2011年6月16日木曜日

老朽化原発

別名:ろうきゅうかげんぱつ

築年数が長く、老朽化が進行している原子力発電施設。

2011年6月時点で国内で稼動している商用の軽水炉のうち最も古いものは、1970年に営業運転が開始された「敦賀原発1号機」である。2010年で築40年を迎えた。当初の予定では築40年で廃炉とする計画だった。代替の炉の建設が遅れていることを背景に2016年まで運転を続けることが決まっている。

2011年3月に発生した福島第一原子力発電所の原発事故において、大きな被害をうけた原子炉のひとつである「原子炉1号機」は、国内で3番に古い原子炉であり、この事故発生の月に満40年を迎えた。