールドボンド
別名:ジャンク債
別名:ジャンクボンド
別名:投機的格付債
英語:high yield bond
債券のうち、高利回りの債券のこと。高い収益が得られる可能性の高い債券のこと。
ハイイールド債は、他の債券よりも高利回りである反面、元本割れのリスクが高いとされる。
ハイイールド債の信用格付けは比較的低く、ムーディーズ(Moody's Corporation)ならBa以下、スタンダード&プアーズ(Standard & Poor's)、および、フィッチレーティングスリミテッド(Fitch Ratings Limited)ならBB(ダブルB)以下であることが多い。
なお、信用格付けが比較的高く、元本割れのリスクが低い債券を投資適格債と呼ぶ。
国語に関する世論調査
読み方:こくごにかんするよろんちょうさ
日本人の国語に関する意識や理解の現状を調査すること。
「国語に関する世論調査」は、1995年度から文化庁が毎年行っている。
「国語に関する世論調査」の調査対象は、日本全国の16歳以上の男女およそ3500人とされる。
2011年2月に行われた「国語に関する世論調査」の結果では、「言葉や言葉の使い方について、どの程度関心があるか」という問いに対して、8割強が「関心がある」と回答している。また、「どのような点に関心があるか」という問いに対してには、半数以上が「日常の言葉遣いや話し方」、「敬語の使い方」と回答している。
関連サイト:
平成22年度「国語に関する世論調査」の結果について - 文化庁(PDF)
日本人の国語に関する意識や理解の現状を調査すること。
「国語に関する世論調査」は、1995年度から文化庁が毎年行っている。
「国語に関する世論調査」の調査対象は、日本全国の16歳以上の男女およそ3500人とされる。
2011年2月に行われた「国語に関する世論調査」の結果では、「言葉や言葉の使い方について、どの程度関心があるか」という問いに対して、8割強が「関心がある」と回答している。また、「どのような点に関心があるか」という問いに対してには、半数以上が「日常の言葉遣いや話し方」、「敬語の使い方」と回答している。
関連サイト:
平成22年度「国語に関する世論調査」の結果について - 文化庁(PDF)