2011年3月30日水曜日

震災復興

読み方:しんさいふっこう

震災により衰退した地域や都市が再び盛んになること。

巨大地震の直撃を受けた都市などでは、住民の負傷・死亡だけでなく、生活基盤や都市機能が失われるか、あるいは著しく損なわれる。その中で、被災地では地方自治体をはじめとして数ヵ年の復興計画を立案し、国などの支援も得ながら、再開発事業として徐々に実行に移される。

被災地では家屋が倒壊してガレキとなり、撤去作業だけで数百億円に上るなど、復興には多額の費用を必要とする。地方自治体に対して国が補助することも多い。「東京版震災復興宝くじ」のように、他地域の自治体が震災復興費用の捻出に乗り出す場合もある。「東京版震災復興宝くじ」は阪神・淡路大震災や新潟県中越地震などで発売されており、2011年3月30日現在、東北地方太平洋沖地震でも発売することが発表されている。