新語時事用語辞典とは?

2013年4月16日火曜日

寄せ線

読み方:よせせん

ローソク足の形の1つで、始値と終値が同値のローソク足のこと。

寄せ線には、十字線、トウバ、トンボの3種類がある。十字線は、上ヒゲと下ヒゲのあるもので、「+」(プラス)のような形をしている。トウバは、上ヒゲがあり下ヒゲのないもので、トンボは、下ヒゲがあり上ヒゲのないものである。

寄せ線は、始値と終値が同値なので、売り買いが拮抗した状態である。

寄せ線のうち、十字線、あるいは、トウバが高値圏で出現した時は、その地点が天井になることが多い。また、十字線、あるいは、トンボが安値圏で出現した時は、その地点が底値になることが多い。

陰のコマ

読み方:いんのコマ

ローソク足の小陰線の1つで、上ヒゲと下ヒゲが短く、かつ、実体も短いローソク足のこと。上ヒゲの上部が高値、下ヒゲの下部が安値で、実体の上部が始値、下部が終値になる。

陰のコマの上ヒゲと下ヒゲ、実体の長さは特に決まっていないが、過去のローソク足よりも比較的短く、コマのような形をしているものを指す。

陰のコマは、迷い線ともいい出来高が比較的に少なく、持ち合い状態の時に出現することが多い。

ちなみに、コマの形をした小陽線を陽のコマという。

陽のコマ

読み方:ようのコマ

ローソク足の小陽線の1つで、上ヒゲと下ヒゲが短く、かつ、実体も短いローソク足のこと。上ヒゲの上部が高値、下ヒゲの下部が安値で、実体の上部が終値、下部が始値になる。

陽のコマの上ヒゲと下ヒゲ、実体の長さは特に決まっていないが、過去のローソク足よりも比較的短く、コマのような形をしているものを指す。

陽のコマは、迷い線ともいい出来高が比較的に少なく、持ち合い状態の時に出現することが多い。

ちなみに、コマの形をした小陰線を陰のコマという。

安値寄り

読み方:やすねより

株式相場や商品相場などにおいて、当日の開始価格が前日の終値よりも安く始まること。その日の安値で始まったこととは異なる。

安値寄りの要因としては、その銘柄に悪材料が出た場合や市場全体が売りのムードである場合などが挙げられる。また、前日に大きく値を上げた場合には、反発して始まることが多いため安値寄りになることがある。

なお、後場の寄付きが前場引けよりも安い場合には「後場安値寄り」という。また、前日の終値よりも高く始まることを「高値寄り」という。

高値寄り

読み方:たかねより

株式相場や商品相場などにおいて、当日の開始価格が前日の終値よりも高く始まること。その日の高値で始まったこととは異なる。

高値寄りの要因としては、その銘柄に好材料が出た場合や市場全体が買いのムードである場合などが挙げられる。また、前日に大きく値を下げた場合には、反発して始まることが多いため高値寄りになることがある。

なお、後場の寄付きが前場引けよりも高い場合には「後場高値寄り」という。また、前日の終値よりも安く始まることを「安値寄り」という。

三手放れ寄せ線

読み方:さんてばなれよせせん

ローソク足のパターンの1つで、3日前に窓を開けて上放れし、当日に寄せ線が出現した状態のこと。

三手放れ寄せ線は、上放れと寄せ線の組み合わせによるもので、上昇トレンドにおいては下降トレンドへの転換点を調べたり、利食い売りの価格を知る手がかりになる。

三手放れ寄せ線は、まず、窓を開けて上放れすることから始まる。そして、その日から3日後に寄せ線が出現した地点が三手放れ寄せ線となる。寄せ線は、売り買いが拮抗した状態になるが、一度窓を開けているため天井圏になる可能性が高い。そのため、翌日の寄付きが売りのエントリーポイントになる。また、保有している株式の利食い売りの地点にもなる。

首つり線

読み方:くびつりせん
別名:首吊り線
別名:首吊線

ローソク足のパターンの1つで、上昇トレンドにおいて、窓を開けて上放れして出現する下ひげの長い陽線のこと。

上昇トレンドにおいて窓を開けて上放れした場合、上昇トレンドが加速することが多いが、下ひげの長い陽線が出現した時には異なる値動きをすることがある。

首つり線での下ひげの長い陽線は、寄付きが高くその後は大きく下げたものの買い圧力に押されて値を戻して終わったことを表している。一般的には上昇トレンドが継続するという見方があるが、天井圏であることが多い。そのため、首つり線の出現した翌日の寄付きが売りのエントリーポイントになる。

ちなみに、首つり線に似たローソク足のパターンに勢力線がある。

勢力線

読み方:せいりょくせん

ローソク足のパターンの1つで、下降トレンドにおいて、窓を開けて下放れして出現する下ひげの長い陽線のこと。

下降トレンドにおいて窓を開けて下放れした場合、下降トレンドが加速することが多いが、下ひげの長い陽線が出現した時には異なる値動きをすることがある。

勢力線での下ひげの長い陽線は、寄付きが安くその後も大きく下げたものの売り圧力の減少により値を戻して終わったことを表している。売り圧力の減少は相場の転換点であり、勢力線の出現した翌日の寄付きが買いのエントリーポイントになる。

