新語時事用語辞典とは?

2016年2月29日月曜日

株主への手紙

読み方:かぶぬしへのてがみ
別名:バフェットからの手紙
英語:shareholder letters

アメリカ合衆国の投資家であるウォーレン・バフェットが、自己の経営するバークシャー・ハサウェイ社の株主に対して送付している手紙の通称。

株主への手紙は1年に1回、株主に対して送付される。内容は、バークシャー・ハサウェイ社の投資状況などに加えて、ウォーレン・バフェットが長年培ってきた投資に対する考えや今後の相場の行方などが書かれている。特に、投資に対する考えや今後の相場の行方は、多くの投資家たちに注目されている。

関連サイト:
SHAREHOLDER LETTERS - (英語)

エセ中国語

読み方:エセちゅうごくご
別名:似非中国語

主に日本のインターネットユーザーが電子掲示板やチャットなどで会話する際に用いる、中国語に似た漢字のみで構成された言語のこと。

エセ中国語は一見すると中国語だが、日本で使用している漢字のみで構成され、日本語と同様の文法を用いる。例えば、「申し訳ありません」をエセ中国語で表現すると「申訳無」のようになる。なお、エセ中国語には決まった表現方法はなく、相手が理解できればよしとする傾向にある。ちなみに「申し訳ありません」は中国語では「真抱歉」である。

Sきっぷフォー

読み方:エスきっぷフォー

JR北海道が提供する、特急列車普通車自由席が利用できる切符が4枚セットになった割引き回数券の名称。

Sきっぷフォーは、1人が4回使用することも4人が1回使用することも可能な回数券で、最大で通常の料金よりも半額近く安い価格で購入できる。

なお、Sきっぷフォーは、2016年3月のダイヤ改正に伴い発売が終了される。従来は利用期限はなかったが、2016年6月24日をもって利用できなくなる。

ちなみに、Sきっぷフォーは、JR北海道のみどりの窓口やツインクルプラザで購入できる。

関連サイト:
おトクなきっぷの種類 - JR北海道

JASDAQグロース

読み方:ジャスダックグロース
別名:JASDAQグロース市場
別名:ジャスダックグロース市場
別名:グロース市場

JASDAQ市場のうち、純資産の額など一定の要件を満たしていない企業が上場している証券取引市場のこと。

JASDAQ市場には、JASDAQグロースとJASDAQスタンダードの2つの市場がある。2つの市場とも、株主数が200人以上、流通株式時価総額が5億円以上という要件は共通だが、純資産の額は、JASDAQスタンダードが2億円以上であるのに対し、JASDAQグロースは「正」(プラス、1円以上)と緩和されている。

なお、上場審査は、企業の成長可能性や、成長の段階に応じた企業統治、内部管理体制を確立しているかどうかなどに基づいて行われる。

関連サイト:
形式要件(JASDAQ内国株(スタンダード・グロース)) - 日本取引所グループ

JASDAQスタンダード

読み方:ジャスダックスタンダード
別名:JASDAQスタンダード市場
別名:ジャスダックスタンダード市場
別名:スタンダード市場

JASDAQ市場のうち、流通株式時価総額や純資産の額など一定の要件を満たしている企業が上場している証券取引市場のこと。

JASDAQ市場には、JASDAQスタンダードとJASDAQグロースの2つの市場がある。JASDAQスタンダードでは、株主数が200人以上、流通株式時価総額が5億円以上、純資産の額が2億円以上といった要件を満たす必要がある。ちなみに、JASDAQグロースでは純資産の額は「正」であればよい。

JASDAQスタンダードに上場する際には、事業活動の存続に支障を来す状況にないことや、健全な企業統治、有効な内部管理体制を確立していることなどを基準に審査が行われる。

関連サイト:
形式要件(JASDAQ内国株(スタンダード・グロース)) - 日本取引所グループ

2016年2月26日金曜日

制限値幅拡大

読み方:せいげんねはばかくだい

証券取引所が、ストップ高などにより値がつかない銘柄について、値がつくように制限値幅を拡大する措置のこと。

制限値幅拡大は、ストップ高、あるいは、ストップ安になり、ストップ高比例配分もされなかった日が3日続いた時に行われる。また、出来高がないまま午後の立会を終了し、終了後にストップ高(ストップ安)で売買が成立し、かつ、ストップ高(ストップ安)に買い(売り)呼値の残数があった時にも制限値幅拡大が行われる。

制限値幅拡大は、ストップ高が続いた場合には制限値幅の上限が拡大される。また、ストップ安が続いた場合には制限値幅の下限が拡大される。

重複上場銘柄

読み方:ちょうふくじょうじょうめいがら
読み方:じゅうふくじょうじょうめいがら

複数の証券取引所に上場している銘柄の総称。

重複上場銘柄は、例えば東証(東京証券取引所)と大証(大阪証券取引所)の2つの取引所に上場している銘柄を指す。取引所が異なるため、重複上場銘柄の株価は多少異なることがある。

