新語時事用語辞典とは?

2016年1月27日水曜日

限度額認定証

読み方:げんどがくにんていしょう

医療費の自己負担限度額を示した証書のこと。

限度額認定証は、入院や診察、薬などの支払額が、国の定める自己負担限度額を超えた場合、自己負担限度額に止めることができる証明書である。

自己負担限度額は標準報酬月額により異なり、非課税者は35400円、28万円未満ならば約6万円などと決められている。

限度額認定証は、70歳未満の人が対象になっており、70歳以上の人は高齢受給者証や後期高齢者医療被保険者証などで対応が図られる。

三羽烏

読み方:さんばがらす
別名:3羽烏
別名:三羽ガラス
別名:3羽ガラス

3日間陰線が続き、下値を切り下げているチャートのパターンのこと。

三羽烏は、前日よりも高値で寄付き、引けでは前日よりも安い値で終わるような日が3日間続いた場合のパターンである。寄付きに押し目買いが入り高値寄りするが、売り圧力が強いため、引けには安くなってしまう。このような日が3日続いた状態を三羽烏といい、その翌日の寄付きが売りのエントリーポイントになる。

下放れの並び赤

読み方:したっぱなれのならびあか

窓を空けて下放れした後に、陽線が2つ出現するチャートのパターンのこと。赤は陽線のこと。

下放れの並び赤は、何らかの要因で下放れし同じ長さの陽線が2本出現した場合である。下放れをした相場は、窓埋めのために上値を試す動きをするか、さらに値を下げるかのいずれかであることが多い。下放れ後の調整局面において、同じ長さの陽線が2本出現した場合、上値を試す展開と考えられるが、チャートのパターンとしては追撃売りのエントリーポイントになる。

ちなみに、窓を空けて上放れした後に、陽線が2つ出現するパターンを上放れの並び赤という。

上放れの並び赤

読み方:うわっぱなれのならびあか

窓を空けて上放れした後に、陽線が2つ出現するチャートのパターンのこと。赤は陽線のこと。

上放れの並び赤は、何らかの要因で上放れし同じ長さの陽線が2本出現した場合である。上放れをした相場は、その多くが調整のための窓埋めに向かうが、上放れの並び赤の場合は買い圧力が強いためさらに上値を試す動きをする。

上放れの並び赤の出現後、翌日の寄付きが前日の終値よりも高く始まれば買いのエントリーポイントになる。

ちなみに、窓を空けて下放れした後に、陽線が2つ出現するパターンを下放れの並び赤という。

押え込み線

読み方:おさえこみせん

上放れした後に陰線が何本か続き、その後に陽線が出現するチャートのパターンのこと。

押え込み線は、上放れした後に窓を埋めるように数日間の陰線が続き、翌日には比較的大きな陽線が出現して直近の高値付近まで値が戻った状態である。

押え込み線は高値圏に出現することが多く、上昇トレンドにおける押し目買いのポイントの1つとなっている。

放れ五手黒一本底

読み方:はなれごてくろいっぽんぞこ
別名:放れ5手黒1本底

ローソク足のパターンの1つで、下放れした後の5日の間に大陰線が1本出現した状態のこと。

下放れは下降トレンドへ突入するケースが多いが、比較的短期間に大陰線が出現して大底を打ち、翌日には高値寄りで始まり陽線で終わることがある。このようなパターンを放れ五手黒一本底といい、一転して買いサインとなる。

なお、放れ五手黒一本底の出現後に窓埋めが完了すると、強い買いサインとなる。

鍋底

読み方:なべぞこ

ローソク足の並びが鍋の底のような形をしているチャートのこと。

鍋底は、価格の下落後に長期間にわたってレンジ相場を形成する。その後、上放れした陽線の出現で鍋底の形になる。

鍋底は、レンジ相場で売り圧力が解消されていることが多く、比較的上放れしやすい状況にある。そのため、最初の大陽線が出現した時が買いサインになる。

ちなみに、鍋底と逆の形をしたチャートを団子天井という。

二本の差し込み線

読み方:にほんのさしこみせん
別名:2本の差し込み線
別名:二本の差込み線
別名:二本の差込線
別名:2本の差込み線
別名:2本の差込線

ローソク足のパターンの1つで、差し込み線が間隔を置いて2回出現した状態のこと。

差し込み線は、売り方圧力が減少して買い方圧力が増加していることを表し、安値圏で出現した場合は買いサインとなる。

1本目の差し込み線が出現した後に値を崩し、1本目と同じ水準で再び差し込み線が出現することがあり、これを二本の差し込み線と呼んでいる。二本の差し込み線の出現した状況は、売り方圧力がさらに減少しているという見方が多い。そのため、1本の差し込み線よりも強い買いサインとなる。

二本の差し込み線はダブルボトムの2番底に当たり、出現後にネックラインを超えた時点で本格的な上昇トレンドに突入する。