ちなみに、勢力線に似たローソク足のパターンに首つり線がある。

ツタイ線

読み方:ツタイせん

ローソク足のパターンの1つで、陰線が2本連続で並んだ状態のこと。

ツタイ線は、2本の陰線が並び、2本目の終値が1本目の終値よりも安いものである。

ツタイ線が上昇トレンドの終局場面で出現した時には天井圏であることが多いため、翌日の寄付きが売りのエントリーポイントになる。一方、上昇トレンドの始まりだったり途中だったりした場合には押し目買いのエントリーポイントになる。

ツタイ線の翌日に、さらに陰線が出現したものを「三羽烏」と呼び、翌日の寄付きが売りのエントリーポイントになる。

ツタイの打ち返し

読み方:ツタイのうちかえし

ローソク足のパターンの1つで、上昇トレンドにおいてツタイ線の後に大陽線が出現した状態のこと。

ツタイの打ち返しの「ツタイ」とはツタイ線のことで、「打ち返し」は反転のことである。つまり、陰線が2本連続するツタイ線の後に大陽線が出現して反転した状態のことになる。

ツタイの打ち返しで出現するツタイ線は、上昇トレンドの継続か、下降トレンドへ転換するかの分岐点になる。その後の大陽線の出現によりこの地点が天井圏になることが多い。よって、ツタイの打ち返しが出現した翌日の寄付きが売りのエントリーポイントになる。

米中枢同時テロ

読み方:べいちゅうすうどうじテロ
別名:米国中枢同時テロ
別名:米中枢部同時テロ
別名:米国中枢部同時テロ
別名:米中枢同時多発テロ
別名:アメリカ同時多発テロ

2001年9月11日に米国で発生した同時多発テロ事件の呼び名。「アメリカ同時多発テロ事件」または「9.11」(きゅうてんいちいち、ナインイレブン)と呼ばれることが多い。報道機関は主に「米中枢同時テロ」の呼称を用いている。

米中枢同時テロではハイジャックされた4機の旅客機がそれぞれニューヨーク世界貿易センタービル、米国国防総省の本庁舎(ペンタゴン)などに相次いで突っ込み自爆した。世界貿易センタービルは炎上して倒壊し、旅客機の乗客とビル内にいた人々、千数百名が死亡した。

米国は、米中枢同時テロの首謀者をイスラムのテロ組織「アルカイダ」であると断定した。このテロ事件がアフガニスタン侵攻、イラク戦争の直接の引き金となった。

世界貿易センタービルの跡地には、「9.11追悼博物館」が建設されている。

関連サイト:
National September 11 Memorial & Museum - WTCMF

ボストンマラソン爆発事件

読み方:ボストンマラソンばくはつじけん
別名:ボストン・マラソン爆発
別名:2013年ボストンマラソン爆発事件
英語:boston marathon bomb
英語:boston marathon bombimg

2013年4月15日に米国マサチューセッツ州ボストンで開催されたボストンマラソンにおいて発生した爆弾事件。市街地のゴール地点付近で2度の爆発が発生し、見物客や参加者らが爆発に巻き込まれた。翌16日までに2名の死亡者、140名以上の負傷者、うち10数名が重体と報告されている。

ボストンマラソン爆発事件の発生現場は、ボストンマラソンのコースであるボイルストン通り(Boylston Street)の沿道、ゴールのやや手前で発生した。14時50分頃に最初の爆発が起き、10秒ほど後に2回目の爆発が発生した。爆発はテロ行為と見られているが、米国本土で発生したテロ事件としては9.11アメリカ同時多発テロ事件以来の規模だという。


ハイヒール強盗

読み方:ハイヒールごうとう
別名:靴強盗
別名:靴フェチ強盗

夜間通行中の女性を襲い、その履いていた靴を強奪する強盗の通称。大阪府高槻市で2011年頃から度々被害が発生しており、同一人物による連続犯と見られている。

高槻市の連続ハイヒール強盗は、もっぱら靴を狙った犯行であり、犯人は靴フェチと推測される。被害に遭った女性はいずれも、直接の危害はこれといって加えられていない。ただし靴を強奪される過程で怪我を負うなどしている。

靴はハイヒールの他にブーツなどが狙われている。2012年10月に9件目、2013年4月に10件目の被害の届け出が出されていることを、サンスポ、スポニチなどが伝えている。

AFP通信によれば、ドイツでも2009年までに9件のハイヒール強盗事件が発生しており、2009年7月に容疑者の男が身柄を拘束されたという。

関連サイト:
ハイヒール女性狙った「靴フェチ」強盗逮捕、ドイツ - AFPBB News 2009年7月13日

新経済サミット

読み方:しんけいざいサミット

新経済連盟が主催する、日本経済再生をテーマとする講演会。海外のITベンチャー企業の創業者やCEOを招き、「日本への提言」という形で講演を行う。

新経済サミットの後援組織には経済産業省が含まれている。なお、主催者の新経済連盟は楽天株式会社の代表である三木谷浩史が代表理事を務めている。

2013年の「新経済サミット2013」は2013年4月16日を開催日とする。前夜祭には安倍晋三内閣総理大臣も出席した。

関連サイト:
新経済連盟