2010年11月22日月曜日

通貨安競争

読み方:つうかやすきょうそう

輸出拡大などを目的として、各国が為替介入などを通じてお互いに自国の為替レートが通貨安になるよう誘導する競争のこと。

日本では、日本銀行が2010年9月15日に2兆1249億円規模で「米ドル買い・日本円売り」の為替介入(外国為替平衡操作)を実施している。また、米国では、2010年11月3日に米国の中央銀行にあたるFRB(連邦準備制度理事会)が、6000億ドル規模で米国債の購入を実施するという発表するなど(通称「QE2」と呼ばれる)、世界的な規模で通貨安競争が激化している。

関連サイト:
外国為替平衡操作の実施状況 - 財務省