震災特需

読み方：しんさいとくじゅ

震災の発生に伴う急激な需要の高まり。

巨大地震によって倒壊・損壊した建築物の補修、インフラの復旧や、震災不安を背景とする備蓄食料や防災グッズなどが、震災特需の対象となりやすい。

2011年3月に発生した東日本大震災では、東京電力福島第一原子力発電所における原発事故の影響を受けて、ガイガーカウンターや放射線測定カードのような放射線測定装置の特需が発生した。また、電力不足の影響から、クールビズや省エネタイプの家電についても特需が発生している。