読み方:こくたいせいじ
各政党が設置した「国会対策委員会」(国対)における非公式の折衝によって、法案の検討や国会の進行などのような、国会の運営に関わる論議を進めていく政治体制。
国会の運営には、公式には「議院運営委員会」と呼ばれる委員会が設置されている。本来は議院運営委員会において国会運営に関わる議論が行われるべきであるが、事前に各党の国対が連絡・折衝し合って根回しを行い、実質的な決定機関として機能するあり方が、国対政治と呼ばれている。
国対政治は、非公式の場で暗々裏に政治が行われるという性格を持つため、批判の対象になることが多い。また、国対政治は日本独特の体制であると言われている。
新語時事用語辞典とは?
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チタン酸リチウム
読み方:チタンさんリチウム
別名:Li4Ti5O12
別名:LTO
英語:lithium titanate
酸化チタンを成分とするアルカリ金属のこと。
チタン酸リチウムは、炭素系材料に比べて熱安定性に優れ、電導性を持たないといった特徴がある。
チタン酸リチウムを用いた二次電池では、他の二次電池に比べて寿命が長く、充放電にかかる時間が短くて済むとされる。
2011年9月21日、NTTドコモは、チタン酸リチウムを材料とした超高速充電バッテリーを開発したと発表した。NTTドコモによれば、超高速充電バッテリーを用いれば、スマートフォンなどに従来2、3時間かかっていたフル充電がわずか10分で済むという。
関連サイト:
「CEATEC JAPAN 2011」への出展について - NTTドコモ
別名:Li4Ti5O12
別名:LTO
英語:lithium titanate
酸化チタンを成分とするアルカリ金属のこと。
チタン酸リチウムは、炭素系材料に比べて熱安定性に優れ、電導性を持たないといった特徴がある。
チタン酸リチウムを用いた二次電池では、他の二次電池に比べて寿命が長く、充放電にかかる時間が短くて済むとされる。
2011年9月21日、NTTドコモは、チタン酸リチウムを材料とした超高速充電バッテリーを開発したと発表した。NTTドコモによれば、超高速充電バッテリーを用いれば、スマートフォンなどに従来2、3時間かかっていたフル充電がわずか10分で済むという。
関連サイト:
「CEATEC JAPAN 2011」への出展について - NTTドコモ
氾濫危険水位
読み方:はんらんきけんすいい
別名:はん濫危険水位
別名:はんらん危険水位
河川などにおいて水位が増し、堤防から溢れて氾濫する危険性が生じ出す水位レベル。
氾濫危険水位は、洪水の危険性に関する段階の中では「氾濫の発生」に次いで危険度が高く、注意・警戒のレベルでは最も危険な状況といえる。
洪水や河川の氾濫に関する水位のレベルは、氾濫の発生を含めて5段階に分けられる。「水防団待機水位」、「氾濫注意範囲」「避難判断水位」「氾濫危険水位」そして「氾濫の発生」がある。「避難判断水位」の時点で洪水警報が発令され、氾濫危険水位に達する頃には付近の住民の避難が完了していることが望ましいとされる。
関連サイト:
水位情報に基づくはん濫危険度レベル - 国土交通省 水管理・国土保全局
別名:はん濫危険水位
別名:はんらん危険水位
河川などにおいて水位が増し、堤防から溢れて氾濫する危険性が生じ出す水位レベル。
氾濫危険水位は、洪水の危険性に関する段階の中では「氾濫の発生」に次いで危険度が高く、注意・警戒のレベルでは最も危険な状況といえる。
洪水や河川の氾濫に関する水位のレベルは、氾濫の発生を含めて5段階に分けられる。「水防団待機水位」、「氾濫注意範囲」「避難判断水位」「氾濫危険水位」そして「氾濫の発生」がある。「避難判断水位」の時点で洪水警報が発令され、氾濫危険水位に達する頃には付近の住民の避難が完了していることが望ましいとされる。
関連サイト:
水位情報に基づくはん濫危険度レベル - 国土交通省 水管理・国土保全局
越流浸食
読み方:えつりゅうしんしょく
堆積した土砂が河川の流れをせき止めることで生じる土砂ダム(天然ダム)において、せき止められた水が満杯になって溢れ出し(越流)、上部の土砂を侵食していく現象。
土砂ダムの越流は、土砂を上側から削りながら下流へと流れ出る。越流浸食が進行すると、土砂ダム全体が一気に決壊して、土石流となって下流に流れる可能性があり、非常に危険である。
2011年9月には台風15号「ロウキー」の影響で奈良・和歌山などに複数の土砂ダムが出現、そのうちいくつかの土砂ダムでは9月22日現在、越流侵食が始まっているとされ、下流の市町村などで避難指示などが出されている。
堆積した土砂が河川の流れをせき止めることで生じる土砂ダム(天然ダム)において、せき止められた水が満杯になって溢れ出し(越流)、上部の土砂を侵食していく現象。
土砂ダムの越流は、土砂を上側から削りながら下流へと流れ出る。越流浸食が進行すると、土砂ダム全体が一気に決壊して、土石流となって下流に流れる可能性があり、非常に危険である。
2011年9月には台風15号「ロウキー」の影響で奈良・和歌山などに複数の土砂ダムが出現、そのうちいくつかの土砂ダムでは9月22日現在、越流侵食が始まっているとされ、下流の市町村などで避難指示などが出されている。