新語時事用語辞典とは?

2016年4月21日木曜日

諭旨退職

読み方:ゆしたいしょく

会社から懲戒解雇される前に、自らが退職願いを提出して退職すること。

諭旨退職は、暴力事件やハラスメント行為など、法律に抵触するような行為をした者が、その後反省の態度を示し、自主的に退職するものである。退職願を提出して会社が認めない場合には懲戒解雇処分になる。

ちなみに、諭旨退職の場合には退職金は支払われるが、満額が支払われるケースは少ない。

不謹慎狩り

読み方:ふきんしんがり

ブログやTwitter上で不謹慎な発言した人を対象に、過剰に反論や誹謗中傷する行為を指すネットスラング。

不謹慎狩りは、政治家や芸能人といった著名人がターゲットにされるケースが多い。主に世間の常識から外れた発言に対して行われ、不謹慎狩りに遭った当事者は発言を削除したり謝罪文を掲載したりすることが多い。

昨今においては悪気のない発言に対しても不謹慎狩りが行われるなど、その対象範囲は広がる傾向にある。また、善意の行為に対しても「偽善者だ」、「イメージアップのためか?」といった内容で不謹慎狩りを行う人もいる。

ちなみに、不謹慎狩りを行う人のことを不謹慎厨という。

不謹慎厨

読み方:ふきんしんちゅう

ブログやTwitter上で不謹慎な発言をした人に対して、過剰に反論したり誹謗中傷したりする人を指すネットスラング。

不謹慎厨がターゲットとするのは、主に政治家や芸能人などである。基本的には常識外れの発言に対して反論するケースが多い。不謹慎厨による、いわゆる「叩き」行為は、他の閲覧者を刺激して新たな不謹慎厨を招き、発言者のWebサイトが「炎上」することもある。発言者は、発言を削除したり謝罪文を掲載したりして「鎮火」に努める。

不謹慎厨の中には、何ら問題のない発言に対して悪意をもって反論する人もいる。例えば、甚大な災害が発生した時に、笑顔の写真をブログに掲載すると「このご時世に」と批判し、「募金した」と発言すれば「イメージアップのためか?」と批判する。

ちなみに、不謹慎厨の行う行為を不謹慎狩りという。

ぷらいべったー

英語:Privatter

主にTwitterユーザー向けの、公開範囲を指定してメッセージや画像などが投稿できるSNSサービスの名称。

ユーザーは、Twitterのアカウントを用いてぷらいべったーのWebサイトにログインすることで、文章や画像が投稿できる。メッセージ投稿時には、Twitterでフォローしている人だけに公開する「フォロワー限定公開」やリストに追加されている人だけに公開する「リスト限定公開」などのオプションを付けて公開することができる。メッセージを公開すると自動的にフォロワーなどへ通知される。

ぷらいべったーでは、フォロワー限定公開やリスト限定公開の他に、ログイン限定公開、フォロー限定公開、相互フォロワー限定公開、パスワード限定公開といった公開範囲を指定することができる。また、誰でも閲覧できる「全体公開」や、自分だけが閲覧できる「非公開」といったオプションも用意されている。

関連サイト:
ぷらいべったー

最大震度マップ

読み方:さいだいしんどマップ

日本における過去の最大震度を地図で表したもの。

最大震度マップは、日本全国をおよそ25km×25kmのマス目に分けて、その地域内で発生した最大震度を色分けして表示したものである。

最大震度マップでは、震度3から震度7までの7段階(震度5と震度6は、強と弱に分かれる)に分かれているが、大半の地域は震度6弱以上となっている。

ちなみに北海道は、太平洋側で震度6強を観測しているが、道央から道北にかけては震度3や震度4の地域が見られる。

最大震度マップ - 古地震.net


日奈久断層帯

読み方:ひなぐだんそうたい

阿蘇山の南西部から八代海南部へ、熊本県を斜めに横断する活断層。断層の北東端は「布田川断層」と接している。布田川断層は阿蘇山の西側から宇土半島へと伸びている。布田川断層帯と日奈久断層帯をあわせて「布田川・日奈久断層帯」と呼ばれる場合が多い。

2016年4月に熊本県・大分県を中心に発生した大地震(「熊本地震」)では、日奈久断層帯の断層のズレが地震の主な要因とみられている。

関連サイト:
布田川断層帯・日奈久断層帯 -  地震調査研究推進本部