2018年8月10日金曜日

アルファエックス

英語:ALFA-X
英語:Advanced Labs for Frontline Activity in rail eXperimentation

JR東日本が開発を進めている次世代新幹線の開発プロジェクト、および、同計画において試験的に製造される車両の愛称。

アルファエックス(ALFA-X)という名称は「Advanced Labs for Frontline Activity in rail eXperimentation」の頭字語であり、「英語の最先端の実験を⾏うための先進的な試験室」という程の意味を示すという。

アルファエックスの開発計画は2017年7月に正式に発表された。安全性、快適性、環境性能、およびメンテナンス性の向上を目的として開発を進めていくという。新造車両は発表時点で「2019年春に落城予定」とされている。

関連サイト:
次世代新幹線の実現に向けた試験⾞両の新造について ― 東日本旅客鉄道株式会社 2017年7月4日

2018年8月9日木曜日

大麻リキッド

読み方:たいまリキッド

いわゆる電子タバコ用リキッド(通称「リキッド」)に大麻や覚醒剤の成分を加えた品の通称。

大麻リキッドは、リキッド型の電子タバコに装着して吸引摂取できるため、手軽に扱える上、違法薬物を所持・摂取していることが周囲に気づかれにくいといった利点がある。2010年代終盤現在、使用者が増えつつあるとされる。

2018年には覚醒剤リキッドおよび大麻リキッドが相次いで警察に摘発されている。

2018年8月8日水曜日

ホットハウスアース

別名:温室と化した地球
別名:温室化した地球
英語:hothouse Earth

地球温暖化が進行し気候変動が人間の手では回復不可能なレベルに至った状態、および、その状態に至った地球、あるいは地球がそのような状態に至るという展望のこと。

ホットハウスアースの語が示す地球の姿は、地球全体の気温が過去120万年で最も高い水準まで上昇し、地球の気温を制御できるだけの循環機能を喪失し、温暖化の抑制がもはや不可能になってしまうような状況である。極地の海氷は溶け、海面は上昇し、沿岸の陸地の水没し、その他さまざまな影響がもたらされることになる。

地球温暖化問題はこれまでにも盛んに議論されてきた問題ではあるが、ホットハウスアースはより深刻な、危機的な問題であることを念頭においた語として用いられている。

2018年8月6日月曜日

房総のキョン

読み方:ぼうそうのキョン
別名:房総半島のキョン
別名:千葉のキョン
別名:房総のきょん

日本の房総半島、すなわち千葉県内で野生化し繁殖しているシカ科の動物「キョン」の通称。

キョン(羌)は中国南東や台湾などに生息している草食獣である。もともと日本には生息していなかったが、近年、千葉県と伊豆大島においてそれぞれ観光レジャー施設からキョンが脱走して野生化、大繁殖、その結果、農作物が食い荒らされるなどの被害が深刻化している。

キョンは旺盛な繁殖力で知られる。房総のキョンは、2000年代前半には1000頭あまりだったとされるが、2010年代半ば時点で、千葉県の勝浦市を中心に約5万頭近くに増えているという。

2018年8月3日金曜日

多摩格差

読み方:たまかくさ

東京23区と多摩地域との間にある地域的・インフラ的な格差のこと。小池百合子・第20代東京都知事が都知事選において公約に掲げたキーワードとして知られる。

多摩地域は東京都の西部に位置する地域を指し、大ざっぱにいえば特別区23区(東京都区部)以外の地域という程度の意味で用いられる。多摩地域には東京都の人口の約3割が暮らしているが、23区内と比べると都市化・インフラ整備の進み方に歴然とした差が生じている。奥多摩に至っては人口減少が続いており過疎化が深刻化しつつある。

多摩格差の問題は、東京都の都政の問題ではあるが、日本全体が抱えている「地方格差」「東京一極集中」「過疎化」といった問題の縮図とも捉えられる。

多摩格差の解消・是正に向けた議論や取り組みは主に「多摩振興」の呼び名で進められている。

関連サイト:
「多摩の振興プラン」の策定について ― 東京都 報道発表資料 2017年09月15日

2018年8月2日木曜日

老朽危険家屋

読み方:ろうきゅうきけんかおく
別名:危険家屋

老朽化が進んで倒壊の危険性が高まっている建築物の総称。空き家を含む場合もあるが、特に人が住んでいる(空き家ではない)家屋のうち老朽化が進み倒壊が危惧される建物を指す場合が多い。

老朽危険家屋と呼ばれる物件は、築数十年の古い木造住宅に多く見られる。住人はいるものの、住人の高齢化・核家族化などにより家屋の維持保全管理が行き届かず、いつ倒壊してもおかしくないレベルまで老朽化が進行している場合がままある。

老朽化の進んだ建築は周辺地域の景観を損ねることにもつながり、万が一倒壊してしまった場合には住人はもちろん近隣の住宅や通行者などにも危険が及ぶことになる。古い時代に建てられた住宅は耐震基準が今より緩い時代の設計で建てられているということでもあり、地震などにより倒壊が誘発される危険性はいっそう高い。

