新語時事用語辞典とは?

2013年1月2日水曜日

円高ドル安

読み方:えんだかドルやす

日本の通貨の円が買われ、アメリカ合衆国の通貨のドルが売られること。単に「円高」といった場合も円高ドル安を意味することが多い。

円高ドル安は、例えば、1ドルあたり85円50銭から85円20銭になると、30銭の円高ドル安になったことになる。

円高ドル安の要因としては、日本の政治、経済の見通しがよい場合や金利が上昇した場合などが挙げられる。また、アメリカ合衆国の政治、経済の見通しが悪い場合や金利が下降した場合などでも円高ドル安になることが多い。

なお、円高ドル安をドル安円高と表現することもある。

円安ドル高

読み方:えんやすドルだか

日本の通貨の円が売られ、アメリカ合衆国の通貨のドルが買われること。単に「円安」といった場合も円安ドル高を意味することが多い。

円安ドル高は、例えば、1ドルあたり86円60銭から86円80銭になると、20銭の円安ドル高になったことになる。

円安ドル高の要因としては、日本の政治、経済の見通しが悪い場合や金利が下降した場合などが挙げられる。また、アメリカ合衆国の政治、経済の見通しがよい場合や金利が上昇した場合などでも円安ドル高になることが多い。

なお、円安ドル高をドル高円安と表現することもある。

寄引同時線

読み方:よりひけどうじせん
別名:トンボ

十字を描いたローソク足のこと。

寄引同時線は、始値と終値が同じ値で、高値と安値が異なることが条件になる。

寄引同時線は、相場の転換期に現れることが多い。例えば、安値圏において寄引同時線が出現するとその地点が底値圏になり、反発して上昇することがある。また、高値圏において寄引同時線が出現するとその地点が高値圏になり、反落して下降することがある。

なお、始値と終値がほぼ同じ値の場合でも寄引同時線と呼ぶことがある。

ちなみに、始値と終値、高値の3本値が同じ値の場合のローソク足を「トンボ」という。また、始値と終値、安値の3本値が同じ値の場合のローソク足を「トウバ(塔婆)」という。

トンボ

株式や為替などで表示するローソク足のうち、始値と終値、高値の3本値が同じ値になった時の呼び方のこと。アルファベットのTの字のような形をしている。

トンボは、一時的に安値があったものの最終的には始値と同じ値まで戻していることから、相場の強い時に出現することが多い。特に、下げ相場においてトンボが現れるとその地点が相場の転換期となり上げ相場へ変わることがある。

また、上げ相場においてトンボが出現した場合には、相場が引き続き強いことを表すことが多い。

なお、トンボと逆の形をした「トウバ」は、相場の弱い時に出現することが多い。

トウバ

別名:塔婆

株式や為替などで表示するローソク足のうち、始値と終値、安値の3本値が同じ値になった時の呼び方のこと。アルファベットのTの字を逆にしたような形をしている。

トウバは、一時的に高値があったものの最終的には始値と同じ値まで戻ってしまっていることから、相場の弱い時に出現することが多い。特に、上げ相場においてトウバが現れるとその地点が相場の転換期となり下げ相場へ変わることがある。

また、下げ相場においてトウバが出現した場合には、相場が引き続き弱いことを表すことが多い。
なお、トウバと逆の形をした「トンボ」は、相場の強い時に出現することが多い。