英語:opdivo
抗がん剤として用いられる薬剤の商品名。一般名はニボルマブ(Nivolumab)。日本では小野薬品工業が販売している。
オプジーボはがん細胞による免疫機能への抑制を阻害し、免疫機能のがん細胞への攻撃を活性化する。つまり、免疫療法に属する。手術による治療が困難なタイプのがんや末期患者も治療の効果を得られる期待が高く、従来にないがん治療法として注目を集めている。
オプジーボは薬価の高さでも知られる。オプジーボによる治療を1年間続けるとすると1人あたり3000万円を超えるという試算がある。
2016年11月に厚生労働省は「市場拡大再算定」の仕組みを適用してオプジーボの薬価引き下げを促す方針を公表している。