もともと大証や名証(名古屋証券取引所)などの地方の取引所に上場している企業が、上場廃止しないまま東証にも上場して重複上場銘柄になるケースが多い。なお、各地での企業の知名度を向上させるために重複上場銘柄になるケースもある。

アダムズ方式

読み方:アダムズほうしき

アメリカ合衆国の第6代大統領・ジョン・クインシー・アダムズによって提唱された、選挙区の議席を配分する手法のこと。

アダムズ方式では、基準人口と選挙区の人口をもとに選挙区の定数を求める。その際、算出された数値の少数部分を切り上げた数を定数とする。そのため、定数が0になってしまうことはなく、人口の少ない選挙区にとっては有利な分配方式であるといえる。

日本においては、しばしば一票の格差問題が取り上げられており、その解消手段としてアダムズ方式の導入が検討されている。

9増15減

読み方:きゅうぞうじゅうごげん
別名:九増十五減
別名:九増一五減

小選挙区制の選挙において、有権者の数の多い選挙区の定数を9人増やして、少ない選挙区の定数を15人減らすこと。

9増15減は、衆議院選挙制度に関する調査会の答申に基づいて、小選挙区の定数を6人減らす場合に、アダムズ方式を用いて算出した数値である。

9増15減により議席数が増加するのは、東京都(4増加)、神奈川県(2増加)、埼玉県(1増加、以下同じ)、千葉県、愛知県の5都県である。一方、議席数が減少するのは、青森県、岩手県、宮城県、福島県、新潟県、三重県、滋賀県、奈良県、広島県、山口県、愛媛県、長崎県、熊本県、鹿児島県、沖縄県の15県である。

0増6減

読み方:れいぞうろくげん
別名:〇増六減

小選挙区制の選挙において、有権者の少ない選挙区の定数を6人減らすこと。

0増6減は、2016年2月に開催された自由民主党の会合において提案、発表された。定数の減る選挙区は、青森県、岩手県、三重県、奈良県、熊本県、鹿児島県の6県である。

ちなみに、衆議院選挙制度に関する調査会では、小選挙区の定数を6減らし、算出にはアダムズ方式を採用するといった内容の答申をしている。2015年の国勢調査に基づいてアダムズ方式で定数を算出した場合、0増6減ではなく9増15減になる。

2016年2月22日月曜日

理想の新入社員

読み方:りそうのしんにゅうしゃいん
別名:理想の新入社員アンケート調査

明治安田生命が、新入社員と新入社員を迎える上司に対して、理想の新入社員について行うアンケート調査のこと。毎年行っている「理想の上司」アンケート調査の番外編として2016年に実施された。

理想の新入社員の調査では、新入社員を対象にした「理想の新入社員」と、上司を対象にした「理想の新入社員」の2つの調査が行われた。2016年の調査では、新入社員を対象にした「理想の新入社員」では、男性は神木隆之介、女性は有村架純が1位という結果だった。また、上司を対象にした「理想の新入社員」では、男性は羽生結弦、女性はイモトアヤコという結果だった。

関連サイト:
明治安田生命 - (PDF)

ディナポリ

英語:DiNapoli

3本の移動平均線とフィボナッチ級数を用いた相場の売買手法。投資家のジョーディナポリ(Joe DiNapoli)によって提唱された。

ディナポリでは、3日の移動平均線を3日分右へずらした線(3×3DMA)と、7日の移動平均線を5日分右へずらした線(5×7DMA)、25日の移動平均線を5日分右へずらした線(5×25DMA)の3本のDMAと、フィボナッチ級数を用いる。

ディナポリにはいくつかの売買手法があるが、一般的には、3×3DMAを用いた手法が知られている。例えば、上昇トレンドにおいて、3×3DMAよりも上方にローソク足が8本から10本程度連続して出現したとする。その後に、フィボナッチ級数の38.2%にタッチした地点が押し目買いのポイントになる。そして、フィボナッチ級数の61.8%にタッチした時点が利益確定売りのポイントになる。

DMA

読み方:ディーエムエー
英語:Delay Moving Average

株価などを表示するチャート画面において、移動平均線を右へずらして描画した線のこと。投資家のジョーディナポリ(Joe DiNapoli)によって考案された。

DMAは、移動平均を求めた後、指定した日数分だけ右へずらす。例えば、7日の移動平均を5日ずらした場合、最新日の移動平均値は5日前の移動平均値になる。よって、5日先分の移動平均線が表示されることになる。

DMAは、ジョーディナポリの提唱するテクニカル指標「ディナポリ」で用いられている。また、株価の大きな変動を平滑化して、上昇トレンド時、あるいは、下降トレンド時における「踊り場」を見極める手段としても用いられる。

単純移動平均線

読み方:たんじゅんいどうへいきんせん
別名:移動平均線

一定期間の時系列データの平均値を求め、グラフで表示したもの。

単純移動平均線は、主に株式や外国為替などの価格を分析する際に用いられる。期間は投資スタンスによって異なるが、3日から7日程度の短期移動平均線、2週間前後の中期移動平均線、数か月から半年程度の長期移動平均線などが用いられる。