人の住んでいない空き家については、2010年代前半に全国の自治体がいわゆる「空き家管理条例」を定め、2014年には「空き家対策法」も成立するなどして、行政主導で状況の改善が進められるようになっている。しかしながら住人が居るとなると空き家対策法ではまかないきれない問題も生じてくる。

地方自治体の中には老朽危険家屋の解体・除去にかかる費用を補助するなどの制度を設けて老朽危険家屋の除去を奨励している所もある。

2018年8月1日水曜日

香害

読み方:こうがい
読み方:かおりがい
別名:香り害

芳香剤や洗剤・柔軟剤などに含まれる香り成分が、頭痛や吐き気をはじめとする体調不良・健康被害を招く、という問題の通称。

洗剤、石けん、芳香剤、制汗剤などのような日用品の多くには、少なからず香料が含まれている。この香り成分はごく微量の化学物質でもある。強い香り成分に囲まれて生活する環境は「化学物質過敏症」を引き起こす恐れがある。化学物質過敏症はいったん発症すると微量の香り成分にも反応して体調不良に陥ってしまうという。

「香害」という表現そのものは、香り・匂いに起因する心身への悪影響を(「公害」をもじって)呼んだ表現といえる。その意味では、きつい香水の匂いやタバコ臭などに嗅覚を刺激されて不快感を催すという状況も香害と呼ばれ得る。ただし、そういった不快・嫌悪の対象はもっぱら「スメルハラスメント」(スメハラ)と呼ばれており、影響が健康被害にまで及ぶ「香害」とは区別されている。

香害は当事者でない多くの人に理解されにくいという困難がある。大多数の人にとっては香りが多少きつくても健康被害に及ぶとは思われず、無頓着になりやすい。香料使用を控えてもらいたいという訴えは、神経質なスメハラ告発と見なされてしまいやすい。

日本消費者連盟は2017年夏に電話相談室「香害110番」を開設して相談に応じた。一時的な開設ではあったが期間内に200件を超える相談が寄せられたと報じられている。

関連サイト:
香害110番 ― 特定非営利活動法人日本消費者連盟

2018年7月31日火曜日

シャイニングマンデー

週初め月曜日の午前休を奨励し、それによって週末の余裕のある過ごし方を創出しよう、という案の通称。

月曜午前中を半休にするという制度の導入案は、そして同案を指す「シャイニングマンデー」という仮称は、2017年10月に公明党が掲げた公約の中に見出せる。

テレビ朝日は2018年7月末にシャイニングマンデーが経済産業省の内部で検討されていると報じた。これは「プレミアムフライデー」を金曜から月曜午前に移行する形の案という趣旨で報じられたが、オンラインメディア「キャリコネニュース」が経産省に取材した結果、同省の担当者はこれを「語弊がある」として否定している。

関連サイト:
プレ金の次は「シャイニングマンデー」? テレ朝報道にネットざわつくも…経産省担当者「ちょっと誤解がある」 ― キャリコネニュース 2018年7月31日

次世代自動車

読み方:じせだいじどうしゃ
英語:next-generation vehicle
英語:next-generation vehicles

二酸化炭素削減に寄与する次世代技術を搭載した自動車の総称。

一般社団法人次世代自動車振興センター「次世代自動車用語集」の解説によれば、次世代自動車には、ハイブリッドカー(HV)、電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド自動車、燃料電池自動車、クリーンディーゼル自動車などが含まれる。日本では新車乗用車の5割~7割を2030年までに次世代自動車とする目標が掲げられているという。

「次世代自動車」は英語では一般的にNext-Generation Vehiclesと訳されるが、これをNGVと略記してしまうと天然ガス自動車(Natural Gas Vehicle)と重複してしまうこともあり、次世代自動車をNGVと略す言い方はあまり用いられていない。

「次世代自動車」をおおむね代替し得る表現として「クリーンエネルギー車」(CEV)という呼び名も用いられている。ただしCEVにはハイブリッドカーが含まれておらず、まったく同じ概念というわけではない。

関連サイト:
次世代自動車用語集 ― 一般社団法人次世代自動車振興センター
クリーンエネルギー自動車とは? ― 一般社団法人次世代自動車振興センター

新エネルギー車

読み方:しんエネルギーしゃ
別名:新エネ車
別名:新能源車
英語:New Energy Vehicle
英語:NEV

中国の自動車産業においてEV(電気自動車)、FCV(燃料電池車)、およびPHV(プラグインハブリッドカー)の総称として用いられる語。従来の化石燃料に替わる新たな燃料を動力源とする自動車、および、そのような技術の総称。

中国政府は2016年に中国製造業の向こう10年間の展望を示したロードマップ(「中国製造2025」)を作成・公開している。これに基づき、中国市場で自動車を製造販売するメーカーには、2019年から一定割合以上のNEVを販売することが義務づけられることになる。

中国の「新エネルギー車」という区分は日本では用いられておらず、日本では「次世代自動車」あるいは「クリーンエネルギー自動車」(CEV)という括りがしばしば用いられている。「次世代自動車」はEV、FCV、PHVの他にHV(ハイブリッドカー)やクリーンディーゼル自動車なども含む括りであり、「新エネルギー車」とは一致しない。ちなみにハイブリッドカーはトヨタを筆頭に日本のメーカーが先行しているカテゴリーである。