2018年5月23日水曜日

ワールドフェイム100

別名:世界で最も有名なアスリート100
別名:世界の有名アスリート100人
別名:もっとも有名なアスリート100人
英語:World Fame 100
英語:ESPN World Fame 100 rankings

世界的に最も有名な現役アスリート100名を選出しランキング形式で発表する企画。米国のスポーツ専門チャンネル「ESPN」が独自に調査・発表している。

ワールドフェイム100は、ウェブ上での当該選手の名前が検索された数、ソーシャルメディアにおけるフォロワーの数、およびスポンサーからの収入額などを主な指標とする独自基準で作成されている。

ワールドフェイム100は2016年に初めて公表された。2016年版の第1位はサッカー選手のクリスティアーノ・ロナウド(C・ロナウド)だった。翌2017年のランキングでもC・ロナウドが第1位の座を維持している。

関連サイト:
ESPN World Fame 100

2018年5月22日火曜日

百万遍交差点

読み方:ひゃくまんべんこうさてん

京都市左京区に位置する交差点。北東に知恩寺、南東に京都大学田キャンパスがある。今出川通と東大路通という市内屈指の大通りが交差する地点である。交通量も多い。

百万遍交差点は、京都大学の学生によるゲリラ的パフォーマンスの場として利用されることがあり、しばしば全国的にその名が報じられる。パフォーマンスは交差点の真ん中にコタツを設置してくつろくという趣旨のもので、「韋駄天こたつ」と通称されることもある。学生が代替わりしても行われる、半ば伝統的なパフォーマンスと化している。

百万遍交差点におけるコタツ鍋パフォーマンスは無許可のゲリラ的行為であり、道路交通を混乱させ大事故を引き起こす可能性すらある危険行為である。2018年2月に同パフォーマンスが行われた件では、警察当局が当事者の大学院生を特定の上」、道路交通法違反の疑いで立件する方針であることが5月に報じられている。

ヴォッグ

別名:火山スモッグ
英語:vog

火山活動で噴出したガスを含む有害な大気のこと。特にハワイのキラウエア火山の活動により発生する大気汚染現象を指すことが多い。

ヴォッグは火山から噴出された二酸化硫黄や硫化水素は(火山性ガス)が紫外線や水蒸気と化学反応を起こし、煤塵となって大気中を飛散する現象である。いわゆるスモッグと同様、呼吸器にダメージを与えたり、あるいは森林や農作物にダメージを与えたりする。

ヴォッグ(vog)の語は英語の volcano (火山)とスモッグ(smog)を合わせたかばん語である。ちなみにスモッグも元々は smoke(煙)と fog(霧)を合わせて作られた語である。

2018年5月21日月曜日

アソウタロウ作文

読み方:アソウタロウさくぶん

2018年5月に朝日新聞が夕刊のコラム「素粒子」に掲載した、いわゆる「あいうえお作文」の体裁を取った文を指す表現。

同コラムは2018年5月19日付け記事において「アソウタロウザイムダイジンン」の各字を頭文字に据えたあいうえお作文を披露した。その内容は「ア - あっけらかんとした顔で」「ソ - そっくり返るように座り」という調子で、ひとえに麻生太郎財務大臣に向けた誹謗中傷に終始している。

オンライン版誌面「朝日新聞デジタル」では2018年5月19日16時30分付けで同コラムが掲載されている。5月21日現在までのTwitter上での反応は、記事内容ひいては同紙を非難する内容が多勢を占めている。

関連サイト:
素粒子 - 朝日新聞デジタル 2018年5月19日

猫の駅長

読み方:ねこのえきちょう
別名:ネコの駅長
別名:ネコ駅長
別名:猫駅長
別名:駅長猫

鉄道駅の駅長の役職に任命された猫。和歌山電鐵・貴志駅で三毛猫の「たま」が公式に駅長に任命されて一躍脚光を浴び、各地でもネコに駅長の役職を与える駅が登場する潮流を生んだ。

貴志駅のたま駅長は、2007年に嘱託の駅長に任命された。いわゆるマスコットの位置づけであるが、駅が公式にネコを駅長に任命したというニュースは全国的に大きな話題を呼んだ。同線の他の企画とたま駅長の人気により、駅の乗降客数が1割以上増加するなどの効果があったと報告されている。

2018年5月17日木曜日

教育困難校

読み方:きょういくこんなんこう

教育をまともに遂行できず、本来の教育が成立できなくなっている学校のこと。主にオンラインメディア「東洋経済オンライン」上で提唱されている表現。

教育困難校を端的に表現するとすれば、いわゆる「学級崩壊」が全校レベルに及んでいる学校と表現し得る。典型的な要素としては、生徒の学力が著しく低い、まともに授業に参加(出席)しない、素行が悪く校外でよく問題を起こす、といった、いわゆる問題児の比率が高い。その意味では「底辺校」の呼び名と通じる部分が多い。

教育困難校の呼び名は高校について用いられる場合が多いといえるが、大学について用いられる場合もある。

Xジェンダー

読み方:エックスジェンダー
英語:X-gender

自己の性に対する認識が男性と女性のどちらにも固定されていない、男女の区分では捉えきれない性的アイデンティティを持った人のこと。

男性・女性という区分を前提とし、身体的特徴として現れる性と自己の内面の性認識が乖離している(「体は男で心は女」というような)違和感を抱えている人は、「トランスジェンダー」と呼ばれる。Xジェンダーの自己の内面の性認識は、男性・女性のどちらか一方に収まらず、「男でも女でもない」あるいは「男でも女でもある」というような形をとる。

