新語時事用語辞典とは?

2016年5月9日月曜日

口内フローラ

読み方:こうないフローラ
別名:口腔フローラ
別名:口腔内フローラ

口の中の細菌叢(さいきんそう)。

口内フローラは、善玉菌や悪玉菌などおよそ500種類以上の細菌により構成されている。通常は、ある一定のバランスを保っているが、バランスが崩れると歯周病や虫歯を招くことがある。また、歯肉の血管に細菌が入り込んで血管に炎症が生じ、動脈硬化や心筋梗塞になることもある。

口内フローラのバランスを整える手段としては、唾液の分泌や悪玉菌を減少する効果のあるポリフェノールの摂取などが挙げられる。ちなみに、白米の摂取は、血液中のブドウ糖が増加して歯周病菌が増えるため、口内フローラのバランスを崩す原因になる。

蒸しパスタ

読み方:むしパスタ

パスタを蒸して調理した料理の総称。

蒸しパスタの作り方は、まず、フライパンに水を入れ、沸騰したらパスタを半分に割って入れる。蓋をして熱し、大きな泡が出てきたら中火にして水分がほとんどなくなったら取り出す。以降は、一般的なパスタの調理法と同様に具材などを混ぜ合わせて仕上げる。

パスタは、一般的には多めの水で茹でる。この場合、パスタ表面のでんぷんが剥がれてしまうためソースが絡みづらくなる。一方、蒸しパスタの場合は、剥がれたでんぷんが再びパスタ表面に貼りつき、ソースが絡みやすくなるという特徴がある。

塩たまちゃん

読み方:しおたまちゃん

熊本県の子出藤農園(ねでふじのうえん)が生産する、塩とにがりを撒いた畑で育てられた玉ねぎの名称。

塩たまちゃんを生産する子出藤農園のある熊本市西区小島は島原湾を望む海沿いにあり、土壌には比較的多くのミネラル分が含まれている。子出藤農園では、土壌の特有を活かし、さらに塩とにがりを撒いて玉ねぎを生産している。一般的に玉ねぎには「えぐみ」と呼ばれる野菜から出る灰汁が多いとされるが、塩たまちゃんはえぐみが少ないという特徴がある。

関連サイト:
真心入った塩たまちゃん

南部箒

読み方:なんぶほうき
別名:南部ほうき
別名:南部ホウキ

岩手県特産のほうきの総称。

南部箒の原材料はほうき草と呼ばれる植物で、刈り取った後に湯通しや天日干しなどの作業を経て加工する。加工の際には絹糸や金糸が用いられる。

南部箒は先端が細かく縮れているため、小さなちりや埃が絡まりやすいという特徴がある。

南部箒は、用途に合わせて小箒や巴箒、携帯用などが生産されている。

関連サイト:
高倉工芸