読み方:ためしぎょく
株式や外国為替の売買において、相場の推移を確認するために、初回に最小の取引単位で建玉する手法のこと。
試し玉は、購入資金に余裕がある場合に、まず試しとして最小単位で建玉する。相場が予想通りに推移すれば徐々に建玉を増やしていく。また、予想通りに推移しなかった場合はナンピンを入れていく。
試し玉は、相場予想の当たり外れに関係なく買い増ししていく。これにより、一度にまとめて建玉する場合よりもリスクが抑えられるというメリットがある。一方、利益は一度にまとめて建玉する場合よりも少なくなる。
新語時事用語辞典とは?
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三割高下に向かえ
読み方:さんわりこうげにむかえ
別名:3割高下に向かえ
株価がある地点から3割変動した所が売買ポイントであるという株式相場の格言。
三割高下に向かえの格言は逆張りの手法の1つで、ある日を基準に株価が3割上昇した所が売り場で、3割下降した所が買い場であるとしている。例えば、政権交代や政策金利の見直しなどが行われて株価が下落したら、その日の株価から3割下落した所が買い場になる。
三割高下に向かえは、江戸時代に米相場で財を成した牛田権三郎の「三猿金泉秘録」に収録されている「高下とも五分、一割にしたがいて、二割、三割は向かう理と知れ」を起源としている。
別名:3割高下に向かえ
株価がある地点から3割変動した所が売買ポイントであるという株式相場の格言。
三割高下に向かえの格言は逆張りの手法の1つで、ある日を基準に株価が3割上昇した所が売り場で、3割下降した所が買い場であるとしている。例えば、政権交代や政策金利の見直しなどが行われて株価が下落したら、その日の株価から3割下落した所が買い場になる。
三割高下に向かえは、江戸時代に米相場で財を成した牛田権三郎の「三猿金泉秘録」に収録されている「高下とも五分、一割にしたがいて、二割、三割は向かう理と知れ」を起源としている。
マイナス金利
読み方:マイナスきんり
金融機関にお金を預けることによって発生する負の金利のこと。マイナス金利では預金額は目減りする。
マイナス金利は、一般的には中央銀行が民間の金融機関に対して行うものである。例えば、民間銀行が日本銀行へ1000万円預け入れており、その金利が-0.1%の場合、1年後には金利として1万円差し引かれるため残高は999万円に目減りする。
マイナス金利は、景気が低迷、停滞している時の金融政策の1つで、銀行の企業への融資を促進して景気の回復を目的として実施される。
マイナス金利は、過去にはデンマークやスイス、スウェーデンなどが実施しており、日本でも2016年2月から実施された。
金融機関にお金を預けることによって発生する負の金利のこと。マイナス金利では預金額は目減りする。
マイナス金利は、一般的には中央銀行が民間の金融機関に対して行うものである。例えば、民間銀行が日本銀行へ1000万円預け入れており、その金利が-0.1%の場合、1年後には金利として1万円差し引かれるため残高は999万円に目減りする。
マイナス金利は、景気が低迷、停滞している時の金融政策の1つで、銀行の企業への融資を促進して景気の回復を目的として実施される。
マイナス金利は、過去にはデンマークやスイス、スウェーデンなどが実施しており、日本でも2016年2月から実施された。