なお、短期移動平均線が長期移動平均線を下から上に突き抜けることをゴールデンクロスといい、上から下へ突き抜けることをデッドクロスという。

指数平滑移動平均線

指数平滑法を用いて移動平均を求め、グラフで表示したもの。主に株式や外国為替などの価格を分析する際に用いられる。

指数平滑移動平均線では、1日目の値は単純移動平均を用いる。2日目以降は、次の計算式で求める。

前日の指数平滑平均+{2÷(期間+1)}×(当日の終値-前日の指数平滑平均)

指数平滑移動平均線は、当日のデータに比重がかかっているため、単純移動平均線に比べて大きく上下して描画されることが多い。そのため、トレンドの転換点は単純移動平均線よりも早く出現するという特徴がある。

2016年2月19日金曜日

世界報道写真大賞

読み方:せかいほうどうしゃしんたいしょう
英語: World Press Photo Contests

オランダの世界報道写真財団が主催する報道写真のコンテストの名称。1955年から開催されている。

世界報道写真大賞は、報道カメラマンの撮影した写真から、その年を象徴する写真を1枚選出するものである。1年に1回開催され、毎年2月頃に前年分の大賞を決定する。

2015年は、国境に張られた有刺鉄線の隙間から乳児を渡しているシリア難民の姿を撮影した写真が大賞に選ばれた。

関連サイト:
世界報道写真財団 - (英語)

ふるさと納税未来大賞

読み方:ふるさとのうぜいみらいたいしょう

「自立と分散で日本を変えるふるさと知事ネットワーク」が主催する、ふるさと納税を積極的に活用している自治体に贈られる賞の名称。

ふるさと納税未来大賞は、ふるさと納税で得た寄付金を有効に活用している自治体、ふるさと納税者との関係を継続的なものにするための取り組みを行っている自治体、ふるさとの大切さに気付いてもらえるような取り組を行っている自治体などを選考基準としている。

2015年11月にふるさと納税未来大賞への応募を開始し、2016年1月に5つの自治体を選出した。受賞したのは北海道東川町や青森県弘前市、岩手県、埼玉県宮代町、岐阜県笠松町の5つの自治体である。

ちなみに、「自立と分散で日本を変えるふるさと知事ネットワーク」は、青森県や山形県、石川県、福井県、山梨県、長野県、三重県、奈良県、鳥取県、島根県、高知県、熊本県、宮崎県の13の県知事によって構成されている。

関連サイト:
「ふるさと納税未来大賞」について - (PDF)
自立と分散で日本を変えるふるさと知事ネットワーク - 福井県

37条書面

読み方:さんじゅうななじょうしょめん

宅地建物取引業者が、不動産取引において契約が成立した際に取引当事者に対して交付する書面のこと。宅地建物取引業法の第37条により規定されている。

37条書面に記載する内容は、当事者の氏名や住所、所在地の他に、代金とその支払い時期や方法、引き渡しの時期、移転登記の申請時期などとなっている。なお、37条書面は、宅地建物取引業者の記名押印を要し、締結後に遅滞なく交付しなければならないと規定されている。

ちなみに、不動産取引において契約成立前に取引当事者に対して交付する書面を「35条書面」という。

関連サイト:
宅地建物取引業法 - e-Gov

35条書面

読み方:さんじゅうごじょうしょめん
別名:重要事項説明書

宅地建物取引業者が、不動産取引において契約成立前に取引当事者に対して交付する書面のこと。宅地建物取引業法の第35条により規定されている。重要事項説明書ともいう。

35条書面は、宅地建物取引業者が作成し交付する。35条書面の説明は、宅地建物取引士が行う。

35条書面に記載する内容は、当該物件の所有者の氏名や、契約の期間や更新に関する事項、敷金、電気・ガス・水道などの状況、支払方法や支払時期などである。

ちなみに、不動産取引において契約成立後に取引当事者に対して交付する書面を「37条書面」という。

関連サイト:
宅地建物取引業法 - e-Gov

めやす賃料

読み方:めやすちんりょう

マンションやアパート、一軒家などの物件を4年間賃借したした場合の1か月当たりの賃料のこと。公益財団法人日本賃貸住宅管理協会が提唱している。

めやす賃料は、その地域における習慣の違いや、敷金・礼金の考え方の違いなどから、一定の共通した賃料を算出できないという問題を解消するために提唱されたものである。

めやす賃料は、賃料の他に、共益費や管理費、敷金、礼金、更新料などを含めて算出する。

例えば、賃料10万円、共益費5000円、更新料1か月分(2年ごと)のめやす賃料は、{(100000+5000)×48+100000}÷48=107083円となる。

