新語時事用語辞典とは?

2013年4月18日木曜日

寄り切り線

読み方:よりきりせん

ローソク足のパターンの1つで、上ひげのある大陽線、あるいは、下ひげのある大陰線のこと。

寄り切り線は、相場が強い時によく出現する。上ひげのある大陽線の場合、寄り付き後に大きく値上がりして高値をつけ、少し押したところが終値になる。これは、まだ買い圧力が強いことを表している。そのため、翌日の寄り付きが買いのエントリーポイントになる。

また、下ひげのある大陰線の場合、寄り付き後に大きく値下がりして安値をつけ、少し戻したところが終値になる。これは、まだ売り圧力が強いことを表している。そのため、翌日の寄り付きが売りのエントリーポイントになる。

連続線

読み方:れんぞくせん

ローソク足のパターンの1つで、当日の寄付きが前日の高値と安値の値幅の中に納まった状態のこと。

2日続く連続線の組み合わせには、陽線と陰線、陰線と陽線、陽線と陽線、陰線と陰線の4通りある。どの組み合わせでも大きく上げ下げしていない相場である。

3日続く連続線を三手という。上放れした後に三手が出現した場合には放れ三手といい、売りのエントリーポイントになる。また、下放れした後に三手が出現した場合も放れ三手といい、こちらは買いのエントリーポイントになる。

大黒線

読み方:だいこくせん
別名:大陰線

ローソク足のパターンの1つで、安値引けして大きな陰線が出現した状態のこと。大陰線ともいう。

大黒線は、売りが売りを呼び商いを伴った時に出現することが多い。大黒線が高値圏で出現した時は、上昇トレンドから下降トレンドへの転換点になることがある。また、安値圏で出現した時は、下げ相場が一層進むことがある。

なお、上昇トレンドにおいて、商いを伴わない大黒線をダマシといって、その後の相場は上げに転じることが多い。

大赤線

読み方:だいあかせん
別名:大陽線

ローソク足のパターンの1つで、高値引けして大きな陽線が出現した状態のこと。大陽線ともいう。

大赤線は、買いが買いを呼び商いを伴った時に出現することが多い。大赤線が高値圏で出現した時は、最後の大相場になることもある。また、安値圏で出現した時は、下降トレンドから上昇トレンドへの転換点になることがある。

なお、下降トレンドにおいて、商いを伴わない大赤線をダマシといって、その後の相場は下げに転じることが多い。

下げ足のカブセ

読み方:さげあしのカブセ

ローソク足のパターンの1つで、高値圏において、包み足の後にはらみ足が出現した状態のこと。

下げ足のカブセは、包み足とはらみ足の2つのローソク足のパターンが続いた状態である。高値圏で包み足が出現した場合、天井圏であることが多い。同じように高値圏ではらみ足が出現した場合も天井圏であることが多い。そのため、下げ足のカブセの出現は高値圏である確率が高い。下げ足のカブセの出現した翌日の寄付きが売りのエントリーポイントになる。

インフルエンザAウィルス

読み方:インフルエンザエーウィルス
別名:インフルエンザエーウイルス
別名:インフルエンザA型ウィルス
別名:A型インフルエンザウィルス 
別名:A型インフルエンザウイルス

インフルエンザの病原となるウィルスのうち「A型」に分類されるウィルスの総称。

インフルエンザウィルスにはA型、B型、C型といった区分があるが、これらのうちA型は最も強力とされる。インフルエンザAウィルスはヒトからヒトへ感染するタイプだけでなく、家畜、家禽、野禽などの間で感染を拡大するものも少なくない。

トリに感染する「鳥インフルエンザ」はインフルエンザAウィルスの一種である。インフルエンザAウィルスの亜型である「H5N1型鳥インフルエンザウィルス」および「H7N9型鳥インフルエンザウィルス」は、強力である上にズーノーシス(人畜共通感染症)でもあり、パンデミックの危険性が高いウィルスとされている。

関連サイト:
インフルエンザA(H7N9)ウイルスのヒト感染に対するWHOのリスク評価

生体腎移植

読み方:せいたいじんいしょく

健康な人から腎臓の組織の一部をもらい受け、患者に移す医療行為。生体を提供者とする腎移植であり、腎臓の生体移植である。

生体移植は腎臓、肝臓、すい臓、肺などが主な対象として実施される。腎臓は通常、左右一対のペアで存在しており、片方でも生活に支障ないレベルの腎機能が期待できるため、提供者が患者に腎臓を1個そのまま提供することが可能である。拒絶反応の発生する危険性が高く、肉親が提供者となることが多い。