2020年3月27日金曜日

リテラシー

英語:literacy

リテラシーの意味

リテラシーとは「物事を正確に理解し、活用できること」を表す語。リテラシーの語源は英語の「literacy」からきており、本来は「読み書きができる能力や知識」を指す言葉である。

ビジネス用語としてのリテラシー

ビジネス用語としては仕事に対する遂行能力が高いか、低いかといった評価をする場合によく使われる。リテラシーは単体で使われるケースもあるが、「メディアリテラシー」や「ネットリテラシー」といったように、何かとセットになることが多い。例えば、メディアリテラシーはテレビやインターネットなどで発信された情報を把握し、正しく使用できる能力、ネットリテラシーはインターネットで情報収集した内容を的確に活用する能力を指す。

単にリテラシーと略して表現される場合はメディアリテラシーやネットリテラシーを示す場合が多い。他には、文化リテラシー、金融リテラシーといった語もある。文化リテラシーは、芸術や文学などの分野で人の心を動かせる能力のことである。金融リテラシーは、金融のルールや商品を幅広く網羅し活用できる能力のことである。株式や生命保険、仮想通貨などの知識の豊富な人を指す。

リテラシーの語の使い方


  • メディアリテラシーが低いため、間違った情報に流されてしまう
  • 彼はあまり社交的ではないが、ネットリテラシーは抜群なので、開発部門の仕事が向いてる
  • 株式で困ったら金融リテラシーが高い彼にアドバイスをもらおう
  • 君は一流大学を出ているだけあって、文化リテラシーが高いね


リテラシーとコンピテンシー

リテラシーと似たような意味をもつ言葉として「コンピテンシー」がある。コンピテンシーとは、仕事で高い業績をあげる人たちが共通して持っている行動の特性のことである。アメリカのハーバード大学によると、仕事ができる能力と、その人が持っている知能や学歴は必ずしもイコールではないというデータがある。コンピテンシーの高い人たちはさまざまな環境に対応する能力が優れており、コミュニケーションが上手に取れるのが特徴である。また、異文化に対する感受性が高く、グループを統率したり、新しい組織を生み出す能力も持っている。

コンピテンシーの特性を分析し、理解することができれば、一般層の人でも業務効率を上げることが可能である。そのため、多くの企業がコンピテンシー教育に力をいれている傾向にある。リテラシーとコンピテンシーとの違いを整理すると、リテラシーはあくまで能力の高さを示す概念といえる。一方、コンピテンシーは業務能力をアップさせるための行動特性といえる。