関連サイト:
めやす賃料とは - 公益財団法人日本賃貸住宅管理協会

2016年2月18日木曜日

アストロH

別名:ひとみ
別名:NeXT
英語:ASTRO-H

2016年2月に、種子島宇宙センターからH-IIAロケット30号機によって打ち上げられたX線天文衛星の名称。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の科学衛星の1つ。アストロは、英語で「星の」、「天体の」の意味。

アストロHは、全長14メートル、重量2.7トンの機体で、軟X線望遠鏡や硬X線望遠鏡、軟ガンマ線検出器などを搭載している。上空約575キロメートルの高さを保ち、およそ96分で地球を1周する。ブラックホールや超新星爆発などを観測して宇宙の構造や進化などを探ることを目的としている。

アストロHは、開発当初は「NeXT」という名称だったが、その後アストロHに改名され、打ち上げ後に「ひとみ」という正式名称になった。

関連サイト:
X線天文衛星「ひとみ」 - JAXA
ASTRO-H - JAXA

2016年2月17日水曜日

マイナス金利銘柄

読み方:マイナスきんりめいがら
別名:マイナス金利関連銘柄
別名:マイナス金利株
別名:マイナス金利関連株

日本銀行が2016年2月に導入したマイナス金利付き量的・質的金融緩和政策によって、株価が変動する銘柄の総称。

マイナス金利銘柄は、総じて金利の変動に敏感な銘柄の集まりである。マイナス金利による影響は、民間銀行においては預金金利の引き下げによる客離れ、証券会社においては銀行預金から株式投資への資金の流入、不動産業においては長期ローン金利の引き下げによる購買需要の増加、建設業においては建設需要の増加などが挙げられる。

主なマイナス金利銘柄には、三菱東京UFJ銀行や三井住友銀行、野村證券、大和証券、三井不動産、住友不動産、大成建設、ミサワホームなどが挙げられる。

混合二点底

読み方:こんごうにてんぞこ
別名:混合2点底

ローソク足のパターンの1つで、逆三尊を形成している途中で大陽線が出現し、逆三尊の形にならずに価格が上昇していくパターンのこと。

逆三尊は、3回の底値をつけてその後に上昇していくパターンだが、混合二点底は、2回の底値の後に価格が上昇していくパターンである。一般的には、大陽線の出現後に高値更新、安値更新することなくじり高で推移し、数日後に再び大陽線が出現した時に混合二点底と判断することが多い。

なぎなた底

読み方:なぎなたぞこ
別名:薙刀底

ローソク足のパターンの1つで、上昇トレンドにおいて、価格が一服した後に揉み切りの陽線が出現するパターンのこと。ローソク足の並びが薙刀に似ていることから呼ばれる。

なぎなた底は、陽線が連続して出現した後に中陰線(あるいは大陰線)が出現する。その後もみ合いの状態が数日続き、最後に大陽線が出現するパターンである。

なぎなた底の出現は上昇トレンドがまだ継続していることが多く、買いのシグナルとなる。なお、大陽線の出現した日の終値は、直近の高値を抜いていなくてもよい。

揉み切りの陽線

読み方:もみきりのようせん
別名:揉みきりの陽線
別名:もみ切りの陽線

ローソク足のパターンの1つで、保ち合い相場で大陽線、あるいは、中陽線が出現するパターンのこと。

揉み切りの陽線は、売り買いが交錯する中で、次第に売り圧力が減少していった時に出現する。高値圏における揉み切りの陽線は、上昇トレンドの継続を意味する。また、安値圏においては、下げ止まりを意味する。高値圏、安値圏のどちらに出現した場合でも、揉み切りの陽線の出現は買いのシグナルとなる。

ASEAN4

読み方:アセアンフォー

ASEAN(東南アジア諸国連合)に加盟している国のうち、インドネシア、タイ、フィリピン、マレーシアの4か国のこと。

ASEAN4は、ASEANの前身となるASA(東南アジア連合)を設立したタイ、フィリピン、マレーシアの3か国と、ASEANの設立時から加盟しているインドネシアを加えた4か国を指す。

ちなみにASEAN諸国は、ASEAN4とシンガポール、ブルネイ、ベトナム、ラオス、ミャンマー、カンボジアの6か国を加えた10か国である。

2016年2月15日月曜日

四半期別GDP速報

読み方:しはんきべつジーディーピーそくほう
別名:4半期別GDP速報

内閣府が発表する、四半期ごとのGDP(国内総生産)のこと。

四半期別GDP速報は、1月から3月、4月から6月、7月から9月、10月から12月のそれぞれの期間についてGDPを算出し、約2か月後に1次速報値、約3か月後に2次速報値を発表する。例えば、第一四半期の四半期別GDP速報は、5月に1次速報値、6月に2次速報値を発表する。

四半期別GDP速報は、一般的には前期からの伸び率と伸び率を通年換算した数値で評価することが多い。例えば、前期比0.5%の伸び率であれば、年間のGDP伸び率は2%と評価することができる。

