新語時事用語辞典とは?

2013年4月24日水曜日

銘柄スクリーニング

読み方:めいがらスクリーニング

株式銘柄をファンダメンタル面、テクニカル面から選定すること。

銘柄スクリーニングは、自分の投資スタンスに合う銘柄を探し出す時に用いられる。ファンダメンタル面では、時価総額や配当利回り、PER、PBR、経常利益、売上高などの指標が挙げられる。また、テクニカル面では、移動平均、騰落率、サイコロジカルライン、RSI、RCI、ボリュームレシオなどが挙げられる。銘柄スクリーニングは、これらの指標をいくつか組み合わせて、すべての条件にマッチした銘柄を選定する。

ちなみに銘柄スクリーニングは、松井証券やマネックス証券などのオンライン証券で利用できる。

関連サイト:
松井証券
マネックス証券

株睨み

読み方:かぶにらみ

外国為替市場に参加している投資家が、株式市場の動向に応じて売買すること。

株睨みは、株式相場の値動きによって外国為替取引を行う。例えば、東京株式市場が前日よりもプラスで推移していれば円を買ったり、ニューヨーク株式市場がマイナスで推移していれば米ドルを売ったりする。

ちなみに、外国為替市場の動向に応じて株式の売買をすることを為替睨みという。

為替睨み

読み方:かわせにらみ

株式市場に参加している投資家が、外国為替市場の動向に応じて売買すること。

為替睨みは、外国為替相場の値動きによって株式の売買する銘柄を選定する。例えば、米ドル/円が円高へ進行した場合には、内需関連株を買ったり輸出関連株を売ったりする。また、円安に進行した場合には、輸出関連株を買ったり内需関連株を売ったりする。

ちなみに、株式市場の動向に応じて為替の売買をすることを株睨みという。

上影陰線

読み方:うわかげいんせん

ローソク足のうち、上ひげのある陰線のこと。上影陰線の「上影」は上ひげの意味。

上影陰線は、上ひげがあり下ひげのない陰線である。上影陰線は、寄り付き後に一本調子で値を上げて高値をつけ、その後、少し戻したところで引けたものである。大引けにかけて売り圧力が残った相場で、翌日は売り先行で始まる可能性が高い。

ちなみに、上影陰線のうち、値幅の広い大陰線を「陰の大引け坊主」という。

下影陰線

読み方:したかげいんせん

ローソク足のうち、下ひげのある陰線のこと。下影陰線の「下影」は下ひげの意味。

下影陰線は、下ひげがあり上ひげのない陰線である。下影陰線は、寄り付き後に一本調子で値を下げて安値をつけ、その後、切り返したところで引けたものである。大引けにかけて買い圧力の強い相場で、翌日も継続して買い先行で始まる可能性が高い。

ちなみに、下影陰線のうち、値幅の広い大陰線を「陰の寄り付き坊主」という。

上影陽線

読み方:うわかげようせん

ローソク足のうち、上ひげのある陽線のこと。上影陽線の「上影」は上ひげの意味。

上影陽線は、上ひげがあり下ひげのない陽線である。上影陽線は、寄り付き後に値を上げて高値をつけ、その後、少し戻したところで引けたものである。大引けにかけて売り圧力が残った相場で、翌日は売り先行で始まる可能性が高い。

ちなみに、上影陽線のうち、値幅の広い大陽線を「陽の寄り付き坊主」という。

下影陽線

読み方:したかげようせん

ローソク足のうち、下ひげのある陽線のこと。下影陽線の「下影」は下ひげの意味。

下影陽線は、下ひげがあり上ひげのない陽線である。下影陽線は、寄り付き後に値を下げて安値をつけ、その後、始値を抜いて高値引けしたものである。買い圧力の強い相場で、翌日も継続して買い先行で始まる可能性が高い。

ちなみに、下影陽線のうち、値幅の広い大陽線を「陽の大引け坊主」という。

引値

読み方:ひけね
別名:引け値
別名:終値

株式相場や商品先物相場などで、一定期間の立ち合いにおいて最後に成立した価格。終値ともいう。

引値は、日足の場合にはその日の最後に成立した価格であり、後場引値、大引け値ともいう。また、午前の立ち合いで最後に成立した価格を前場引値という。週足の場合には、週末の立ち合いで最後に成立した価格が引値になる。さらに、月足の場合には月末の大引けに成立した価格、年足の場合には年末の大引けに成立した価格がそれぞれ引値になる。

寄付値

読み方:よりつきね
別名:寄り付き値
別名:寄付き値
別名:始値

株式相場や商品先物相場などで、一定期間の立ち合いにおいて最初に成立した価格。始値ともいう。

寄付値は、日足の場合にはその日の最初に成立した価格であり、前場寄付値ともいう。また、午後の立ち合いで最初に成立した価格を後場寄付値という。週足の場合には、週初めの立ち合いで最初に成立した価格が寄付値になる。さらに、月足の場合には月初の寄り付きに成立した価格、年足の場合には年初の寄り付きに成立した価格がそれぞれ寄付値になる。

陰の大引け坊主

読み方:いんのおおびけぼうず

ローソク足の陰線のうち、上ひげのない大陰線のこと。陰の大引け坊主の「大引け坊主」は、安値と終値が同値でローソク足の下部にひげがないことを意味している。

陰の大引け坊主は、寄り付き後に若干上昇したものの、その後は一本調子で値を下げて安値引けしたものである。この時の相場は売り圧力が優勢で、翌日以降も継続することが多い。よって、陰の大引け坊主が出現した翌日の寄り付きが売りのエントリーポイントになる。ただし、出来高を伴っていない時はダマシの可能性があるため売りのエントリーポイントにならない場合がある。なお、陰の丸坊主よりも若干弱いローソク足になるため、売りと買いの気配値に注意する必要がある。

相乗り衛星

読み方:あいのりえいせい
別名:あい乗り衛星
別名:相乗り小型衛星
別名:相乗り小型副衛星
別名:ピギーバック衛星
英語:piggyback payload
英語:piggyback satellite

人工衛星の打ち上げに際して、共にロケットに積載されて打ち上げられる人工衛星の通称。

相乗り衛星は、打ち上げに用いられる大型ロケットの余剰エネルギーを活用して、いわば、ついでに打ち上げるものである。重量や寸法は大幅に制限されるため、小型の実験機などが主な対象とされる。

相乗り衛星は、単独での打ち上げがコストの問題などから困難である超小型実験機および民間研究機関の人工衛星などに対して打ち上げの機会を提供するという利点がある。宇宙航空研究開発機構(JAXA)は大型ロケットH-IIAによる人工衛星の打ち上げの際に、民間企業や大学などが開発した人工衛星を相乗り衛星として公募し、宇宙空間での実験・運用機会を提供している。

関連サイト:
「いぶき」相乗り衛星の概要 - 宇宙航空研究開発機構(JAXA)