新語時事用語辞典とは?

2015年10月23日金曜日

日中共同世論調査

読み方:にっちゅうきょうどうよろんちょうさ

日本と中国の両国民が相手国に対してどのような意識を持っているかなどを明らかにするための調査。

日中共同世論調査は、認定NPO法人「言論NPO」と中国国際出版集団による共同調査で、毎年1回行われている。

日中共同世論調査では、相手国に対する印象や相手国について思い浮かべるもの、日中関係の重要性などについてアンケート調査を行っている。2015年の調査結果では、相手国に対する印象は日本、中国とも「良くない」が「良い」を大きく上回った。また、相手国について思い浮かべるものとしては、日本側のアンケートでは「中華料理」「大気汚染」「反日感情」で、中国側は「釣魚島」「南京大虐殺」「桜」という結果だった。

関連サイト:
言論NPO

一億総活躍国民会議

読み方:いちおくそうかつやくこくみんかいぎ

安倍晋三・第96代内閣総理大臣が打ち出した一億総活躍社会の実現を目的として開かれる会議。

一億総活躍国民会議の議長には安倍晋三・総理大臣が就き、議長代理には加藤勝信・一億総活躍担当大臣が就く。会議のメンバーは関係閣僚や民間議員などからなる。民間議員は、国民からの広い意見を取り入れるための各界の有識者らによって構成されている。

関連サイト:
加藤大臣挨拶 - 首相官邸

平均通過人員

読み方:へいきんつうかじんいん

鉄道を利用する客の1日1kmあたりの人数。

平均通過人員は、次の計算式で求めることができる。

平均通過人員=各路線の年度内の旅客輸送人キロ÷当該路線の年度内営業キロ÷年度内営業日数

平均通過人員は、JR東日本の在来線では山手線(品川・田端間)の107万人が最も多く、埼京線(池袋・赤羽間)の72万人、中央本線(神田・高尾間)の66万人と続く。また、JR西日本の在来線では、東海道線(大阪・神戸間)の38万人が最も多く、東海道線(京都・大阪間)の33万人、大阪環状線(天王寺・新今宮間)の28万人と続く(いずれも2014年度時点)

関連サイト:
路線別ご利用状況 - JR東日本
データで見るJR西日本 - JR西日本

氷温熟成

読み方:ひょうおんじゅくせい

食品の旨みを引き出すために、食品を凍る直前の温度で保存する技術。

氷温熟成は、鳥取県の株式会社氷温研究所が研究、開発した食品加工技術である。氷温熟成により作られた食品を「氷温食品」と呼んでいる。氷温食品は、公益社団法人氷温協会の認定する食品で、700品目近くの商品が認定されている。氷温熟成は、肉や魚をはじめ、味噌、かつお節、豆腐、納豆、コーヒーなどさまざまな食品に用いられている。

関連サイト:
公益社団法人氷温協会

表面利率

読み方:ひょうめんりりつ
別名:クーポンレート
別名:表面金利

債券などを保有した時の1年間に受け取った利子の額面金額に対する割合。クーポンレート、表面金利ともいう。

例えば、額面100万円で表面利率が2%の債券の場合、1年間に2万円の利子を受け取ることができる。

表面利率は、発行する債券の種類によって異なる。固定利付債では償還日までの表面利率は一定だが、変動利付債では表面利率が変動する。