関連サイト:
四半期別GDP速報 - 内閣府

地方公共団体消費状況等調査

読み方:ちほうこうきょうだんたいしょうひじょうきょうとうちょうさ

内閣府が行う、地方公共団体の消費や投資関連予算の各四半期時点での予算額、一般会計に係る四半期別執行額などの調査のこと。

地方公共団体消費状況等調査は、四半期別GDP速報の推計や四半期別財政統計の資料作成を目的として行われる。

地方公共団体消費状況等調査は、都道府県や政令指定都市を対象に四半期ごとに行われる。

関連サイト:
地方公共団体消費状況等調査 - 内閣府

青ガエル

読み方:あおガエル

東急電鉄の目蒲線、および、熊本電気鉄道などで運行していた5000系電車の愛称。

青ガエルは、車体が緑一色に塗りつぶされており、前面は下方がやや手前に傾き丸みをおびていることから「青ガエル」という愛称が付けられたとされる。

青ガエルは、目蒲線で運行した後、地方のいくつかの私鉄で再利用されてきたが、2016年2月14日、熊本電気鉄道の北熊本・上熊本間の運行を最後に姿を消した。

関連サイト:
熊本電気鉄道

価格帯別売買高

読み方:かかくたいべつばいばいだか

株価の呼値ごとの売買高。出来高をもとにしたテクニカル指標の1つ。

価格帯別売買高は、チャート上で表示する場合、株価に対応した売買高をローソク足の表示される部分に表示する。
する。

価格帯別売買高では、売買高の多い価格帯が抵抗線、あるいは、支持線になる。例えば、株価が上昇トレンドにある場合、その株価よりも高い所に売買高の膨らんだ価格帯があれば、そこが上値抵抗線になる。一方、下降トレンドにある場合、その株価よりも安い所に売買高の膨らんだ価格帯があれば、そこが下値支持線になる。

低PER効果

読み方:ていピーイーアールこうか

PER(株価収益率)の低い銘柄は、PERの高い銘柄よりもリターンが大きいというアノマリー。

PERを同業種の他の銘柄と比較した時に、PERの低い銘柄は、市場からは過小評価を受けていることがある。低PER株が正しい評価をされた場合には、他の同業種の銘柄と同じ水準のPERになるまで株価が上昇する。

例えば、1株あたり利益が50円で株価が500円ならばPERは10倍である。同業種の他の銘柄の平均PERが20倍であれば、低PER効果での株価は1000円が期待できる。

2016年2月12日金曜日

マイナス金利詐欺

読み方:マイナスきんりさぎ

日本銀行が2016年2月に実施したマイナス金利政策を利用してお金をだまし取る手段のこと。

マイナス金利詐欺の手口は、いま預け入れている銀行では残高が目減りするので、目減りのしない金融機関に預け入れ直すように促す。詐欺犯は、話に乗ってきた被害者に対して、自身の口座へ振り込ませるよう促したり、被害者宅に訪問するなどしてお金をだまし取る。

なお、マイナス金利は、銀行などの一部の金融機関が日本銀行に預け入れているお金に対して適用されるものであり、個人の預金口座に対しては適用されない。

日柄分析

読み方:ひがらぶんせき

株価や為替などの価格が高値、あるいは、安値を付ける周期を見出すことで相場を予想する手法のこと。

日柄分析では、ある期間において出現するいくつかの高値と安値をもとに、高値を付けた日から安値を付けた日までの日数や、高値を付けた日から次に高値を付けた日までの日数、
安値を付けた日から次に安値を付けた日までの日数などを算出する。これらの数値をもとに、銘柄の価格推移の周期を見つけて、将来の高値、あるいは、安値を予想するものである。

対比チャート

読み方:たいひチャート
別名:比較チャート

1つのチャート画面上に、複数の銘柄のチャートを描画したもの。

対比チャートは、対象銘柄と参考銘柄を1つのチャート画面に表示することによって、対象銘柄に割安感、あるいは、割高感があるかどうかなどを調べる時に用いられる。

対比チャートの参考銘柄には、日経平均株価などの株価指数や、同業種の銘柄、親会社、関連会社などが用いられる。一般的には、対象銘柄と同じような価格推移をする銘柄を採用することが多い。

対比チャートでは対象銘柄と参考銘柄の日々の乖離率を算出し、乖離率の大小によって売買のエントリーポイントを探し出すという手法が用いられる。

ちなみに、NT倍率やST倍率、TS倍率などは対比チャートを数値化したテクニカル指標である。

2016年2月9日火曜日

停波

読み方:ていは

電波の発信・送信を停止すること。電波送信所および送信機が電波の送出を停止することを指し、放送局(テレビ局・ラジオ局)や通信事業者の送信機の一時的あるいは永続的な機能停止を主に指す。一時的かつ計画的に放送を停止する場合は「放送休止」といって区別される。

マスメディア等で「停波」が特に言及される場合は、放送局が法令(電波法および放送法)の規定逸脱などを理由に無線局の免許を取り消されるという状況がもっぱら念頭に置かれているといえる。

