読み方:かしかぶしじょう
機関投資家などが株券を貸したり借りたりする市場のこと。
貸株市場では、証券会社が仲介役となり機関投資家間で株券の貸借が行われる。株券の貸し手は生命保険会社や損害保険会社、信託銀行などで、借り手はヘッジファンドや外資系証券会社などが挙げられる。
貸株市場で貸借が行われると、借り手は貸し手に対して金利の支払いが発生する。なお、借り手となった機関投資家は株券の名義書き換えが可能になるため、株券を発行する企業の株主権利が発生する。また借り手は、株式市場を通じて株券の売却も可能になる。ただし、借り手は貸し手に対して株式の返却義務があるため、市場を通じて株式を調達し返却しなければならない。
新語時事用語辞典とは?
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貸出金利
読み方:かしだしきんり
企業や個人が銀行からお金を借り入れる際に生じる利息のこと。
銀行は、預金者から集められたお金の他に、日本銀行や他の銀行などからお金を集める。この時に、預金者へ支払う預金金利、日本銀行へ支払う公定歩合、他の銀行へ支払う無担保コール翌日物金利などが発生する。一方、企業や個人へ貸し出す際に発生する金利が貸出金利となる。
銀行は、貸出金利を借り入れた金利より高い金利に設定することで利ざやを稼ぐことができる。
例えば、借り入れた時の金利が2%で、貸出金利を5%に設定し、100万円を貸し出した場合、1年間では次の利ざやを稼ぐことができる。
利ざや=100万円×(0.05-0.02)=3万円
企業や個人が銀行からお金を借り入れる際に生じる利息のこと。
銀行は、預金者から集められたお金の他に、日本銀行や他の銀行などからお金を集める。この時に、預金者へ支払う預金金利、日本銀行へ支払う公定歩合、他の銀行へ支払う無担保コール翌日物金利などが発生する。一方、企業や個人へ貸し出す際に発生する金利が貸出金利となる。
銀行は、貸出金利を借り入れた金利より高い金利に設定することで利ざやを稼ぐことができる。
例えば、借り入れた時の金利が2%で、貸出金利を5%に設定し、100万円を貸し出した場合、1年間では次の利ざやを稼ぐことができる。
利ざや=100万円×(0.05-0.02)=3万円
移動平均収束拡散指標
読み方:いどうへいきんしゅうそくかくさんしひょう
別名:移動平均収束拡散法
別名:MACD
移動平均線を用いたテクニカル指標の1つ。主に外国為替証拠金取引(FX)の通貨ペアの分析に用いられる。一般的には、MACDと呼ぶことが多い。
移動平均収束拡散指標では、指数平滑移動平均(EMA)を2本用いる。1本は短期EMA、もう1本は長期EMAで、短期EMAから長期EMAを引いたものが移動平均収束拡散指標の値になる。
移動平均収束拡散指標の値がプラスの時は、短期的に上昇トレンドであると判断することができる。一方、移動平均収束拡散指標の値がマイナスの時は、短期的に下降トレンドであると判断することができる。
別名:移動平均収束拡散法
別名:MACD
移動平均線を用いたテクニカル指標の1つ。主に外国為替証拠金取引(FX)の通貨ペアの分析に用いられる。一般的には、MACDと呼ぶことが多い。
移動平均収束拡散指標では、指数平滑移動平均(EMA)を2本用いる。1本は短期EMA、もう1本は長期EMAで、短期EMAから長期EMAを引いたものが移動平均収束拡散指標の値になる。
移動平均収束拡散指標の値がプラスの時は、短期的に上昇トレンドであると判断することができる。一方、移動平均収束拡散指標の値がマイナスの時は、短期的に下降トレンドであると判断することができる。
マイクログラム
別名:μg
英語:microgram
重量の単位。「マイクロ」はSI接頭辞の一つで、「100万分の1」を意味する。つまり、1マイクログラムは100万分の1グラムである。
マイクログラムは、いわゆる環境科学や食品化学といった分野で比較的多く用いられる。マイクログラムの100分の1は「ナノグラム」、ナノグラムのさらに100分の1は「ピコグラム」となり、ともに多く用いられる。
大気汚染の原因の一つとして問題視される粒子状物質「PM2.5」の大気中含有量は、1立方メートル当たりに含まれる重量をマイクログラムで示すことが多い。2009年の環境省による環境基準の告示では、「年間の平均値が15μg/m3 以下、1日の平均値が35μg/m3以下」が基準とされている。
2013年3月5日には熊本県で環境省の定めた環境基準のおよそ3倍弱にあたる101マイクログラムが観測された。偏西風の風上に位置する中国ではPM2.5による大気汚染が深刻化しており、呼吸器異常が俗に「北京咳」と呼ばれるようにもなっている。
英語:microgram
重量の単位。「マイクロ」はSI接頭辞の一つで、「100万分の1」を意味する。つまり、1マイクログラムは100万分の1グラムである。
マイクログラムは、いわゆる環境科学や食品化学といった分野で比較的多く用いられる。マイクログラムの100分の1は「ナノグラム」、ナノグラムのさらに100分の1は「ピコグラム」となり、ともに多く用いられる。
大気汚染の原因の一つとして問題視される粒子状物質「PM2.5」の大気中含有量は、1立方メートル当たりに含まれる重量をマイクログラムで示すことが多い。2009年の環境省による環境基準の告示では、「年間の平均値が15μg/m3 以下、1日の平均値が35μg/m3以下」が基準とされている。
2013年3月5日には熊本県で環境省の定めた環境基準のおよそ3倍弱にあたる101マイクログラムが観測された。偏西風の風上に位置する中国ではPM2.5による大気汚染が深刻化しており、呼吸器異常が俗に「北京咳」と呼ばれるようにもなっている。