2011年4月27日水曜日

新耐震基準

読み方:しんたいしんきじゅん

建築基準法が1981年に新たに適用した耐震基準。従来の耐震基準(旧耐震基準)に比べ、厳しい耐震性が求められており、「倒れない」だけでなく「人の安全が確保される」点が重視されている。また、いわゆる「巨大地震」と呼ばれるクラスの地震がおきても倒壊しない水準が規定されている。

新耐震基準の施行後は、旧耐震基準に即した水準では建設の許可が下りない。旧耐震基準に基づき建てられた建築物は、築年数が古いということも意味するため、新耐震基準と比べて耐震性に関する危険性が高い。そのため、簡易的に耐震性を診断できる「誰でもできるわが家の耐震診断」などでも、建物が1981年以前のものか、それ以後のものか、という指標をある程度重視している。