テレビ局やラジオ局の放送では、報道番組において特定の政治的立場に立脚した報道姿勢が見られることがあり、「偏向報道」や「報道の自由」あるいは「言論弾圧」を巡って議論となることがままある。2016年2月には衆議院予算委員会で野党(民主党)議員が電波停止=停波の可能性について質問し、可能性は皆無ではない旨の回答を総務大臣から得た。細野豪志民主党政策調査会長は総務相の回答を槍玉にあげて「放送法4条の濫用」と批判している。

関連サイト:
放送法 - e-Gov
電波法 - e-Gov
高市総務大臣の発言「放送法4条の濫用」と細野政調会長 - BLOGOS

2016年2月8日月曜日

事実上の弾道ミサイル

読み方:じじつじょうのだんどうミサイル

主に北朝鮮の動向を報じる際に用いられる言い方で、北朝鮮は(表向きは)人工衛星打ち上げロケットなどと発表しているものの、周辺国は弾道ミサイルの類と断定した上での対応が必要となるようなものを指す表現。

北朝鮮が人工衛星として打ち上げを行っている「光明星」シリーズは事実上の弾道ミサイル実験として扱われており、日本も2009年、2012年と破壊措置命令を出して迎撃準備を行っている。

DAI語

読み方:ダイご

日本のタレント、ミュージシャンのDAIGOが用いる、単語やフレーズをアルファベットに略して表現した言葉のこと。

DAI語は、比較的長いフレーズをアルファベット数文字で表現できるという特徴がある。一方、DAI語に変換したことにより元のフレーズよりも長くなったり、聞き手が意味を理解できないケースがあったりするなどの特徴もあわせ持っている。

主なDAI語には、DGDG(DAIGO大誤算)やDD(努力大事)、JSSK(上昇志向)などが挙げられる。

ちなみに、wktkやkwsk、ggrksのようなネットスラングはDAI語とは異なる。

いじめ防止対策協議会

読み方:いじめぼうしたいさくきょうぎかい

いじめ防止対策推進法の施行に基づいて文部科学省が設置した、いじめ問題に関する協議会の名称。

いじめ防止対策協議会は、いじめ防止のために国が実施する施策が効果的かどうかを検証することを目的としてしている。教育委員会や学校の校長、大学教授などの有識者らによって構成されている。

いじめ防止対策協議会は2014年6月から2015年3月までの期間限定で開催された。

関連サイト:
いじめ防止対策推進法 - 文部科学省

2016年2月5日金曜日

ババ会

読み方:ババかい
別名:ばば会
別名:おババ会

女性のみで集まって催される食事会やお茶会、飲み会など(いわゆる「女子会」)のうち、ある程度の年齢を過ぎた女性の集まりを特に指す言い方。

ババ会の呼称は基本的には自嘲・自虐のニュアンスを伴った自称である。婆と称する年齢の基準は特になく、もう若くないというニュアンスを込めた(相対的な)表現の場合が多い。

女子プロゴルフ界では35歳以上のプレイヤーが自ら集い「おばば会」と称して結束を強めている。

2016年2月4日木曜日

JAL DOCTOR登録制度

読み方:ジャルドクターとうろくせいど

航空機内で具合の悪くなった客に対して、客として同乗している医師に応急措置してもらうことを目的として設けられた制度や取り組みのこと。

JAL DOCTOR登録制度は、日本航空と日本医師会によって構築されたもので、日本航空の提供するJALマイレージバンク会員の医師であれば登録することができる。

これまでは、機内で急病人が出た場合、客室乗務員が「この中にお医者様はいませんか?」とドクターコールをして医師を探していた。JAL DOCTOR登録制度の導入により客室乗務員は、すぐに医師のもとへ援助依頼ができるようになる。

なお、日本航空では、応急措置をした医師の賠償責任を担保する保険に加入したり、AEDや蘇生キットなどの医療機器の充実を図るなどして、医師のJAL DOCTOR登録制度への登録を呼びかけている。

関連サイト:
「JAL DOCTOR登録制度」開始 - 日本航空

ダイナミックレールパック

別名:JR東日本ダイナミックレールパック

JR東日本が提供する、列車と宿泊施設の旅行パックの名称。

ダイナミックレールパックは、JR東日本のWebサイトから自分の旅行プランに合わせて、乗車する列車や宿泊する旅館、ホテルを選び申し込むことができる。なお、旅行する時期によって新幹線や特急列車、宿泊施設などの価格が変動するため、安価な時期を選んでプランを立てることも可能である。

ダイナミックレールパックは、出発日の前日18時まで購入することができる。切符やクーポンなどはJR各駅に設置されている指定席券売機で受け取ることができる。

関連サイト:
JR東日本ダイナミックレールパック - (PDF)

量的・質的金融緩和政策

読み方:りょうてきしつてききんゆうかんわせいさく
別名:QQE
英語:Quantitative-Qualitative Easing

2013年4月に日本銀行が導入した政策のこと。QQEともいう。

量的・質的金融緩和政策は、一般的な金融緩和政策とは異なり、量や質とも次元の異なる金融政策を指す。具体的には、マネタリーベースや長期国債、ETFなどの保有額を2年間で2倍に拡大することや、長期国債買入れの平均残存期間を2倍以上に延長することなどが挙げられる。

