2017年12月4日月曜日

忖度

読み方:そんたく

「忖度」とは、「人の気持ちを察すること」であり、とりわけ「人の内心を察してうまく取り計らい対処すること」を意味する表現である。「忖度」の読み方は「そんたく」である。

「忖度」の「忖」の字には「推し量る・思量する」という意味がある。「忖」の字を使った熟語としては「忖度」の他に「思忖」「忖量」などが一応あるが、現代日本語では「忖度」以外の例に接する機会はほぼない。

「忖度」の「度(タク)」は、音読みであり、「ト」と共に漢音の読みの一種である。主に「量る・見積もる」という意味合いの熟語で用いられる読み方である。「度」を「タク」と読む熟語の例としては「支度(したく)」が挙げられる。


「忖度」は、2017年に、いわゆるモリカケ問題(森友・加計学園問題)における疑惑の所在を匂わせるキーワードとして、マスメディアに盛んに用いられた。直接に口利きしたわけではないが、口利きと言っても差し支えないようなやりとりが暗にあったのだろう、というような推測を表現する語として用いられる向きが多分にあった。

ユーキャン新語流行語大賞は「忖度」を「インスタ映え」と並ぶ2017年の年間大賞に選出している。