Xジェンダーにもさまざまな性質がある。主な性質区分としては中性・両性・無性・不定性、の4区分が挙げられることが多い。

「中性」は男女のいずれかではなく男女の中間に位置しているような性認識を指す。

「両性」は自分は男性・女性どちらでもあり、どちらか一方ではない、という性認識を指す。

「無性」はそもそも男女の区分に立脚せず、自分は男性と女性のどちらにも属していない、と捉える性認識を指す。

「不定性」は状況によって性認識が男性にも女性にも流動的に転向し得る、そのため男性・女性・中性その他の区分では捉えきれないような性認識を指す。

Xジェンダーという語は日本で発案・提唱された語とされる。2010年代半ば時点では英語圏ではXジェンダーに即応する語彙は特になく、敢えて述べるとすれば third gender(第3の性)の総称に含めるような扱いになる。

2018年5月16日水曜日

ブルセラ症

読み方:ブルセラしょう

ブルセラ菌(ブルセラ属菌)による感染症。いわゆるズーノーシス(人畜共通感染症)である。

ブルセラ症は数週間程度の潜伏期間を経て高熱をはじめとする諸症状があらわれる。発熱の他に関節痛(関節炎)や倦怠感、消化器系の疾患を伴う場合も少なくない。おおむねインフルエンザの症状に似る。

ブルセラ菌そのものは世界中に広く分布しており、特にアフリカや中南米ではブルセラ症の症例がまま見られるが、衛生管理の進んだ先進国ではブルセラ症の発症例は稀といえる。ただし海外から持ち込まれた家畜によりブルセラ菌の脅威がもたらされる可能性はある。

2018年に日本国内でブルセラ症と診断された患者が確認されたと国立感染症研究所が発表し、産経新聞などがこれを報じた。同紙によれば、今回確認された感染者は動物を飼ってはいるものの日本国外に渡航した経歴はなく、しかも検出されたブルセラ菌はこれまでに確認されたことのなる新種に該当するという。

関連サイト:
新菌種の「ブルセラ症」、64歳男性が腎機能不全に ― 産経ニュース 2018.5.16

2018年5月14日月曜日

マイクロプラスチック

別名:マイクロプラスティック
英語:microplastics

直径数ミリメートルかそれ以下の大きさに再編化された微小なプラスチック類の総称。海洋の生態系に悪影響を及ぼしうる要因として調査研究が進められている。

東京大学・海洋アライアンスのウェブサイトでは、「直径5ミリ・メートルより小さなプラスチックごみ」をマイクロプラスチックと定義している。ただし、どれくらいの大きさまでをマイクロプラスチックに分類するかは、研究者によって違いがあるという。

マイクロプラスチックは、難分解性プラスチックが経年劣化などにより砕けて砕片となり、しかし元素レベルで分解はされずあくまでもプラスチック片であり続ける、そのようなプラスチックごみである。海に流れ出て海洋を漂い(海洋ゴミとなり)、海洋生物が誤食することで、生物の発育不足や有害物質の生体濃縮が生じる可能性がある。ひいては水産資源の減少や有害化、生体バランスの崩壊などが生じる懸念につながる。

マイクロプラスチックによる海洋汚染の実態や、その影響は、2010年代半ば以降に本格的に研究が進められ始めた状況にあり、同年代後半現在のところ未だ全貌は把握されていない。

関連サイト:
海のマイクロプラスチック汚染 ― 東京大学海洋アライアンス
平成 28 年度海事問題調査委員会報告書「マイクロプラスチック問題について」 ― 一般社団法人海洋会

世界の記憶

読み方:せかいのきおく
別名:メモリーオブザワールド
英語:Memory of the World

ユネスコ(UNESCO)が進めている、世界的に貴重な記録物を登録し保全を推進する事業の名称。および、同事業に登録された記録物のこと。

日本では、ユネスコの世界遺産(World Heritage Site)等と呼称を揃える形で「記憶遺産」と呼ばれることがある。

世界の記憶は、世界の歴史を伝える十分な価値のある記録記憶物を保全し、政治的目論みなどによって抹消される危険から遠ざけ、多くの人が容易にアクセスできるように公開環境の整備を奨励する、といった意義の元に推進されている。登録された記録物はデジタルデータとしてユネスコの公式ウェブサイトで閲覧できる。

世界の記憶の登録対象となる記録物(媒体)の例としては、書物、手紙、地図、文字、写真、日記などの文書が挙げられる。

日本に関連する文書としては、シベリア抑留から引き上げてきた日本人の手記をはじめ数点が世界の記憶として登録されている。

2015年には中国が申請した、いわゆる「軟禁大逆咲く」に関連するとされる文書の登録が決定され、これに日本側が抗議、最終的に審査の延期が決まり、世界の記憶の審査の在り方そのものが見直されるに至っている。

関連サイト:
日本ユネスコ国内委員会「世界の記憶」 ― 文部科学省