ちなみに、日本銀行が2016年2月に導入したマイナス金利は、「マイナス金利付き量的・質的金融緩和政策」と呼ばれている。

マクロプルーデンス

英語:macro prudence

金融システム安定のために、金融システム全体に押し寄せるリスクを分析した上で政策や制度を確立させるという考え。

マクロプルーデンスでは、金融機関や金融資本市場、金融インフラなどの相互連関や金融システムが実体経済にどのような影響をもたらしているのかなどを分析、評価する。

日本においては、2011年に日本銀行がマクロプルーデンス面での取組み内容を発表している。主な内容は、金融システムの安定性に関する分析・評価やミクロプルーデンスに基づく考査・モニタリングとの連携、金融システム安定に必要な施策の実施、決済システムの運営とオーバーサイト、金融政策運営などとなっている。

関連サイト:
日本銀行のマクロプルーデンス面での取組み - (PDF)

ケルトナーチャネル

英語:Keltner channel

穀物相場師のチェスターケルトナー(Chester W. Keltner)によって考案されたテクニカル指標の名称。

ケルトナーチャネルは、移動平均線をベースに3本の線を描画したものである。3本の線は交わることはなく、上側の線を越えた地点が高値圏、下側の線を割った地点が安値圏としている。

真ん中の線は、当日の高値と安値、終値の平均値から移動平均線を描画したものである。また、上側の線は、当日の値幅の移動平均値に、真ん中の線の値を加えたもので、下側の線は、真ん中の線の値から当日の値幅の移動平均値を差し引いたものである。

ケルトナーチャネルは、トレンドが継続している間はローソク足が上側、下側の線を超えたまま推移することが多い。そのため、上側の線を越えた後に真ん中の線を下回った地点が売りのエントリーポイントになり、下側の線を割った後に真ん中の線を上回った地点が買いのエントリーポイントになる。

2016年2月3日水曜日

一部他人物売買

読み方:いちぶたにんぶつばいばい

不動産の売買において、その一部が売主のものではなく、他人のものであった時の売買契約のこと。

一部他人物売買において売主から買主へ移転できない場合は、買主は売主に対して代金減額請求ができる。また、善意の買主の場合には契約解除や損害賠償請求などもできる。ただし、除斥期間が設けられており、その事実を知ってから1年となっている。

一方、悪意の買主の場合には、契約解除や損害賠償請求はできない。代金減額請求の除斥期間は、契約後1年となっている。

ちなみに、全部が他人のものであった時の売買契約を全部他人物売買という。

全部他人物売買

読み方:ぜんぶたにんぶつばいばい

不動産の売買において、その全部が売主のものではなく、他人のものであった時の売買契約のこと。

全部他人物売買において売主から買主へ移転できない場合は、買主は売主に対して契約解除ができる。また、善意の買主の場合には損害賠償請求もできる。なお代金減額請求はできない。一方、悪意の買主の場合には、損害賠償請求や代金減額請求はできない。全部他人物売買においては除斥期間は設けられていない。

ちなみに、一部が他人のものであった時の売買契約を一部他人物売買という。

日経平均ストラテジー・インデックス・シリーズ

読み方:にっけいへいきんストラテジーインデックスシリーズ

日経平均株価を対象にして、さまざまな投資戦略を加味して算出した指数の総称。

日経平均ストラテジー・インデックス・シリーズは、日経平均株価から派生した指数で、5つの指数で構成されている。

「日経平均カバードコール・インデックス」は、カバードコール戦略を行った時の収益を表した指数で、「日経平均リスクコントロール・インデックス」は、ボラティリティを抑えたた指数である。また、「日経平均レバレッジ・インデックス」や「日経平均インバース・インデックス」、「日経平均ダブルインバース・インデックス」は、レバレッジ機能を加味した指数である。

日経平均ストラテジー・インデックス・シリーズの指数は1日1回、終値ベースで算出される。

組織犯罪対策第5課

読み方:そしきはんざいたいさくだいごか
別名:組織犯罪対策第五課
別名:警視庁組織犯罪対策第5課
別名:警視庁組織犯罪対策第五課

警視庁管内で発生する銃器や薬物など組織ぐるみの事犯の捜査、取締りを行っている部署の名称。

組織犯罪対策部は、国際犯罪組織や暴力団等に係る犯罪の捜査や取締りを行う部署で、組織犯罪対策第5課では、その中でも銃器や薬物などに係る犯罪を担当している。また、組織犯罪対策第5課には、芸能人をはじめとする著名人を担当する「特命班」と呼ばれるチームがある。都内で芸能人が薬物使用容疑で逮捕されるケースは、組織犯罪対策第5課の特命班によるものであることが多い。

