別名:アブドルジャリル
別名:ムスタファ・モハメド・アブドルジャリル
英語:Mostafa Abdeljalil
英語:Mostafa Mohamed Abdeljalil
英語:Abdeljalil
カダフィ政権の崩壊後に暫定政権として成立した「リビア国民評議会」の議長を務める、評議会の代表的人物。
ムスタファ・アブドルジャリルは、カダフィ政権下で「司法書記」と呼ばれる重要な役職に就任していた。司法書記は日本の法務大臣に当たる地位である。リビア内乱の勃発を機に反政府の側に回ることを決意し、2011年2月にリビア国民評議会を発足、議長に就任した。
2011年8月末に、リビア国民評議会は首都トリポリを制圧し、実質的に政権を掌握した。カダフィ大佐の行方や生死は2011年9月6日現在も明らかになっていないが、事実上、カダフィ政権は崩壊したと見なされている。