関連サイト:
組織犯罪対策 - 警視庁

開業率

読み方:かいぎょうりつ

ある期間において、新規開業した企業の数の、期間当初の企業数に対する割合をパーセンテージで表したもの。

開業率は、次の計算式で求めることができる。

開業率(%)=新規開業した企業の数の年平均÷期間当初の企業数×100

例えば、2015年7月から2015年12月までに新規開業した企業数が100だとすると、年平均の企業数は200になる。2015年1月の企業数を5000とした場合、開業率は4%ということになる。

ちなみに開業率は、総務省が公表している統計データ「経済センサス」に、事業所数の総数に占める新設事業所の割合として掲載されている。

関連サイト:
経済センサス

廃業率

読み方:はいぎょうりつ

ある期間において、倒産などにより廃業した企業の数の、期間当初の企業数に対する割合をパーセンテージで表したもの。

廃業率は、次の計算式で求めることができる。

廃業率(%)=廃業した企業の数の年平均÷期間当初の企業数×100

例えば、2015年1月から2015年3月までに廃業した企業数が30だとすると、年平均の企業数は120になる。2015年1月の企業数を5000とした場合、廃業率は2.4%ということになる。

ちなみに廃業率は、総務省が公表している統計データ「経済センサス」に掲載されている。

関連サイト:
経済センサス

2016年2月1日月曜日

試し玉

読み方:ためしぎょく

株式や外国為替の売買において、相場の推移を確認するために、初回に最小の取引単位で建玉する手法のこと。

試し玉は、購入資金に余裕がある場合に、まず試しとして最小単位で建玉する。相場が予想通りに推移すれば徐々に建玉を増やしていく。また、予想通りに推移しなかった場合はナンピンを入れていく。

試し玉は、相場予想の当たり外れに関係なく買い増ししていく。これにより、一度にまとめて建玉する場合よりもリスクが抑えられるというメリットがある。一方、利益は一度にまとめて建玉する場合よりも少なくなる。

三割高下に向かえ

読み方:さんわりこうげにむかえ
別名:3割高下に向かえ

株価がある地点から3割変動した所が売買ポイントであるという株式相場の格言。

三割高下に向かえの格言は逆張りの手法の1つで、ある日を基準に株価が3割上昇した所が売り場で、3割下降した所が買い場であるとしている。例えば、政権交代や政策金利の見直しなどが行われて株価が下落したら、その日の株価から3割下落した所が買い場になる。

三割高下に向かえは、江戸時代に米相場で財を成した牛田権三郎の「三猿金泉秘録」に収録されている「高下とも五分、一割にしたがいて、二割、三割は向かう理と知れ」を起源としている。

総合乖離率

読み方:そうごうかいりりつ

テクニカル指標の1つで、長期と中期、および短期の移動平均乖離率を合計したもの。

総合乖離率は、3つの移動平均乖離率の合計値から、相場がどのような位置にあるかを確認することができる。総合乖離率がプラスであれば相場は高値圏、マイナスであれば安値圏にあることが多い。

総合乖離率は、投資スタンスや銘柄の値動きの特性によりさまざまな数値が用いられる。一般的には、200日線、25日線、9日線がよく用いられるが、200日線、75日線、25日線なども用いられる。

とくし丸

読み方:とくしまる

徳島県徳島市に所在する小売業者の名称。または、小売サービスの名称。

とくし丸は、軽トラックに肉や魚、野菜、果物、菓子、日用品などを積み、住宅街を中心に商品を販売する移動型のスーパーマーケットである。

とくし丸は、その地域の提携しているスーパーマーケットから商品を仕入れ、近隣住民や高齢者などを対象に販売している。提携しているスーパーマーケットは、丸正(東京都)、フクヤ(京都府)、やまのぶ(愛知県)、アスタラビスタ(福岡県)などとなっている。

関連サイト:
とくし丸

更生保護施設

読み方:こうせいほごしせつ

非行少年の社会復帰の支援や、再犯防止のための指導を行うことを目的として設けられた施設のこと。

更生保護施設では、生活基盤として食事や入浴、寝泊まりできる場所などを提供している。また、日常の生活における指導や援助、自立に向けた指導や援助なども行っている。その他には、酒や薬物に依存しないための教育やSST、コラージュ療法なども取り入れ、健全な社会人育成を行っている。

関連サイト:
更生保護施設とは - 法務省

マイナス金利

読み方:マイナスきんり

金融機関にお金を預けることによって発生する負の金利のこと。マイナス金利では預金額は目減りする。

マイナス金利は、一般的には中央銀行が民間の金融機関に対して行うものである。例えば、民間銀行が日本銀行へ1000万円預け入れており、その金利が-0.1%の場合、1年後には金利として1万円差し引かれるため残高は999万円に目減りする。

マイナス金利は、景気が低迷、停滞している時の金融政策の1つで、銀行の企業への融資を促進して景気の回復を目的として実施される。

マイナス金利は、過去にはデンマークやスイス、スウェーデンなどが実施しており、日本でも2016年2月から実施された。